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ベオグラード・ニコラ・テスラ空港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ベオグラード空港から転送)
ベオグラード・ニコラ・テスラ空港
IATA: BEG - ICAO: LYBE
概要
国・地域 セルビアの旗 セルビア
所在地 スルチン
母都市 ベオグラード
種類 民間
運営者 Aerodrom "Beograd - Nikola Tesla" P.E.
標高 102 m (335 ft)
座標 北緯44度49分06秒 東経20度18分33秒 / 北緯44.81833度 東経20.30917度 / 44.81833; 20.30917座標: 北緯44度49分06秒 東経20度18分33秒 / 北緯44.81833度 東経20.30917度 / 44.81833; 20.30917
公式サイト www.beg.aero
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
12/30 YES 3,400×45 舗装
リスト
空港の一覧
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ベオグラード・ニコラ・テスラ空港の位置
ベオグラード・ニコラ・テスラ空港の位置
BEG/LYBE
ベオグラード・ニコラ・テスラ空港の位置
エプロンに駐機する航空機

ベオグラード・ニコラ・テスラ空港(ベオグラード・ニコラ・テスラくうこう、セルビア語キリル文字表記:Аеродром Београд - Никола Тесла、セルビア語ラテン文字表記:Aerodrom Beograd - Nikola Tesla、英語:Belgrade Nikola Tesla Airport)は、セルビア首都ベオグラードにある国際空港。市街地から西へ12kmのスルチン区にある。セルビアのフラッグ・キャリアであるエア・セルビアの本拠地ハブ空港でもある。2006年から空港名にセルビア人電気技師のニコラ・テスラの名を冠している。

この空港が使用不能の場合には、ニシュにあるコンスタンティヌス大帝空港が代替地となる。

概要

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現空港は1962年に開港した。先代の空港は東に5kmほどの距離にあり、1927年に開港し1964年に閉鎖された。跡地は現在商業地区になっている。開港時はターミナル1のみで、1979年に現在のターミナル2が建設された。

2008年から2018年の10年で利用客数、貨物取扱量がともに2倍以上となっており、セルビア国内で最大かつ最も混雑する空港である。2012年から大規模なリニューアル工事が行われ、2棟あるターミナルビルのうちまずターミナル2が2013年に、ターミナル1が2017年に改装・拡張された。これに合わせて管制塔も1962年の開港時から使われていたものから新設されている。

2018年にはヴァンシ・エアポートが空港運営権を落札し、同年度から空港運営にかかわっている。

空港に隣接してベオグラード航空博物館があり、S-49イカルス 451を始めとした旧ユーゴスラビア国産機が収蔵展示されているほか、コソボ紛争時に撃墜された米軍機の機体の一部(F-117のコクピットキャノピーを含む)も展示されている。

就航路線

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航空会社就航地
セルビアの旗 エア・セルビア北ヨーロッパ: コペンハーゲンイェーテボリオスロストックホルム

西ヨーロッパ : アムステルダムブリュッセルリヨンパリ/シャルル・ド・ゴールベルリンケルンデュッセルドルフフランクフルトハンブルクハノーファーニュルンベルクシュトゥットガルトウィーンザルツブルクチューリッヒロンドン/ヒースロー

東ヨーロッパ : ブダペストブカレストプラハクラクフソフィアモスクワ/シェレメーチエヴォカザンサンクトペテルブルクソチ

南ヨーロッパ : アテネテッサロニキバルセロナバレンシアマドリードマラガリスボンティラナバレッタボローニャミラノ/マルペンサナポリローマ/フィウミチーノヴェネチア

旧ユーゴスラビア : リュブリャナポドゴリツァティヴァトサラエヴォスコピエザグレブバニャ・ルカ

中東 : カイロアンカライズミルイスタンブールラルナカテルアビブ

北アメリカ : シカゴニューヨーク/JFK

東アジア : 天津

ギリシャの旗 エーゲ航空 アテネ
トルコの旗 アナドルジェット アンカライズミル
ラトビアの旗 エア・バルティック 季節運航: リガ
エジプトの旗 エア・カイロフルガダ
モンテネグロの旗 エア・モンテネグロポドゴリツァティヴァト
オーストリアの旗 オーストリア航空 ウィーン
イギリスの旗 イージージェット ジュネーブ
ドイツの旗 ユーロウィングス 季節運航: デュッセルドルフシュトゥットガルト
アラブ首長国連邦の旗 フライドバイ ドバイ
中華人民共和国の旗 海南航空 北京/首都
オランダの旗 KLMオランダ航空 アムステルダム
ポーランドの旗 LOTポーランド航空 ワルシャワ
ドイツの旗 ルフトハンザドイツ航空 フランクフルトミュンヘン
ルクセンブルクの旗 ルクスエア 季節運航: ルクセンブルク
ノルウェーの旗 ノルウェー・エアシャトル オスロ
トルコの旗 ペガサス航空 イスタンブール/サビハ・ギョクチェン
カタールの旗 カタール航空 ドーハ
スイスの旗 スイス インターナショナル エアラインズ チューリッヒ
ルーマニアの旗 タロム航空 ブカレスト
トルコの旗 ターキッシュエアラインズイスタンブール
ハンガリーの旗 ウィズエアー 北ヨーロッパ : コペンハーゲンイェーテボリマルメストックホルム/スカブスタ

西ヨーロッパ : バーゼルベルリンケルンドルトムントアイントホーフェンハンブルクカールスルーエミュンヘン/メミンゲンニースパリ/ボーヴェロンドン/ルートン

南ヨーロッパ : バルセロナバレッタリスボンミラノ/ベルガモローマ/フィウミチーノ

中東 : アブダビラルナカ

アクセス

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2009年のベオグラード都心部・スラヴィア広場(銅像の背後にJat航空(当時)の空港連絡バスが停車中)
空港連絡バス(2012年)

ベオグラード市内との間は、Jat航空(2011年当時)の連絡バス (空港‐新市街‐鉄道中央駅‐スラヴィア広場)及びGSPベオグラード路線バス(72番系統)が運行されている[1][2]

脚注

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  1. ^ セルビア共和国大使館公式サイト「アクセス情報」による(2011年8月24日閲覧)。
  2. ^ 2012年時点では、空港‐新市街‐鉄道中央駅‐スラヴィア広場間の連絡バスの運行主体は「ベオグラード公共輸送システム(Belgrade public transport system)」となっている。

外部リンク

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