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ポール・グリーングラス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ポール・グリーングラス
Paul Greengrass
Paul Greengrass
生年月日 (1955-08-13) 1955年8月13日(69歳)
出生地 イギリスの旗 イギリス イングランドの旗 イングランド サリー チーム
職業 映画監督脚本家
主な作品
ブラディ・サンデー
ボーン』シリーズ
ユナイテッド93
キャプテン・フィリップス
受賞
ベルリン国際映画祭
金熊賞
2002年ブラディ・サンデー
エキュメニカル審査員賞
2002年『ブラディ・サンデー』
国際カトリック映画事務局賞
1989年Resurrected
全米映画批評家協会賞
監督賞
2006年『ユナイテッド93
ロサンゼルス映画批評家協会賞
監督賞
2006年『ユナイテッド93』
英国アカデミー賞
監督賞
2006年『ユナイテッド93』
その他の賞
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ポール・グリーングラス(Paul Greengrass、1955年8月13日 - )はイギリス作家映画監督イングランドサリーのチーム(現在のサットン・ロンドン特別区)出身。

キャリア

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中学生の頃から8ミリで短編映画を撮る。ケンブリッジ大学卒業後、グラナダ・テレビジョン・スクールで学び、その後約10年に渡りドキュメンタリー番組「World in Action」などを担当する。88年、英諜報機関の内情を暴く著書「スパイキャッチャー」を共同で発表。調査専門のジャーナリストとしてキャリアをスタート。87年にピーター・ライトと共著した『スパイ・キャッチャー』がベストセラーとなる。ドキュメンタリーやテレビドラマ等の監督を務めた後、1998年に『ヴァージン・フライト』で映画監督デビュー。

2002年第52回ベルリン国際映画祭で、血の日曜日事件を描いた『ブラディ・サンデー』が金熊賞を受賞した。2004年には『ボーン・アイデンティティー』の続編、『ボーン・スプレマシー』を手がけ、アクション映画も撮れる多才ぶりを発揮。2007年には『ボーン』シリーズの完結編『ボーン・アルティメイタム』を手掛けた。

2006年の『ユナイテッド93』で、同時多発テロでハイジャックされたユナイテッド航空93便の機内を描き、映画は絶賛と共に物議を醸した。グリーングラス自身は、その年の第79回アカデミー賞アカデミー監督賞にノミネートされ、英国アカデミー賞では監督賞を受賞した。

主な演出法は、手持ちカメラでの撮影が多く、リアリティがある。また、アクションシーンではカット割りが非常に多いのが特徴。

フィルモグラフィ

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題名 役割 備考
1989 Resurrected 監督
1994 極悪非道
Open Fire
テレビ映画
1996 ガルフ・フォー/スカッドミサイル爆破指令
The One That Got Away
監督・脚本
1998 ヴァージン・フライト
The Theory of Flight
監督
2002 ブラディ・サンデー
Bloody Sunday
監督・脚本
2004 ボーン・スプレマシー
The Bourne Supremacy
監督
2006 ユナイテッド93
United 93
監督・脚本・製作
2007 ボーン・アルティメイタム
The Bourne Ultimatum
監督
2010 グリーン・ゾーン
Green Zone
監督・製作
2013 キャプテン・フィリップス
Captain Philips
監督
2016 ジェイソン・ボーン
Jason Bourne
監督・脚本・製作
2018 7月22日
22 July
Netflix映画
2020 この茫漠たる荒野で
News of the World
監督・脚本

脚注

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外部リンク

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