ロイヤル・ユニオン・サン＝ジロワーズ
| ロイヤル・ユニオン・サン＝ジロワーズ | |||
|---|---|---|---|
 | |||
| 原語表記 | Royale Union Saint-Gilloise | ||
| 愛称 |
Les Unionistes Union 60 | ||
| クラブカラー | 黄・青 | ||
| 創設年 | 1897年 | ||
| 所属リーグ | ベルギー・ファースト・ディビジョンA | ||
| 所属ディビジョン | 1部 | ||
| ホームタウン | サン＝ジル | ||
| ホームスタジアム |
 スタッド・ジョゼフ・マリアン(所在地:フォレ) | ||
| 収容人数 | 8,000 | ||
| 代表者 |
 トニー・ブルーム[1] | ||
| 監督 |
 セバスチャン・ポコニョーリ | ||
| 公式サイト | 公式サイト | ||
| |||
| ■テンプレート（■ノート）■サッカークラブPJ | |||
ロワイヤル・ユニオン・サン＝ジロワーズ (フランス語: Royale Union Saint-Gilloise) 、通称ユニオン (Union) は、ベルギー・ブリュッセル首都圏地域のサン＝ジルにホームを置くサッカークラブである。 サン・ジロワと明記される場合もある。
歴史
[編集]クラブは1897年に創設され、1904年を皮切りとして11度のベルギーチャンピオンに輝いた。第二次世界大戦以前のベルギーサッカー界における主要チームであり、1933年から1935年にかけて60試合連続無敗というベルギー記録を樹立した。1900年代序盤には、UEFAによって公式に認められたものではない最初期のヨーロッパのカップ戦において優勢を誇った。
1958年から1965年にかけてインターシティーズ・フェアーズカップに出場（もっとも当時の同大会への出場は国内リーグの成績とは関連していなかった）し、1958-60大会では準々決勝でASローマを降し、準決勝に進出した。1963年に2部に降格し、さらに1980年には一番下の全国リーグに降格した。
2018年にクラブ創設120周年を迎えた。
2018年5月21日にイングランド・プレミアリーグ所属のブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンのオーナーであるトニー・ブルームが新オーナーになったと発表した[2]。
2020-21シーズン、ベルギー・ファースト・ディビジョンBで優勝し、1972-73シーズン以来のトップリーグ昇格を果たした。
2021-22シーズン昇格1年目ながら快進撃を続け、レギュラーシーズンを1位で終える。プレーオフでクラブ・ブルージュの後塵を拝し、惜しくも優勝はならなかった[3]。
2022-23シーズンはレギュラーシーズンを2位で終え、2年連続のプレーオフ進出。最終節のクラブ・ブルージュ戦、勝てば88年ぶりの優勝が決まる状況で、89分から3失点し1-3で敗戦、3位に終わった[4]。
2023-24シーズンのベルギーカップにて、110年ぶり3度目の優勝を果たした[5]。
タイトル
[編集]国内タイトル
[編集]- ベルギー・ファーストディビジョン：11回
- 1903-04, 1904-05, 1905-06, 1906-07, 1908-09, 1909-10, 1912-13, 1922-23, 1932-33, 1933-34, 1934-35
- ベルギー・セカンドディビジョン：1回
- 1963-64, 2020-21
- ベルギー・サードディビジョンA：2回
- 1975-76, 1983-84
- ベルギー・サードディビジョンB：1回
- 2003-04
- ベルギー・カップ：3回
- 1912-13, 1913-14, 2023-24
- ベルギー・スーパーカップ：1回
- 2024
国際タイトル
[編集]- クープ・ポントス：3回
- 1905, 1906, 1907
- クープ・デュピュイシュ：1回
- 1914
過去の成績
[編集]| シーズン | リーグ戦 | プレーオフ | ベルギーカップ | 欧州カップ/その他 | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ディビジョン | 試 | 勝 | 分 | 負 | 得 | 失 | 点 | 順位 | |||||
| 2015-16 | ディビジョンB | 32 | 15 | 6 | 11 | 50 | 34 | 51 | 6位 | 6回戦敗退 | — | ||
| 2016-17 | 28 | 9 | 8 | 11 | 33 | 34 | 35 | 5位 | 5回戦敗退 | — | |||
| 2017-18 | 28 | 8 | 8 | 12 | 32 | 33 | 32 | 6位 | 3位 | 6回戦敗退 | — | ||
| 2018-19 | 28 | 13 | 6 | 9 | 41 | 29 | 45 | 3位 | 2位 | ベスト4 | — | ||
| 2019-20 | 28 | 11 | 12 | 5 | 43 | 32 | 45 | 4位 | ベスト8 | — | |||
| 2020-21 | 28 | 22 | 4 | 2 | 69 | 24 | 70 | 1位 | ベスト16 | — | |||
| 2021-22 | JPL | 34 | 24 | 5 | 5 | 78 | 27 | 77 | 1位 | 2位 | 6回戦敗退 | — | |
| 2022-23 | 34 | 23 | 6 | 5 | 70 | 41 | 75 | 2位 | 3位 | ベスト4 | CL EL |
予選3回戦敗退 ベスト8 | |
| 2023-24 | 30 | 21 | 7 | 2 | 63 | 31 | 70 | 1位 | 2位 | 優勝 | EL ECL |
GS敗退 ラウンド16敗退 | |
| 2024-25 | |||||||||||||
欧州の成績
[編集]| シーズン | 大会 | ラウンド | 対戦相手 | ホーム | アウェー | 合計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1958-60 | インターシティーズ・フェアーズカップ | 1回戦 |  Leipzig XI
|
6-1 | 0-1 | 6-2 | 
|
| 準々決勝 |  ローマ
|
2-0 | 1-1 | 3-1 |
| ||
| 準決勝 | バーミンガム
|
2-4 | 2-4 | 4-8 | 
| ||
| 1960-61 | インターシティーズ・フェアーズカップ | 1回戦 | ローマ
|
0-0 | 1-4 | 1-4 |
|
| 1961-62 | インターシティーズ・フェアーズカップ | 1回戦 |  ハーツ
|
1-3 | 0-2 | 1-5 |
|
| 1962-63 | インターシティーズ・フェアーズカップ | 1回戦 | .svg){kind=small} マルセイユ
|
4-2 | 0-1 | 4-3 |
|
| 2回戦 |  ディナモ・ザグレブ
|
1-0 | 1-2 | 2-2 (2-3 p) |
| ||
| 1964-65 | インターシティーズ・フェアーズカップ | 1回戦 | ユヴェントス
|
0-1 | 0-1 | 0-2 |
|
| 2022-23 | チャンピオンズリーグ | 予選3回戦 | レンジャーズ
|
2-0 | 0-3 | 2-3 |
|
| ヨーロッパリーグ | グループD |  ウニオン・ベルリン
|
0-1 | 1-0 | 1位 |
| |
 マルメ
|
3-2 | 2-0 | |||||
 ブラガ
|
3-3 | 2-1 | |||||
| ラウンド16 | ウニオン・ベルリン
|
3-0 | 3-3 | 6-3 |
| ||
| 準々決勝 | レバークーゼン
|
1-4 | 1-1 | 2-5 |
| ||
| 2023-24 | ヨーロッパリーグ | 予選4回戦 |  ルガーノ
|
2-0 | 1-0 | 3-0 |
|
| グループE | トゥールーズ
|
1-1 | 0-0 | 3位 |
| ||
| リヴァプール
|
2-1 | 0-2 | |||||
 LASK
|
2-1 | 0-3 | |||||
| カンファレンスリーグ | 決勝PO | アイントラハト・フランクフルト
|
2-2 | 2-1 | 4-3 |
| |
| ベスト16 |  フェネルバフチェ
|
0-3 | 1-0 | 1-3 |
| ||
| 2024-25 | チャンピオンズリーグ | 第3回戦 |  スラヴィア・プラハ
|
0-1 | 1-3 | 1-4 |
|
現所属メンバー
[編集]2024年8月29日[6]
注：選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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ローン移籍
[編集]- in
注：選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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- out
注：選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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歴代監督
[編集]
ギー・ティス 1969-1973
ファゼカシュ・ラースロー 1992-1994- フェリス・マズ 2020-2022
- カレル・ゲラルツ 2022-2023
アレクサンダー・ブレッシン 2023-2024- セバスチャン・ポコニョーリ 2024-
歴代所属選手
[編集]
ヨナス・バガー 2019-2022- シーベ・ファン・デル・ヘイデン 2019-
- セバスチャン・ポコニョーリ 2020-2021
バルト・ニューコープ 2021-
町田浩樹 2022-
- ガビ・ムディンガイ 1998-2000
セバスティアン・シアニ 2008- 古賀俊太郎 2018
- カスパー・ニールセン 2019-2022
テディ・テウマ 2019-2023- 三笘薫 2021-2022
カツペル・コズウォフスキ 2022
サンハリブ・マルキ 2002-2005
フェリペ・アベナッティ 2021-2022
アレックス・ミジャン 2022
脚注
[編集]- ^ http://www.rusg.brussels/article/communique-officiel-3/en
- ^ http://www.theargus.co.uk/sport/16239606.Done_deal__Albion_chairman_completes_Belgian_club_takeover
- ^ “ベルギー・リーグ2021-22特集ページ”. ゲキサカ. 2023年6月8日閲覧。
- ^ “ベルギー・リーグ2022-23特集ページ”. ゲキサカ. 2023年6月8日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2024年5月10日). “町田浩樹が決勝ゴール サンジロワーズ１１０年ぶり優勝 サッカーのベルギー杯決勝”. 産経新聞：産経ニュース. 2024年5月10日閲覧。
- ^ “Teams” (英語). RUSG. 2024年8月29日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- ロイヤル・ユニオン・サン＝ジロワーズ (unionstgilloise) - Facebook
- ロイヤル・ユニオン・サン＝ジロワーズ (@UnionStGilloise) - X（旧Twitter）
- ロイヤル・ユニオン・サン＝ジロワーズ (@rusg.brussels) - Instagram
- ロイヤル・ユニオン・サン＝ジロワーズ (@rusg.brussels) - TikTok
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