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マイネカンナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マイネカンナ
2009年6月21日 阪神競馬場
欧字表記 Meine Canna
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛
生誕 2004年3月13日
登録日 2006年5月25日
抹消日 2009年12月10日
アグネスタキオン
タカラカンナ
母の父 サッカーボーイ
生国 日本の旗 日本北海道新冠町
生産者 ビッグレッドファーム
馬主 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
調教師 国枝栄美浦北
競走成績
生涯成績 28戦4勝
獲得賞金 1億579万6000円
勝ち鞍
GIII 福島牝馬ステークス 2008年
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マイネカンナ (Meine Canna) は日本競走馬繁殖牝馬。主な勝ち鞍は2008年福島牝馬ステークス

馬名冠名の「マイネ」と植物カンナが由来となっている。ラフィアンターフマンクラブにおける募集価格は14万×100口の1400万円。半兄2009年天皇賞・春を制したマイネルキッツ(父・チーフベアハート)がいる。

経歴

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競走馬時代

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2006年、中央競馬で競走馬デビュー。3戦目に初勝利を遂げ、2007年秋までに計3勝を記録した。

さらに格上挑戦となった愛知杯中山牝馬ステークスにて軽ハンデを活かし掲示板を確保するなどオープンクラスに定着。

2008年には福島牝馬ステークスを優勝し重賞制覇を成し遂げた他、初のGI競走となるヴィクトリアマイルにも出走(13着)を果たした。

これ以降も牝馬限定路線を中心に現役を続けたが、2度の入着がある他は結果を残せず2009年12月ターコイズステークス11着を最後に現役を引退となり、同月10日付けでJRA競走馬登録を抹消された[1]

引退後

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引退後はビッグレッドファームで繁殖入りした後、2024年にマイネルケレリウスが、産駒初の中央競馬オープン入りを果たしている。

競走成績

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年月日 競馬場 競走名 頭数 枠番 馬番 オッズ
(人気)
着順 騎手 斤量 距離(馬場) タイム
(上り3F)
タイム差 勝ち馬/(2着馬)
2006 6. 17 函館 2歳新馬 9 8 9 4.1 (2人) 2着 柴山雄一 54 芝1000m(良) 0:59.1 (35.2) 0.6 ローレルゲレイロ
7. 9 函館 2歳未勝利 12 7 9 3.2 (2人) 2着 柴山雄一 54 芝1200m(良) 1:12.7 (37.2) 0.1 ジャングルテクノ
7. 29 函館 2歳未勝利 7 1 1 1.4 (1人) 1着 柴山雄一 54 芝1200m(良) 1:11.9 (37.1) -0.3 (ラブカーナ)
11. 12 東京 赤松賞 500万下 15 4 7 30.3 (8人) 9着 蛯名正義 54 芝1600m(良) 1:37.0 (35.5) 0.9 ディーズメンフィス
2007 3. 18 中山 3歳500万下 16 2 4 43.0 (11人) 15着 後藤浩輝 54 芝1600m(良) 1:37.1 (36.6) 2.4 ムラマサノヨートー
5. 20 東京 カーネーションC 500万下 17 1 2 148.4 (16人) 10着 菊沢隆徳 54 芝1800m(良) 1:48.7 (36.4) 1.2 マチカネアマテラス
6. 10 東京 3歳上500万下 18 8 18 102.7 (14人) 5着 吉田隼人 53 芝1800m(稍) 1:50.0 (36.0) 0.5 ウエイクアイランド
7. 15 新潟 尖閣湾特別 500万下 16 4 7 24.4 (8人) 3着 吉田隼人 52 芝1800m(重) 1:47.4 (35.2) 0.4 サケダイスキ
8. 5 新潟 3歳上500万下 17 7 13 11.7 (6人) 1着 吉田隼人 52 芝1800m(良) 1:46.0 (34.2) -0.2 (アスクデピュティ)
10. 13 東京 昇仙峡特別 1000万下 9 8 8 3.2 (2人) 1着 吉田隼人 53 芝1800m(良) 1:46.9 (33.4) 0.0 (セプターレイン)
11. 10 東京 ユートピアS 1600万下 17 6 11 13.7 (6人) 7着 吉田隼人 53 芝1800m(稍) 1:48.9 (34.6) 0.4 ニシノマナムスメ
12. 2 中山 ターコイズS OP 15 6 11 27.6 (10人) 6着 田中博康 50 芝1600m(良) 1:33.9 (33.9) 0.5 コスモマーベラス
12. 15 中京 愛知杯 GIII 16 4 7 44.3 (10人) 5着 吉田豊 50 芝2000m(良) 1:59.2 (33.5) 0.3 ディアデラノビア
2008 2. 16 東京 初音S 1600万下 16 6 12 6.1 (4人) 4着 吉田隼人 55 芝1600m(良) 1:35.4 (34.0) 0.3 ハロースピード
3. 16 中山 中山牝馬S GIII 16 3 5 36.4 (13人) 2着 吉田豊 51 芝1800m(良) 1:48.5 (34.4) 0.1 ヤマニンメルベイユ
4. 26 福島 福島牝馬S GIII 16 1 2 8.0 (3人) 1着 吉田隼人 54 芝1800m(良) 1:47.1 (35.2) 0.0 (ハロースピード)
5. 18 東京 ヴィクトリアマイル GI 18 8 16 45.6 (11人) 13着 岩田康誠 55 芝1600m(良) 1:35.1 (33.9) 1.4 エイジアンウインズ
10. 19 東京 府中牝馬S GIII 18 4 8 54.1 (12人) 13着 大野拓弥 55 芝1800m(良) 1:46.4 (34.3) 0.9 ブルーメンブラット
11. 24 福島 福島記念 GIII 15 4 6 12.1 (6人) 9着 吉田隼人 53 芝2000m(良) 2:00.9 (36.7) 0.8 マンハッタンスカイ
12. 7 中山 ターコイズS OP 16 2 3 13.8 (7人) 15着 デムーロ 54 芝1600m(良) 1:35.7 (34.7) 1.0 ザレマ
2009 1. 4 中山 中山金杯 GIII 16 5 9 39.4 (12人) 11着 三浦皇成 53 芝2000m(良) 1:59.6 (35.7) 1.1 アドマイヤフジ
3. 15 中山 中山牝馬S GIII 16 1 2 44.9 (14人) 5着 松岡正海 53 芝1800m(稍) 1:49.5 (35.8) 0.4 キストゥヘヴン
4. 25 福島 福島牝馬S GIII 16 6 11 13.0 (5人) 9着 石橋脩 54 芝1800m(不) 1:55.0 (37.8) 1.3 ブラボーデイジー
6. 21 阪神 マーメイドS GIII 16 3 6 74.5 (14人) 11着 幸英明 53 芝2000m(良) 2:01.1 (34.9) 0.9 コスモプラチナ
8. 16 札幌 クイーンS GIII 14 1 1 20.9 (8人) 5着 三浦皇成 55 芝1800m(良) 1:48.5 (35.5) 0.3 ピエナビーナス
8. 23 札幌 札幌記念 GII 16 1 2 175.2 (12人) 8着 津村明秀 55 芝2000m(良) 2:01.2 (36.0) 0.5 ヤマニンキングリー
10. 18 東京 府中牝馬S GIII 18 6 12 44.5 (10人) 9着 石橋脩 55 芝1800m(良) 1:45.7 (35.0) 1.1 ムードインディゴ
12. 6 中山 ターコイズS OP 14 7 11 15.9 (9人) 11着 石橋脩 53 芝1600m(稍) 1:34.1 (35.5) 1.1 ウェディングフジコ

繁殖成績

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馬名 誕生年 毛色 馬主 厩舎 戦績 備考
初仔 マイネカンナの2011 2011年 栗毛 コンデュイット (未出走)
2番仔 エクソールナーレ 2012年 栗毛 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
→古川忠一
美浦・畠山吉宏
水沢・吉田司
13戦4勝 (引退)
3番仔 マイネルラディカル 2013年 栗毛 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
→男澤喜惠子
美浦・国枝栄
→水沢・三野宮通
6戦0勝 (引退)
4番仔 マイネルズイーガー 2014年 栗毛 アイルハヴアナザー (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
→北原大史
美浦・国枝栄
→美浦・武藤善則
浦和・横山保
笠松・笹野博司
盛岡・飯田弘道
→浦和・横山保
53戦6勝 (引退)
5番仔 ハヴアサニーデイ 2015年 栗毛 杉浦和也 高知・田中譲二 68戦4勝 (引退)
6番仔 フロラシオン 2016年 栗毛 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
→道地房男
美浦・国枝栄
名古屋・今津博之
→水沢・佐藤祐司
30戦2勝 (引退)
7番仔 マイネルチェスト 2017年 栗毛 キングカメハメハ (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
→(株)ウィル
→石澤純平
美浦・国枝栄
高知・打越勇児
→佐賀・手島勝利
金沢高橋優子
→水沢・三野宮通
57戦5勝 (引退)
9番仔 マイネルケレリウス 2020年 鹿毛 ルーラーシップ (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン 美浦・奥村武 15戦4勝 (現役)
10番仔 マイネルブリックス 2021年 黒鹿毛 ブリックスアンドモルタル 美浦・黒岩陽一 11戦2勝 (現役)
11番仔 シュトレームング 2022年 栗毛 ゴールドシップ 美浦・和田雄二 (デビュー前)
  • 2024年10月6日現在


血統表

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マイネカンナ血統サンデーサイレンス系 / アウトブリード (血統表の出典)

アグネスタキオン
1998 栗毛
父の父
*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
アグネスフローラ
1987 鹿毛
*ロイヤルスキー Raja Baba
Coz o'Nijinsky
アグネスレディー *リマンド
イコマエイカン

タカラカンナ
1993 栗毛
サッカーボーイ
1985 栃栗毛
*ディクタス Sanctus
Doronic
ダイナサッシュ *ノーザンテースト
ロイヤルサッシュ
母の母
*クリムゾンラトラー
Crimson Rattler
1979 栗毛
Crimson Satan Spy Song
Papila
Falina's Dancer Rattle Dancer
Falina F-No.10-e


脚注

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  1. ^ マイネカンナ引退”. ラジオNIKKEI. 2022年5月14日閲覧。

外部リンク

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