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ホウ酸フェニル水銀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ホウ酸フェニル水銀
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識別情報
CAS登録番号 102-98-7 ×
PubChem 7627
ChemSpider 21106367 チェック
UNII ZT1TTY3NGJ ×
EC番号 203-068-1
特性
化学式 C6H7BHgO3
モル質量 338.519 g/mol
融点

112 - 113 °C, 272 K, -59 °F [1]

特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ホウ酸フェニル水銀(Phenylmercuric borate)は、局所殺菌剤消毒薬で、エタノールグリセロールに可溶である[1]

1990年代まで、Merfen Orange等の商標名で、消毒薬の活性成分として皮膚や口、喉の傷の治療に用いられた。しかし、水銀の含量が高いことから、他の物質に取って代わられた。

関連項目

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出典

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  1. ^ a b G. W. A. Milne (2000). Drugs: Synonyms & Properties. Brookfield, Vermont: Ashgate Publishing. p. 1280. ISBN 0-566-08228-4