マティルデ・ディ・サヴォイア
マティルデ(メヒティルト)・フォン・ザヴォイエン Mechthild (Matilde) von Savoyen | |
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プファルツ選帝侯妃 | |
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在位 | 1417年 - 1436年 |
出生 |
1390年ごろ |
死去 |
1438年5月14日 神聖ローマ帝国 プファルツ選帝侯領、ゲルマースハイム |
埋葬 |
神聖ローマ帝国 プファルツ選帝侯領、ハイデルベルク、聖霊教会 |
配偶者 | プファルツ選帝侯ルートヴィヒ3世 |
家名 | サヴォイア家 |
父親 | アカイア公アメデーオ |
母親 | カトリーヌ・ド・ジュネーヴ |
マティルデ・ディ・サヴォイア(イタリア語:Matilde di Savoia, 1390年ごろ - 1438年5月14日)は、プファルツ選帝侯ルートヴィヒ3世の妃。ドイツ語名はマティルデ(メヒティルト)・フォン・ザヴォイエン (Matilde (Mechthild) von Savoyen) 。
生涯
[編集]マティルデはピエモンテ領主およびアカイア公のアメデーオ・ディ・サヴォイアとカトリーヌ・ド・ジュネーヴの娘である[1]。母カトリーヌはヴィエノワのドーファンであるアンベール1世とアンヌ・ド・ブルゴーニュ(ブルゴーニュ公ユーグ3世の曽孫)の間の娘である[2]。アカイア公アメデーオはピエモンテ領主ジャコモとその3番目の妃マルグリット・ド・ボージュー(1346年 - 1402年)の間の息子である[3]。マルグリット・ド・ボージューはエドゥアール1世・ド・ボージューとマリー・ド・ティルの娘であった[4]。
1402年5月7日、マティルデの父アメデーオが死去し、ピネローロの聖フランチェスコ教会に埋葬された[5]。アメデーオには娘しかいなかったため、弟ルドヴィーコが継承した[6]。
マティルデは母カトリーヌと共に親族のサヴォイア伯アメデーオ8世がジュネーブ公領を売却することに反対していたが、1407年に母カトリーヌが死去すると、マティルデは自身の権利をアメデーオ8世に譲渡した。アメデーオ8世は1416年に初代サヴォイア公となった。
叔父ルドヴィーコはマティルデとヴィッテルスバッハ家のプファルツ選帝侯ルートヴィヒ3世との結婚を決めた。婚姻契約は1417年11月30日に結ばれ[7]、同日にピネローロの城でマティルデとルートヴィヒ3世の結婚式も行われた。ルートヴィヒ3世はローマ王ループレヒトとエリーザベト・フォン・ニュルンベルクの間の息子であった。
ルートヴィヒ3世にとってマティルデとの結婚は2度めで、最初にブランシュ・オブ・イングランドと結婚し1子ループレヒト(1406年 - 1426年)をもうけていた。
1436年にルートヴィヒ3世が死去した。その2年後の1438年5月14日にマティルデはゲルマースハイムで死去し、ハイデルベルクの聖霊教会に埋葬された。
子女
[編集]- メヒティルト(1419年 - 1482年) - ヴュルテンベルク伯ルートヴィヒ1世と結婚、後にオーストリア大公アルブレヒト6世と再婚。
- ルートヴィヒ4世(1424年 - 1449年) - プファルツ選帝侯(1436年 - 1449年)
- フリードリヒ1世(1425年 - 1476年) - プファルツ選帝侯(1451年 - 1476年)
- ループレヒト(1427年 - 1480年) - ケルン選帝侯
- マルガレーテ(1428年 - 1466年) - リーベナウの修道女
脚注
[編集]- ^ Histoire généalogique de la royale maison de Savoie, p. 342
- ^ De Allobrogibus libri novem, pp. 440 - 441
- ^ Histoire généalogique de la royale maison de Savoie, p. 333
- ^ Histoire généalogique de la royale maison de Savoie, pp. 331 - 332
- ^ Histoire généalogique de la royale maison de Savoie, p. 338
- ^ Histoire généalogique de la royale maison de Savoie, p. 343
- ^ Preuves de l'Histoire généalogique de la royale maison de Savoie, pp. 128 - 129
参考文献
[編集]- Rivail, Aymar. De Allobrogibus libri novem, ex autographo codice Bibliothecae Regis editi / cura et sumptibus Aelfredi de Terrebasse. [1]
- Guichenon, Samuel. Histoire généalogique de la royale maison de Savoie, justifiée par titres, fondations de monastères, manuscrits, anciens monuments, histoires et autres preuves authentiques. [2]
- Guichenon, Samuel. Preuves de l'Histoire généalogique de la royale maison de Savoie, justifiée par titres. [3]