ゴールドタワー
ゴールドタワー | |
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施設情報 | |
所在地 | 香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁8番地1 |
座標 | 北緯34度18分41.05秒 東経133度48分30.18秒 / 北緯34.3114028度 東経133.8083833度座標: 北緯34度18分41.05秒 東経133度48分30.18秒 / 北緯34.3114028度 東経133.8083833度 |
状態 | 完成 |
建設期間 | -1998年3月 |
開業 | 1988年 |
用途 | 展望用 |
地上高 | |
最頂部 | 158m |
屋上 | 144m |
関連企業 | |
設計 | 三井建設株式会社 |
所有者 | 株式会社グランドホテル |
管理運営 | 株式会社さぬき |
ゴールドタワー(GOLD TOWER)は、香川県綾歌郡宇多津町にあるタワーである。株式会社さぬきが管理・運営を行っている。
概要
[編集]ユニ・チャームが所有し、同社の子会社だったゴールドタワー株式会社(1993年設立)が運営していた。2001年9月に一旦閉鎖し、同年12月に営業再開したものの2003年に再び閉鎖。その後、味匠グループの株式会社味匠が借り受けて改装し2004年8月1日、「プレイパークゴールドタワー」の名でリニューアルオープンし、2007年にタワーを買い取っていたが、2018年6月1日に法的整理の準備に取り掛かり、ゴールドタワーを含めた事業は同日付で新設分割された株式会社さぬきに譲渡された[1]。なお、ゴールドタワー株式会社は2004年12月17日付で解散、2005年3月28日に清算結了。
外壁に6917枚のゴールドハーフミラーを採用しており[2][3]、外部からは高層ビルに見えるが、実際には中間層は鉄骨のみである。夜になるとライトアップされ、その次の日の天気によって色が変えられている(翌日が雨なら青、それ以外なら黄)。
33周年を迎えた2020年3月のリニューアルで、天空のアクアリウム『ソラキン』が誕生した[4]。
データ
[編集]アクセス
[編集]- 最寄駅:宇多津駅
備考
[編集]ユニ・チャーム所有時代の1990年3月17日から、高松市に本社を置くクレーンメーカーのタダノが駐車場部分にドライブインシアター「スターダスト」を設置し運営していたが、シネマコンプレックスのワーナー・マイカル・シネマズ宇多津(現:イオンシネマ宇多津)開業を目前にした1994年2月にわずか4年で営業を終え撤退している[注 1]。
味匠によるリニューアル後のゴールドタワーは、ボウリング場・各種遊具等の集積施設「プレイパーク」中の一施設という形態をとっていた。タワー入場を主目的とする利用者に向けた「タワーパス」の他、娯楽施設とのセット料金も設定されていた。
当初は基本料金500円+滞在15分ごとに100円(税抜き)という時間課金制(タワーパックは滞在30分以内で840円)だったが、2014年7月11日にシステムが変更され、営業時間中無制限の定額制となった。(いずれも2015年1月現在の平日22時までの税抜き料金。タワーパスを除き土休日は税別200円を加算)。
- パークパス(プレイパーク・カラオケ・ボウリング場が遊び放題):1200円
- タワーパス(タワーのみ、時間無制限):700円
- ゴールドパス(プレイパーク・カラオケ・ボウリング場が遊び放題+タワー1回):1500円
2017年6月より営業時間が大幅に短縮された(平日18時、土休日19時閉館)。また、同年11月9日より木曜日が定休日となる(祝・繁忙期除く)。
運営が株式会社さぬきに移行されたあと、2020年3月にミラーボーラーがプロデュースする金魚の水槽展示を中心とした「ソラキン」としてリニューアルオープン。利用料金もプレイパークとは別となり、大人1200円・小人800円となった。また定休日がなくなった他、土休日は22時までの営業となっている。
登場作品
[編集]- 『楠芽吹は勇者である』
- 作中で改造されて主人公達の活動拠点となっている。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 香川県の映画館「消えた映画館の記憶」を参照[5]。なお、宇多津町内の常設型映画館は、1950年代に設立した『新映館』が1964年頃に閉館してから、先述のワーナー・マイカルが開館するまで30年のブランクが生じていた。
出典
[編集]- ^ 味匠(坂出)法的整理へ 会社分割、新会社が事業継続 ゴールドタワーも譲渡四国新聞
- ^ 「ゴールドタワー」『エレベータ界 = Elevator kai』第23巻第92号、日本エレベーター協会、1988年10月1日、40 - 41頁、NDLJP:3237196/30。
- ^ 「通信と建築」『情報通信ジャーナル』第9巻第8号、電気通信振興会、1991年8月1日、71頁、NDLJP:2872193/36。
- ^ a b c d 『日本展望タワー大全』(2020年9月10日、かねだひろ著、辰巳出版発行)107頁。
- ^ 「タダノ 香川・宇多津町のドライブインシアター 94年2月に閉館」『日本経済新聞』1993年12月23日