ミン・ユラ
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ミン・ユラ(右)と元パートナーのガメリン | ||||||||||
生誕 |
1995年8月15日(29歳) アメリカ合衆国 オレンジ郡 | |||||||||
身長 | 165 cm | |||||||||
選手情報 | ||||||||||
代表国 | 大韓民国 | |||||||||
パートナー | ダニエル・イートン | |||||||||
コーチ |
イーゴリ・シュピリバンド ファビアン・ブルザ グレッグ・ズーライン エイドリエンヌ・レンダ | |||||||||
所属クラブ | SC of Novi | |||||||||
ISUパーソナルベストスコア | ||||||||||
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ミン・ユラ | |
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各種表記 | |
ハングル: | 민유라[1] |
発音: | ミニュラ |
ローマ字: | MIN YU RA[1] |
ミン・ユラ(閔 釉羅[2]、英語: Yura Min 、朝鮮語: 민유라、1995年8月15日 - )は、アメリカ合衆国出身の大韓民国の女子フィギュアスケート選手(アイスダンス)。パートナーはダニエル・イートン、アレクサンダー・ガメリン、ティモシー・コレトなど。
経歴
[編集]韓国出身の両親の元に生まれる。イゴール・オガイと組んで全米選手権のジュニアクラスに出場し11位に入る。
2013年4月にシングルスケーターだったティモシー・コレトとカップルを結成。韓国所属のシニアのカップルが誕生するのは7年ぶりの事である[3]。2013-2014シーズン、ウクライナオープンで大会デビューを飾り9位。2014年10月、コレトとのカップルを解散した。
2015年4月、資金難により双子のきょうだいと共に引退したアレクサンダー・ガメリンが競技に復帰する形でカップルを結成した[4]。
2017-2018シーズン、平昌オリンピック最終予選のネーベルホルン杯で4位となり、韓国のオリンピック出場枠を獲得した。また、男子シングルでも出場枠を確保したため、団体戦への出場も決まった。平昌オリンピック団体戦では、SDで衣装のホックが外れるハプニングが発生した[5]。個人戦のSDでは、衣装に新たな布を縫い付けて演技。目標だったSD通過を決め、キス・アンド・クライでは涙を流した[6]。FDのプログラム、民謡「アリラン」の歌詞には、竹島の韓国名「独島」が含まれており、政治的な問題になる可能性があるとして、一部分を変更して演技。総合18位で大会を終えた。世界選手権では、FD進出に一歩届かず、前年から順位を落とし21位に終わった。シーズン終了後ガメリンとのカップルを解散した。
2018-2019シーズン、ダニエル・イートンとのカップルを結成した。
主な戦績
[編集]- 2019-2020シーズンからはダニエル・イートンとのカップル(韓国所属)
- 2015-2016シーズンから2017-2018シーズンまではアレクサンダー・ガメリンとのカップル(韓国所属)
- 2013-2014シーズンはティモシー・コレトとのカップル(韓国所属)
- 2012-2013シーズンはイゴール・オガイとのカップル(アメリカ所属)
大会/年 | 2012-13 | 2013-14 | 2014-15 | 2015-16 | 2016-17 | 2017-18 | 2019-20 |
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冬季オリンピック | 18 | ||||||
世界選手権 | 20 | 21 | |||||
四大陸選手権 | 10 | 8 | 8 | 7 | |||
韓国選手権 | 1 | 2 | 1 | 1 | |||
GPスケートアメリカ | 10 | ||||||
CSワルシャワ杯 | 7 | ||||||
CSアイススター | 5 | ||||||
CSネーベルホルン杯 | 8 | 6 | 4 | 9 | |||
CSネペラ杯 | 4 | 9 | |||||
CS USクラシック | 6 | ||||||
CSタリントロフィー | 5 | ||||||
CSアイスチャレンジ | 5 | ||||||
LPインターナショナル | 3 | ||||||
NRW杯 | 4 | ||||||
ニース杯 | 5 | ||||||
ババリアンオープン | 10 | ||||||
ウクライナオープン | 9 | ||||||
全米選手権 | 11 J |
- J - ジュニアクラス
詳細
[編集]2017-2018 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SD | FD | 結果 |
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2018年3月21日 - 25日 | 2018年世界フィギュアスケート選手権(ミラノ) | 21 58.82 |
- | 21 |
2018年2月19日 - 20日 | 平昌オリンピック(平昌) | 16 61.22 |
19 86.52 |
18 147.74 |
2018年2月9日 - 12日 | 平昌オリンピック 団体戦(平昌) | 9 51.97 |
- | 9 団体 |
2018年1月22日 - 27日 | 2018年四大陸フィギュアスケート選手権(台北) | 7 60.11 |
7 91.27 |
7 151.38 |
2017年10月26日 - 29日 | ISUチャレンジャーシリーズ アイススター(ミンスク) | 5 61.97 |
5 90.03 |
5 152.00 |
2017年9月27日 - 30日 | ISUチャレンジャーシリーズ ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 7 55.94 |
5 87.86 |
4 143.80 |
2017年9月21日 - 23日 | ISUチャレンジャーシリーズ オンドレイネペラトロフィー(ブラチスラヴァ) | 5 56.66 |
6 85.12 |
4 141.78 |
2016-2017 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SD | FD | 結果 |
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2017年3月27日 - 4月2日 | 2017年世界フィギュアスケート選手権(ヘルシンキ) | 19 57.47 |
20 79.24 |
20 136.71 |
2017年2月14日 - 19日 | 2017年四大陸フィギュアスケート選手権(江陵) | 8 59.01 |
8 85.68 |
8 144.69 |
2016年11月19日 - 25日 | ISUチャレンジャーシリーズ タリントロフィー(タリン) | 6 59.22 |
5 92.13 |
5 151.35 |
2016年10月21日 - 23日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(シカゴ) | 9 56.25 |
10 85.25 |
10 141.50 |
2016年9月22日 - 24日 | ISUチャレンジャーシリーズ ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 6 55.38 |
5 83.88 |
6 139.26 |
2016年9月14日 - 17日 | ISUチャレンジャーシリーズ USインターナショナルクラシック(ソルトレイクシティ) | 4 55.48 |
8 79.26 |
6 134.74 |
2016年7月27日 - 30日 | 2016年レークプラシッドアイスダンスインターナショナル(レークプラシッド) | 3 55.14 |
2 83.70 |
3 138.84 |
2015-2016 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SD | FD | 結果 |
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2016年2月16日 - 21日 | 2016年四大陸フィギュアスケート選手権(台北) | 9 55.23 |
8 83.19 |
8 138.42 |
2016年1月8日 - 10日 | 韓国フィギュアスケート選手権(ソウル) | 2 53.05 |
2 74.13 |
2 127.18 |
2015年11月26日 - 29日 | ISUチャレンジャーシリーズ ワルシャワ杯(ワルシャワ) | 7 46.50 |
7 73.34 |
7 119.84 |
2015年11月6日 - 8日 | 2015年NRW杯(ドルトムント) | 4 53.13 |
4 78.96 |
4 132.09 |
2015年10月27日 - 31日 | ISUチャレンジャーシリーズ アイスチャレンジ(グラーツ) | 6 40.48 |
5 67.28 |
5 107.76 |
2014-2015 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SD | FD | 結果 |
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2014年10月15日 - 19日 | 2014年ニース杯(ニース) | 6 40.04 |
4 68.84 |
5 108.88 |
2014年9月24日 - 27日 | ISUチャレンジャーシリーズ ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 8 40.10 |
8 63.36 |
8 103.46 |
2013-2014 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SD | FD | 結果 |
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2014年1月29日 - 2月2日 | 2014年ババリアンオープン(オーベルストドルフ) | 10 44.53 |
10 65.68 |
10 110.21 |
2014年1月20日 - 25日 | 2014年四大陸フィギュアスケート選手権(台北) | 8 45.12 |
10 66.11 |
10 111.23 |
2014年1月3日 - 5日 | 韓国フィギュアスケート選手権(高陽) | 1 41.64 |
1 63.85 |
1 105.49 |
2013年12月18日 - 21日 | 2013年ウクライナオープン(キエフ) | 8 41.26 |
10 63.43 |
9 104.69 |
2012-2013 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SD | FD | 結果 |
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2013年1月20日 - 27日 | 全米フィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(オマハ) | 12 32.45 |
10 57.18 |
11 89.63 |
プログラム使用曲
[編集]シーズン | SD | FD | EX |
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2017-2018 | サンバ:Despacito ボーカル:ルイス・フォンシ ルンバ:My All サンバ:Mujer Latina ボーカル:タリア |
韓国民謡:アリラン | Lollipop ボーカル:BIGBANG、2NE1 |
2016-2017 | ブルース:Your Heart is as Black as Night ヒップホップ:I Am the Best x Bang Bang Bang ボーカル:2NE1、BIGBANG |
映画『ニューシネマパラダイス』サウンドトラックより Cinema in Fiamme Runaway, Search and Run Love Theme for Nata 作曲:エンニオ・モリコーネ |
That Man ボーカル:ペク・チヨン |
2015-2016 | ワルツ:カルーセル 『シルク・ドゥ・ソレイユ』より ポルカ:Balade au boit d'une echelle 『シルク・ドゥ・ソレイユ』より 作曲:ブノワ・ジュトラ |
ビコーズ ゲット・バック ヒア・カムズ・ザ・サン ジ・エンド 曲:ビートルズ | |
2014-2015[7] | フラメンコ:Lucia 演奏:オスカー・ロペス パソドブレ:マラゲーニャ フラメンコFiesta Flamenca 演奏:モンティ・ケリー 振付:クリストファー・ディーン |
映画『ベルヴィル・ランデブー』より Belleville Rendez-Vous Under the Bridge Theme Bruno 作曲:ブノワ・シャレスト Suzy 曲:Caravan Palace 振付:クリストファー・ディーン | |
2013-2014 | クイックステップ:Kap'n Kid フォックストロット:Un mate in luca ボーカル:ラファエル・グアラッツィ 振付:イーゴリ・シュピリバンド |
ミュージカル『ノートルダム・ド・パリ』より 作曲:リシャール・コクシアント 振付:イーゴリ・シュピリバンド |
脚注
[編集]- ^ a b “민유라 MIN YU RA”. chosun.com 인물검색(人物検索). 朝鮮日報 (2018年8月22日). 2019年8月24日閲覧。
- ^ “image hosted at ImgBB”. ImgBB. 2023年7月30日閲覧。
- ^ The Inside Edge: Koleto ventures down new path
- ^ アレクサンダー・ガメリンのインスタグラム投稿
- ^ フィギュア衣装はだけるハプニング!韓国ミン・ユラ
- ^ 衣装はだけたミン・ユラ、今度はガッチリ フリーへ
- ^ The Inside Edge: Skaters debut new programs
参考文献
[編集]外部リンク
[編集]- ミン・ユラ (@yuraxmin) - X(旧Twitter)
- ミン・ユラ (@yuraxmin) - Instagram