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ムオニオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ムオニオ

Muonio
ムオニオ教会
ムオニオ教会
ムオニオの公式印章
印章
ムオニオの位置(フィンランド)
ムオニオの位置(フィンランド) 地図
北緯67度57分19.4秒 東経23度41分2.7秒 / 北緯67.955389度 東経23.684083度 / 67.955389; 23.684083
Country  フィンランド
ラッピ県
トゥントゥリ=ラッピ郡
面積
 • 合計 2,037.78 km2
 • 陸地 1,904.05 km2
 • 水域 133.73 km2
人口
(2022年12月31日)
 • 合計 2,282人
 • 密度 1.1人/km2
ウェブサイト www.muonio.fi

ムオニオフィンランド語: Muonio)は、フィンランドクンタ(基礎自治体)である[1][2][3]

概要

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パッラス・ユッラストゥントゥリ国立公園

ラッピ県のトゥントゥリ=ラッピ郡 (fi:Tunturi-Lapin seutukunta) に属する[4][5]。2022年12月31日時点において、人口は 2,282 人である[6]。2022年時点において、陸上面積は 1,904.05 平方キロメートル、水面面積は 135.73 平方キロメートルであり、総面積は 2,037.78 平方キロメートルである[2]

ムオニオは、世界保健機関によるクリーンエアリストの上位にランクインしており[7][8]、パッラス・ユッラストゥントゥリ国立公園 (en:Pallas-Yllästunturi National Park) には、最も清浄な空気が採取された地点の1つがある[1]。パッラス・ユッラストゥントゥリ国立公園は、フィンランドで3番目に大きい国立公園であり、ムオニオの他に、キッティラ、エノンテキオ、コラリにまたがる[9]

ムオニオには、ラップランド性能試験場 (Lapland Proving Ground) が設置されている[10]。ムオニオは、自治体の北部で木材を伐採することを認めないという声明を出している[11]。またこの地は、オーロラを観測することができる場所としても知られている[12][13]。ムオニオ教会 (fi:Muonion kirkko) は、建築家のチャールズ・バッシ (en:Charles Bassi) によって設計されたもので、1817年に建設された[14][15]

地理

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ムオニオ川

北はエノンテキオ (en:Enontekiö) と接しており、東はキッティラと、南はコラリ (en:Kolari) と接している[4]。西側に流れているムオニオ川 (en:Muonio (river)) が、スウェーデンとの国境となっている[16][17][18]北極線の北およそ 200 キロメートルに位置する[19]

パラス山 (en:Pallastunturi) やオロス山 (fi:Olostunturi) や Särkitunturi などの山がある[18][20]PakasaivoJerisjärvi の他に、SärkijärviÄkäsjärvi などの湖がある[21][20][22]

周辺

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北へおよそ 90 キロメートルほど行ったところには、カレスバント (en:Karesuvanto) があり[23]、北へおよそ 100 キロメートルほど行ったところには、エノンテキオがある[24]。北東へおよそ 46 キロメートルほど行ったところには、ラァタマ (fi:Raattama) があり、北西へおよそ 200 キロメートルほど行ったところには、キルピスヤルヴィがある[17]。南東へおよそ 81 キロメートルほど行ったところには、キッティラがあり[17]、南東へおよそ 230 キロメートルほど行ったところには、ロヴァニエミがある[24]

脚注

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  1. ^ a b Tips for sustainability communications”. Visit Finland. 2019年11月17日閲覧。
  2. ^ a b SUOMEN PINTA-ALA KUNNITTAIN 1.1.2019”. Maanmittauslaitos. 2019年11月17日閲覧。
  3. ^ オーロラと流星、オリオン座流星群”. ナショナル ジオグラフィック日本版 (2011年11月2日). 2019年11月17日閲覧。
  4. ^ a b ICT Loppuraportti”. Lapin maakunta (2019年4月30日). 2019年11月17日閲覧。
  5. ^ Matkailu tuo Tunturi-Lappiin 290 miljoonaa euroa”. Yle.fi (2019年10月29日). 2019年11月17日閲覧。
  6. ^ Tilastokeskuksen väestörakennetilasto”. Kuntaliitto. 2019年11月17日閲覧。
  7. ^ The 10 best places to avoid noise, light and air pollution”. KUSA-TV (2018年1月10日). 2019年11月17日閲覧。
  8. ^ The cleanest air in the world”. Visit Finland. 2019年11月17日閲覧。
  9. ^ National Park Pallas-Yllästunturi”. Metsähallitus. 2019年11月17日閲覧。
  10. ^ PROVING GROUND”. Lapland Proving Ground. 2019年11月17日閲覧。
  11. ^ Simo Sarkki (2011年). “’THE SITE STRIKES BACK’: MULTI-LEVEL FOREST GOVERNANCE AND PARTICIPATION IN NORTHERN FINLAND”. University of Oulu. 2019年11月17日閲覧。
  12. ^ Northern Lights: 11 places to see the aurora borealis”. CNN.com (2017年9月7日). 2019年11月17日閲覧。
  13. ^ NORTHERN LIGHTS”. Harriniva. 2019年11月17日閲覧。
  14. ^ Places of Interest in Muonio”. Tunturi-Lappi. 2019年11月17日閲覧。
  15. ^ Luonto joka lumoaa”. MUONIO. 2019年11月17日閲覧。
  16. ^ KUNNANOSA”. MUONIO (2012年10月29日). 2019年11月17日閲覧。
  17. ^ a b c Tunturi Lapin alue 2”. Tunturi-Lappi. 2019年11月17日閲覧。
  18. ^ a b 田淵洋・原芳生 (1992年2月1日). “フィンランド北部の岩海と礫質多角形土”. 日本地理学会. 2019年11月17日閲覧。
  19. ^ COLD IS THE NEW HOT IN FINLAND”. Finland Promotion Board. 2019年11月17日閲覧。
  20. ^ a b 6 days - From the Bothnian Bay to the high fells of Arctic Lapland”. Metsähallitus. 2019年11月17日閲覧。
  21. ^ Pakasaivo and the Kirkkopahta Seida Rock”. Metsähallitus. 2019年11月17日閲覧。
  22. ^ Kalastaja: Vähäinen kalastaminen tukehduttaa Muonion järvet pikkukalaan ja ruokakalaa tuodaan etelästä”. Yle.fi (2017年5月2日). 2019年11月17日閲覧。
  23. ^ Tarvantovaara Wilderness Area Directions and Maps”. Metsähallitus. 2019年11月17日閲覧。
  24. ^ a b Finnische Höhepunkte”. Fintouring. 2019年11月17日閲覧。

外部リンク

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