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マツダ・ユーノス100

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ユーノス100から転送)
マツダ・ユーノス100
BG5/8PE型
フロント(欧州仕様「マツダ323F」)
リア(欧州仕様「マツダ323F」)
概要
別名 ファミリアアスティナ
マツダ323F
製造国 日本の旗 日本
販売期間 1989年10月 - 1994年
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアハッチバッククーペ
駆動方式 前輪駆動
プラットフォーム マツダ・BGプラットフォーム
パワートレイン
エンジン B5-DE型 1.498L 直列4気筒
BP-ZE型 1.839L 直列4気筒
最高出力 81kW(110PS)/6,500rpm[1]
99kW(135PS)/7,000rpm
最大トルク 126Nm(12.9kgm)/5,500rpm[1]
156Nm(16.0kgm)/4,500rpm
変速機 4速AT/5速MT
サスペンション
ストラット
ストラット
車両寸法
ホイールベース 2,500mm
全長 4,260mm
全幅 1,675mm
全高 1,335mm
車両重量 1,010-1,060kg
その他
最低地上高 150mm
トレッド 前:1,430mm
後:1,435mm
系譜
後継 マツダ・ランティスへ統合
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ユーノス100 (EUNOS 100)は、マツダが展開していた販売店ブランドユーノスで、1989年から1994年にかけて販売され、Cセグメントに属していた[2]5ドアハッチバッククーペである。

概要

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1989年10月から販売が開始された。ユーノス100は、当時マツダが推し進めていた販売店舗網の多チャンネル化に伴い、すでに同年2月に販売されていたファミリアアスティナをベースに、バンパーモールのカラード化やホイールキャップといった主要パーツの一部意匠変更を施したバッジエンジニアリングモデルで、同社が展開していた販売店ブランドユーノスのエントリーモデルとして位置づけられていた。燃料タンク容量は50L、燃費は9.8km/L-14.0km/L[3]

主要パーツの一部意匠変更のほか、当初ファミリアアスティナには設定されていなかったBP-ZE型 1.8Lエンジンを搭載したグレードがユーノス100専用のモデルとして設けられるなど、両車との差別化は図られたものの販売は思うように振るわず、最終的に1,000台あまりが生産されるにとどまるなど苦戦を強いられた[4]

なお、ユーノス100の販売はファミリアのモデルチェンジを受け1994年をもって打ち切られている。

ラインナップ

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グレード名称 生産年度 車両型式 排気量 新車価格 備考
1.5 タイプA (5速MT) 1989年10月-1994年5月 E-BG5PE 1.498L 142.8万円 ファミリアアスティナとの主な相違点
・外装:バンパーモールのカラード化。
・フロートタイプのリアスポイラー。
・ウインカーレンズのボディーカラーのストライプ追加。
・内装:本革巻き4本スポークステアリング、本革シートの標準装備化。(タイプB)
1.5 タイプA (4速AT) 151.1万円
1.5 タイプB (5速MT) 156.0万円
1.5 タイプB (4速AT) 164.3万円
1.8 タイプB (5速MT) E-BG8PE 1.839L 173.0万円
1.8 タイプB (4速AT) 181.3万円
1.5 タイプX (5速MT) 1991年3月-1994年5月 E-BG5PE 1.498L 147.8万円

高級オーディオを装備した特別仕様車「タイプX」を新設定。

1.5 タイプX (4速AT) 156.1万円

ファミリアアスティナ(以下アスティナ、国外仕様のマツダ323F含む)との相違点

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  • ユーノス100には1.8Lエンジン搭載モデルが設定されているのに対し、アスティナには当初、その設定がなかった。
  • ユーノス100は全車DOHCエンジンが搭載されているのに対し、アスティナはDOHCエンジンの他、SOHCエンジンの搭載設定もあった。
  • リアスポイラーの形状が異なる[5]

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b 5速MT搭載車数値。4速AT搭載車数値は、最高出力:77kW(105PS)/6,000rpm 最大トルク:129Nm(13.2kgm)/5,000rpm
  2. ^ ただし2016年現在の基準に置き換えた場合だと、フルBセグメント、もしくはサブコンパクトカー扱いとなる。
  3. ^ 10モード走行(国土交通省審査値)
  4. ^ ガリバーインターナショナルホームページ>HOME>車カタログ情報>ユーノス>100
  5. ^ ボクらのヤングタイマー列伝:第33回『マツダ・ファミリアアスティナ』コンセプトが突飛すぎたのか日本では販売が苦戦も欧州ではスマッシュヒット!”. CARSMEET WEB (2022年12月22日). 2023年1月1日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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