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ボアズ・ソロッサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ボアズ・ソロッサ
名前
本名 Boaz Theofilus Erwin Solossa[1]
ラテン文字 Boaz Solossa
基本情報
国籍 インドネシアの旗 インドネシア
生年月日 (1986-01-03) 1986年1月3日(38歳)
出身地 ソロン
身長 171cm[2]
体重 67kg
選手情報
在籍チーム インドネシアの旗 プルシプラ・ジャヤプラ
ポジション FW/MF(WG)
背番号 86
利き足 左足
ユース
2002-2004 インドネシアの旗 PONパプア
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2004-2015 インドネシアの旗 プルシプラ・ジャヤプラ 200 (140)
2016 東ティモールの旗 カルサエ 4 (1)
2016- インドネシアの旗 プルシプラ・ジャヤプラ 17 (7)
代表歴2
2003  インドネシア U-17 7 (4)
2004  インドネシア U-19 8 (2)
2007-2009  インドネシア U-23 4 (1)
2004-  インドネシア 36 (10)
1. 国内リーグ戦に限る。2016年4月29日現在。
2. 2014年10月9日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ボアズ・セオフィリウス・エルウィン・ソロッサBoaz Theofilus Erwin Solossa1986年3月16日 - )は、インドネシアのサッカー選手。インドネシア代表。ポジションはFWまたはMFインドネシア・スーパーリーグの得点王と年間最優秀選手の二冠を三回達成した。

クラブ歴

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2004年にプルシプラ・ジャヤプラで選手となった。インドネシア・スーパーリーグ開幕初年度には得点王、最優秀選手の両方に輝き、2010-11シーズンにも再び両方の栄誉を手に入れた。2011年にはオランダのVVVフェンローからオファーがあったものの、家庭の事情によりプルシプラに残留した[3]

2016年には初めてプルシプラ・ジャヤプラを去り、隣国東ティモールカルサエFCイマヌエル・ワンガイオクトヴィアヌス・マニアニと共に加入[4]。しかし同年4月を以てボアズとワンガイは僅か4試合の出場で退団、ボアズはプルシプラに復帰した[5]

代表歴

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選手になった初年である2004年、2006 FIFAワールドカップ・アジア予選トルクメニスタン代表戦で代表初出場、この試合でイルハム・ジャヤ・ケスマへの2アシストを記録し、チームの3-1の勝利に大きく貢献した。2004 タイガーカップのメンバーにも選出され、グループステージで4得点し、イルハムの7得点に次いだ得点源となったものの、決勝でシンガポール代表に敗れて優勝とはならなかった。

その後、香港代表との親善試合でタックルを受け負傷[6]AFCアジアカップ2007のメンバーとして出場する事が出来なくなってしまった[7]

個人

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ボアズは西パプア州で著名な一家であるソロッサ家に生まれた。彼の家族はサッカー一家であり、5人兄弟の末子として生まれた。兄のオルティザン・ソロッサネヘミア・ソロッサもサッカー選手である[8]。また、叔父のジャープ・ソロッサパプア州知事を務めた人物である。

2013年にセンデラワシ大学で経済学士を取得した。また、彼は公務員としても働いている。

プレースタイル

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高いドリブル技術を持っており、精確なクロスや短いパスを左足から繰り出す選手である。

個人成績

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クラブ

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2016年4月29日現在
国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点 出場得点
インドネシア リーグ戦 オープン杯 期間通算
2005 プルシプラ・ジャヤプラ プレミアDiv. 16 7 2 9
2006 12 10 2 3 14 13
2007-08 19 13 4 5 23 18
2008-09 スーパー 31 28 7 7 38 35
2009-10 29 16 9 8 38 24
2010-11 27 21 - 27 21
2011-12 13 7 - 13 7
2013 32 25 - 32 25
2014 20 10 - 20 10
2015 1 1 - 1 1
東ティモール リーグ戦 オープン杯 期間通算
2016 カルサエ アマドーラ 4 1 - 4 1
インドネシア リーグ戦 オープン杯 期間通算
2016 プルシプラ・ジャヤプラ 86 ISC
通算 インドネシア 1部 200 138 25 163
東ティモール アマドーラ 4 1 - 4 1
総通算 204 139 25 164

代表

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インドネシア代表
出場 得点
2004 5 3
2005 2 1
2006 3 0
2007 1 0
2008 0 0
2009 3 0
2010 3 2
2011 4 0
2012 0 0
2013 7 2
2014 4 0
2015 2 0
2016 2 2
36 10

U-23代表での得点一覧

# 日附 場所 対戦相手 得点 結果 大会
1 2007年5月16日 インドネシアの旗 ジャカルタリパク・ブルス・スタジアム  オマーン 1–0 2–1 北京オリンピックサッカーアジア予選

A代表での得点一覧

# 日附 場所 対戦相手 得点 結果 大会
1 2004年12月9日 ベトナムの旗 ホーチミントンニャット・スタジアム  ラオス 0-1 0-6 2004 タイガーカップ
2 0-4
3 2004年12月11日 ベトナムの旗 ハノイミーディン国立競技場  ベトナム 0-2 0-3
4 2005年1月3日 マレーシアの旗 クアラルンプールブキット・ジャリル国立競技場  マレーシア 1-4 1-4
5 2010年1月6日 インドネシアの旗 ジャカルタゲロラ・ブン・カルノ・スタジアム  オマーン 1-1 1-2 AFCアジアカップ2011予選
6 2010年10月8日  ウルグアイ 1-0 1-7 親善試合
7 2013年3月23日  サウジアラビア 1-0 1-2 AFCアジアカップ2015予選
8 2013年10月15日  中華人民共和国 1-1 1-1
9 2016年9月6日 インドネシアの旗 スラカルタマナハン・スタジアム  マレーシア 1-0 3-0 親善試合
10 3-0

タイトル

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クラブ

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プルシプラ・ジャヤプラ

個人

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  • インドネシア・スーパーリーグ得点王: 2008-09, 2010-11, 2013
  • インドネシア・スーパーリーグ最優秀選手: 2008-09, 2010-11, 2013
  • PON得点王: 2004

参考文献

[編集]
  1. ^ Data Mahasiswa”. PDDikti Kemdikbud. 9 May 2024閲覧。
  2. ^ Boaz Solossa: Profile”. worldfootball.net. HEIM:SPIEL. 10 October 2020閲覧。
  3. ^ http://www.tribunnews.com/2011/01/26/ruud-harap-boaz-sollosa-bisa-bantu-vvv-venlo
  4. ^ Boaz Salossa joins Timorese side Carsae FC”. Football Channel Asia (24 February 2016). 25 February 2016閲覧。
  5. ^ Noveanto, Eric (8 April 2016). “Indonesian duo Boaz and Manu leave Timor Leste club by mutual consent”. Football Channel Asia. 8 April 2016閲覧。
  6. ^ http://www.soccerway.com/news/2007/June/01/indonesia-loses-striker-in-asian-cup-tune-up/
  7. ^ Boaz Solossa at soccerway.com
  8. ^ Inilah 9 Kakak-Beradik di Sepak Bola Indonesia” (30 January 2015). 5 November 2016閲覧。

外部リンク

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