ヤチャ節
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ヤチャ節(ヤチャぶし)は、兵庫県北部で歌い継がれている踊りである。
発祥と変遷
[編集]発祥は定かでないが、「八調」「八千代」「夜蝶」を語源とする説もある[1]。
1804年(享和4年)の『福井髭風文集』によると、豊岡市の九日市地域がヤチャ節の発祥地で[2]、旧神美村の盆踊り唄「ヤチア」の歌詞の冒頭は「ヤチアが習いたきや九日市にござれ / ヤチアは九日市が上手でござる」というものである[3]。
旧豊岡町内の「ヤチャ踊り」は「ベロベロ踊り」に取って代わられた[2]。
1977年(昭和52年)に旧日高町無形文化財に指定され[1]、日高町夏栗では毎年8月20日の弘法大師祭(二十日盆)の際にそうだろ節とヤチャ節が踊られる[4]。
出典
[編集]参考文献
[編集]- 豊岡市史編集委員会編『豊岡市史』上巻、豊岡市、1981年
- 豊岡市歴史文化遺産活用活性化事業実行委員会編『豊岡市の祭礼・年中行事調査報告書』、2017年
- 日高町制50周年記念誌編集委員会編『ひだか辞典』、日高町、2005年