ルイジ・デ・ラウレンティス賞
ルイジ・デ・ラウレンティス賞 （伊：Il Premio Luigi De Laurentiis, 英：The Luigi De Laurentiis Award） は、ヴェネツィア国際映画祭の賞の一つ[1]。コンペティション部門、オリゾンティ部門、その他独立選出の部門を含めた全上映作品の中から初監督の長編作品を対象に選出される[2]。
概要
[編集]1996年に新設された。賞名は1992年に死去したイタリアのプロデューサーであるルイジ・デ・ラウレンティスを冠している。それ以前は1960年に新設された新人賞（Migliore Opera Prima）が1986年まで授与されていた。また、1955年には新人監督賞と冠した賞が授与された[3]。本項ではそれらの受賞対象も記載する。
受賞作品
[編集]新人監督賞
[編集]| 開催年 | 受賞作品 | 監督 | 国 |
|---|---|---|---|
| 1955年 | 逃亡者 Gli sbandati |
フランチェスコ・マゼッリ |  イタリア
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| 白い決死隊 Blekitny krzyz |
アンジェイ・ムンク |  ポーランド
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| Z mého zivota | ヴァーツラフ・クルシュカ |  チェコスロバキア
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| John and Julie | ウィリアム・フェアチャイルド | .svg){kind=small} イギリス
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| Les mauvaises rencontres | アレクサンドル・アストリュック |  フランス
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新人賞
[編集]| 開催年 | 受賞作品 | 監督 | 国 |
|---|---|---|---|
| 1960年 | 残酷な夜 La lunga notte del '43 |
フロレスターノ・ヴァンチーニ | イタリア
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| 1961年 | オルゴソロの盗賊 Banditi a Orgosolo |
ヴィットリオ・デ・セータ | イタリア
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| 1962年 | リサの瞳のなかに David and Lisa |
フランク・ペリー |  アメリカ合衆国
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| Los inundados | フェルナンド・ビリ |  アルゼンチン
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| 1963年 | En söndag i september | ヨルン・ドンナー |  スウェーデン
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| Le joli mai | クリス・マルケル ピエール・ロム |
フランス
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| 1964年 | La vie à l'envers | アラン・ジェシュア | フランス
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| 1965年 | Vaghe stelle dell'Orsa | ピョートル・トドロフスキー |  ソビエト連邦
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| 1966年 | 昨日からの別れ Abschied von gestern |
アレクサンダー・クルーゲ |  西ドイツ
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| チャパクア Chappaqua |
コンラッド・ルークス | アメリカ合衆国
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| 1967年 | Mahlzeiten | エドガー・ライツ | 西ドイツ
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| 1968年 | Het compromis | フィロ・ブレグスタイン |  オランダ
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| 1969年 - 1979年 |
- | - | - |
| 1980年 | Ajándék ez a nap | ペーテル・ゴタール |  ハンガリー
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| 1981年 | ドリー・ベルを憶えている? Sjecas Li Se, Dolly Bell |
エミール・クストリッツァ | .svg){kind=small} ユーゴスラビア
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| 1982年 | Sciopèn | ルチアーノ・オドリシオ | イタリア
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| De smaak van water | オーロウ・スーンケ | オランダ
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| 1983年 | マルチニックの少年 Rue Cases-Nègres |
ユーザン・パルシー | フランス
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| 1984年 | ソナチネ Sonatine |
ミシュリーヌ・ランクト |  カナダ
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| 1985年 | 熱砂の情事 Dust |
マリオン・ヘンセル |  ベルギー フランス
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| 1986年 | La película del rey | カルロス・ソリン | アルゼンチン
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ルイジ・デ・ラウレンティス賞
[編集]| 開催年 | 受賞作品 | 監督 | 国 |
|---|---|---|---|
| 1996年 | 消滅の年代記 Chronicle of a Disappearance |
エリア・スレイマン |  イスラエル パレスチナ
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| 1997年 | Tano da morire | ロベルタ・トーレ | イタリア
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| 1998年 | Vivre au paradis | ブルレム・ゲルジュ | イタリア
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| 1999年 | Questo è il giardino | ジョヴァンニ・ダヴィデ・マデリナ | イタリア
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| 2000年 | La faute à Voltaire | アブデラティフ・ケシシュ | フランス
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| 2001年 | Kruh in mleko | ヤン・シヴィトコヴィッチ |  スロベニア
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| 2002年 | The Magdalene Sisters | スピロ・シモーネ フランチェスコ・スフラメーリ |
イタリア
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| Roger Dodger | ディラン・キッド | アメリカ合衆国
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| 2003年 | 父、帰る Возвращение |
アンドレイ・ズビャギンツェフ |  ロシア
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| 2004年 | 長い旅 Le grand voyage |
イスマエル・フェルーキ | フランス モロッコ
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| 2005年 | 13/ザメッティ 13 Tzametti |
ゲラ・バブルアニ |  ジョージア
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| 2006年 | Khadak | ピーター・ブロッセン ジェシカ・ウッドワース |
ベルギー
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| 2007年 | La zona | ロドリゴ・プラ |  スペイン
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| 2008年 | 8月のランチ Pranzo di ferragosto |
ジャンニ・ディ・グレゴリオ | イタリア
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| 2009年 | Engkwentro | ぺぺ・ディオノ |  フィリピン
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| 2010年 | Çogunluk | セラン・ユジャ |  トルコ
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| 2011年 | Là-bas | グイド・ロンバルディ | イタリア
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| 2012年 | Küf | アリ・アイドゥン | トルコ
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| 2013年 | White Shadow | ノアズ・デシュ |  タンザニア
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| 2014年 | Court | チャイターヤ・タムハーネ |  インド
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関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “Alice Rohrwacher President of the International Jury for the Venice Award for a Debut Film”. Biennale. 27 July 2014閲覧。
- ^ “Venice Film Festival”. IMDb. 20 August 2014閲覧。
- ^ “Venice Film Festival (1955)”. IMDb. 20 August 2014閲覧。
外部リンク
[編集]| 年別 |
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| 公式賞 | |
| かつての賞 | |
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