コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ボニファシオ・グローバルシティ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ボニファシオ・グローバルシティ

Bonifacio Global City
左上から、BGC遠景、フォーブスタウン・センターのブルゴスサークル、ボニファシオ・ハイストリート
Location of ボニファシオ・グローバルシティ
ボニファシオ・グローバルシティの位置(フィリピン内)
ボニファシオ・グローバルシティ
ボニファシオ・グローバルシティ
ボニファシオ・グローバルシティの位置(ルソン島内)
ボニファシオ・グローバルシティ
ボニファシオ・グローバルシティ
ボニファシオ・グローバルシティの位置(マニラ首都圏内)
ボニファシオ・グローバルシティ
ボニファシオ・グローバルシティ
ボニファシオ・グローバルシティの位置(東南アジア内)
ボニファシオ・グローバルシティ
ボニファシオ・グローバルシティ
ボニファシオ・グローバルシティの位置(アジア内)
ボニファシオ・グローバルシティ
ボニファシオ・グローバルシティ
ボニファシオ・グローバルシティの位置(太平洋内)
ボニファシオ・グローバルシティ
ボニファシオ・グローバルシティ
北緯14度33分02.9秒 東経121度3分3.5秒 / 北緯14.550806度 東経121.050972度 / 14.550806; 121.050972
フィリピンの旗 フィリピン
地方 マニラ首都圏
タギッグ
バランガイ フォート・ボニファシオ
標高
16.0 m
最高標高
40 m
等時帯 UTC+8 (フィリピン標準時)
郵便番号
1635
市外局番 2
ウェブサイト www.bgc.com.ph

ボニファシオ・グローバルシティ (英語: Bonifacio Global City、通称: BGC)は、フィリピンマニラ首都圏内のタギッグにある中心業務地区である。

概要

[編集]

マニラ中心部から南東に11kmの地点に位置する。フィリピン大統領府英語版配下の基地転換・開発局英語版(BCDA)が売却したボニファシオ駐屯地英語版(フォート・ボニファシオ)の軍用地の一部跡地を利用して再開発された。かつては、この地区全体がフィリピン陸軍司令部の一部であった。

マカティパテロスの自治体も管轄権を主張しているが、タギッグ市政府の管理下にある。

1995年2月7日、ボニファシオ土地開発公社(BLDC)が大規模な都市開発「ボニファシオ・グローバルシティ」の計画を開始した。BLDCはBCDAのパートナーとして、この地区を開発するための入札に成功した。2003年アヤラ・コーポレーションの子会社のアヤラ・ランドとカンポスグループのエバーグリーン・ホールディングス英語版メトロ・パシフィックからBLDCの株式を購入した。現在、BCDAとこの2社は、ボニファシオ・グローバルシティのマスタープランを監督するフォート・ボニファシオ開発公社を運営している。

健康・教育

[編集]
インターナショナルスクール・マニラ

セントルーク・メディカルセンター英語版は、セントルーク・メディカルセンター・グローバルシティ病院英語版を運営している。

この地域には、いくつかの主要な教育機関があり、そのほとんどがユニバーシティ・パークウェイ地区に位置している。フィリピン大学ディリマン校フィリピン大学オープンユニバーシティ英語版を含むフィリピン大学システムとデラサール大学英語版が、この地区で働くスペシャリストのための大学院プログラムを提供している。この地区には他にも、マニラ指導者国際キリスト教学校英語版ブリティッシュ・スクール・マニラ英語版インターナショナルスクール・マニラ英語版マニラ日本人学校フィリピン韓国国際学校英語版、エベレストアカデミー・マニラ、STIカレッジ英語版、MGCニューライフ・クリスチャンアカデミー・グローバルシティ、トレストン国際カレッジ、エンデルン・カレッジ英語版などの教育機関が存在している。

交通機関

[編集]
BGCバスシステムで運行されているバス

ボニファシオ・トランスポート・コーポレーションは、ビジネス街向けのバス路線(BGCバス英語版)のほか、ジプニーUVエクスプレス英語版も運行しており、「アヤラモール・マーケット!マーケット!」にターミナルが置かれている。

陸上交通フランチャイズ規制委員会英語版は、2020年6月にブエンディア駅ヒル・プヤット駅SMシティ・ノースEDSAFTI駅との直通バス路線の運行を開始した。

MRT-3線ブエンディア駅に近く、将来的にはマニラ首都圏地下鉄9号線が乗り入れ予定である。

BGCの夜景

フォート・ボニファシオ紛争

[編集]

この場所は、マカティタギッグに跨っていたフォート・ボニファシオ地区の一部であり、ボニファシオ・グローバルシティは、マカティ、タギッグ、パテロスの三者でどの行政区に属するものとするかが争われてきた。2008年6月27日、マカティ側の訴えが棄却される形で、タギッグの区域となった。

脚注

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]