マツダ・ユーノスカーゴワゴン
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ユーノスカーゴワゴン (EUNOS CARGO WAGON)は、マツダが展開していた販売店ブランドユーノスで、1990年から1993年にかけて販売された、Cセグメントに属するキャブオーバー型ワンボックスである。
概要
[編集]マツダ・ユーノスカーゴワゴン | |
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Photo:MAZDA BONGO WAGON | |
概要 | |
別名 |
E-Series スペクトロン ボンゴ ※50音順 |
製造国 | 日本 |
販売期間 | 1990年-1993年 |
ボディ | |
乗車定員 | 8名 |
駆動方式 | FR/AWD |
パワートレイン | |
エンジン |
FE型 1.998L 直列4気筒 RF型 1.998L 直列4気筒 |
最高出力 |
60kW(82PS)/5,000rpm 56kW(76PS)/4,000rpm |
最大トルク |
152Nm(15.5kgm)/2,500rpm 171Nm(17.5kgm)/2,000rpm |
変速機 | 5MT/4AT |
前 |
前:ダブルウィッシュボーン 後:車軸式半楕円板ばね |
後 |
前:ダブルウィッシュボーン 後:車軸式半楕円板ばね |
車両寸法 | |
全長 | 4,330mm |
全幅 | 1,645mm |
全高 |
1,930mm[1] (FR車) 1,980mm[1] (AWD車) |
車両重量 | 1,380kg-1,650kg |
その他 | |
トレッド |
前:1,415mm (FR車) 後:1,370mm (FR車) 前:1,450mm (AWD車) 後:1,390mm (AWD車) |
最小回転半径 |
4.3m (FR車) 5.1m (AWD車) |
系譜 | |
後継 | ボンゴ(マツダブランド)に転換 |
1990年2月から販売が開始された。ユーノスカーゴワゴンは、当時マツダが推し進めていた販売店舗網の多チャンネル化に伴い、すでに1983年9月に販売されていたボンゴワゴンをベースに、ボディサイドのストライプといった主要パーツの一部意匠変更を施したバッジエンジニアリングモデルで、同社が展開していた販売店ブランドユーノスのファミリーユース向けモデルとして位置づけられていた(ワゴンのほかボンゴの商用車仕様にあたる「ユーノスカーゴバン」「ユーノスカーゴトラック」も存在した)。
主要パーツの一部意匠変更のほか、ボンゴワゴンには設定されない「ブリリアントブラック/シルエットシルバーマイカ」の2トーンカラーがユーノスカーゴワゴン専用色としてボディカラーに設けられるなど、両車との差別化は図られたものの販売は思うように振るわず、結果として苦戦を強いられることとなった。
(バンとトラックも含め)ユーノスカーゴの販売は1993年7月をもって打ち切られ、翌月にマイナーチェンジを実施するボンゴワゴンに統合されることとなった。なお、同車の販売が打ち切られた後も、ボンゴワゴンは引き続き1999年まで販売されている。
→詳細は「マツダ・ボンゴ」を参照
ラインナップ
[編集]グレード名称 | 生産年度 | 車両型式 | 排気量 | 新車価格 |
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2.0 (5MT) | 1990年2月-1993年7月 | E-SSE8WE | FE型 1.998L | 172.0万円 |
2.0 (4AT) | 179.3万円 | |||
2.0 サンルーフ (5MT) | 179.7万円 | |||
2.0 サンルーフ (4AT) | 187.0万円 | |||
2.0 ディーゼルターボ (5MT) | Q-SSF8WE | RF型 1.998L | 181.5万円 | |
2.0 ディーゼルターボ (4AT) | 188.8万円 | |||
2.0 サンルーフ ディーゼルターボ (5MT) | 189.2万円 | |||
2.0 サンルーフ ディーゼルターボ (4AT) | 196.5万円 | |||
2.0 ディーゼルターボ 4WD (5MT) | Q-SSF8RE | 208.9万円 | ||
2.0 サンルーフ ディーゼルターボ 4WD (5MT) | 216.6万円 | |||
2.0 X (5MT) | 1993年2月-1993年7月 | 188.0万円 | ||
2.0 X (4AT) | 196.1万円 | |||
2.0 RV-X (5MT) | 207.8万円 | |||
2.0 RV-X (4AT) | 216.9万円 |