ラヴィール
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『ラヴィール』は宝塚歌劇団の舞台作品。雪組[1][2][3]公演。形式名は「グランド・レビュー[1][2][3]」。22場[1][2][3]。
作・演出は中村一徳[1][2][3]。併演作品は『浅茅が宿[1][2][3]』。
解説
[編集]※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[4]参考。
「ラヴィール」・・・。"心奪う"というタイトルのこの作品は、宝塚の伝統でもある豪華絢爛なレビューに、エジプトを舞台にした黒豹の激しいナンバーや、パッションが作裂するジプシーの世界など、テンポある現代的なダンス場面を織り交ぜ構成された、華やかなレビュー。趣向をこらえたレビュー独特の世界、その華麗さ、醍醐味を伝えるという、原点からの出発を目指して作られた作品。
公演期間と公演場所
[編集]- 1998年8月7日 - 9月14日 宝塚大劇場[1]
- 1998年11月28日 - 12月26日 TAKARAZUKA1000days劇場(東京公演)[2]
- 1999年2月2日 - 2月21日 中日劇場(名古屋公演)[3]
スタッフ
[編集]※氏名の後ろに「宝塚[1]」「東京[2]」「中日[3]」の文字がなければ全劇場共通。
- 作曲・編曲:西村耕次/甲斐正人/鞍富真一
- 編曲:小高根凡平
- 音楽指揮:佐々田愛一郎
- 振付:名倉加代子/家城比呂志/藍エリナ/大谷盛雄/宮崎渥巳
- 装置:関谷敏昭
- 衣装:任田幾英
- 照明:勝柴次朗
- 音響:加門清邦
- 小道具:伊集院撤也
- 効果:木多美生
- 演出助手:藤井大介
- 装置補:広森守
- 衣装補:河底美由紀
- 舞台進行:表原渉
- 舞台監督:藤村信一(東京)/松河春夫(東京)/藤田秀二(東京)/古賀祐治(東京)
- 舞台美術:株式会社宝塚舞台(東京)
- 演奏:宝塚管弦楽団
- 制作:村上信夫
主な配役
[編集]宝塚・東京
[編集]宝塚[1]
- レビュー・エトワール、レビューの紳士S、豹S、ジプシーの男S、踊る男S、踊る紳士S、パレードの紳士S - 轟悠
- レビューの淑女S、エジプトの娘、ジプシーの女S、踊る女S、踊る淑女S、パレードの淑女S - 月影瞳
- レビューの紳士A、紳士S、ジプシーの男A、踊る男A、踊る男S、パレードの紳士A - 香寿たつき
- レビューの紳士A、ジプシーの男A、踊る男A、パレードの紳士A - 汐風幸
- レビューの紳士A、豹、ジプシーの男A、踊る男A、パレードの紳士A - 安蘭けい
東京の変更点[2]
- レビュー・ギャルソン、豹、歌う男、踊る男、パレードの歌手 - 成瀬こうき
中日
[編集]- レビューエトワール、レビューの紳士S、豹S、ジプシーの男S、踊る男S、踊る紳士S、パレードの紳士S - 轟悠[3]
- レビューの淑女S、エジプトの娘、ジプシーの女S、踊る女S、踊る淑女S、パレードの淑女S - 月影瞳[3]
- レビューの紳士A、紳士S、ジプシーの男A、踊る男A、歌う男S、パレードの紳士A - 香寿たつき[3]
- レビューの紳士A、豹、ジプシーの男A、踊る男A、踊る紳士A、パレードの紳士A - 安蘭けい[3]
- レビューの紳士A、豹、ジプシーの男A、踊る男A、歌う紳士A、パレードの紳士A - 成瀬こうき[3]
- 淑女S、淑女A、エトワール - 紺野まひる[3]
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 編集:森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子、執筆:國眼隆一『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年4月20日。ISBN 4-484-04601-6。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。