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そうだろ節

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

そうだろ節(そうだろぶし)は、兵庫県豊岡市日高町神鍋高原周辺で歌い継がれている踊りである。

由来

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1732年享保17年)に江戸の奉行所によってなされた山論解決の沙汰を祝う宴席で歌われ出したことに由来があるとされるが、歌詞の変遷は定かでない[1]

歌詞の冒頭は「ソーダロ / ソーダロ / ソーダロヤ / めでためでたの / 若様よナ」である[1]

昭和以降の状況

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1950年昭和25年)に酒盃を飲む踊りが振り付けられた[2]

1977年には日高町無形文化財に指定され、神鍋民謡保存会が中心となって踊り伝えられている[2]

日高町夏栗では毎年8月20日の弘法大師祭(二十日盆)の際にそうだろ節とヤチャ節が踊られる[3]

出典

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  1. ^ a b 梅谷光信「第三部近世/第十六章文化のありさま/第一節行事と娯楽」(日高町史編集専門委員会議編『日高町史』上巻、pp.817-832、1976年7月)
  2. ^ a b 日高町制50周年記念誌編集委員会編『ひだか辞典』、pp.56-57、日高町、2005年3月
  3. ^ 本林靖久「夏栗の弘法大師祭(二十日盆・盆踊り)」(豊岡市歴史文化遺産活用活性化事業実行委員会編『豊岡市の祭礼・年中行事等調査報告書』、p.235、2017年3月)

参考文献

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  • 豊岡市歴史文化遺産活用活性化事業実行委員会編『豊岡市の祭礼・年中行事調査報告書』、2017年
  • 日高町史編集専門委員会議編『日高町史』上巻、1976年
  • 日高町制50周年記念誌編集委員会編『ひだか辞典』、日高町、2005年