ブレイド (マーベル・コミック)
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ブレイド | |
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出版の情報 | |
出版者 | マーベル・コミック |
初登場 | The Tomb of Dracula #10 (July 1973) |
クリエイター | Marv Wolfman Gene Colan |
作中の情報 | |
本名 | エリック・ブルックス |
種族 | ダンピール |
所属チーム | MI: 13 Nightstalkers Vanguard Midnight Sons |
著名な別名 | デイウォーカー, Frank Blade, SwitchBlade |
能力 | 超人的な強さ、速度、敏捷性、スタミナ、耐久性、加速治癒因子、超自然的な生き物を感知する能力、熟練した武道、剣術、精密射撃 |
『ブレイド』(Blade)は、マーベル・コミック刊行のアメリカンコミック作品、並びにその主人公。
キャラクター
[編集]本名はエリック・ブルックス。母が妊娠中に吸血鬼に襲われたため、胎内にいたエリックは吸血鬼と人間の特質を兼ね備えたハーフとして生まれることとなった。母を殺した吸血鬼に復讐心を抱き、成長した現在では自ら“ヴァンパイアハンター”となり悪の吸血鬼たちと戦っている。吸血鬼から受け継いだ優れた身体能力を持ち、なおかつ日光の下でも活動できる点が強味。反面、吸血鬼の習性をも受け継いでいるため、たびたび吸血衝動に苛まれ苦悩することになる。
ゴーストライダーとはたびたびコミックで共闘している。1994年に放送されたテレビアニメ『スパイダーマン』などにもゲスト出演している。
コミックの設定によるとトランペットの腕前はプロ並みらしい。
映画版・ドラマ版
[編集]ニュー・ライン・シネマ版
[編集]1998年にウェズリー・スナイプス主演で映画化され、続編が2本製作された。
- 『ブレイド ブラッド・オブ・カソン』
- 2006年にアメリカで放送されたブレイド3の続編にあたるテレビシリーズ。ブレイド役はラッパーのカーク・ジョーンズに交代している。シーズン1で打ち切りとなった。
MCU版
[編集]『マーベル・シネマティック・ユニバース』においては現在単独映画『BLADE』の制作が発表されており、マハーシャラ・アリが演じる予定である。先行して『エターナルズ』でアリが声のみで出演している。[1]、日本語吹替は諏訪部順一が担当。2019年に製作が発表されたが、監督の降板による製作の遅れや、脚本家ストライキの影響等により公開日延期を繰り返しており、2024年10月現在、公開は無期限延期となっている。
MCU版ブレイドが登場しないまま、『デッドプール&ウルヴァリン』では別ユニバース(ニュー・ライン・シネマ版)のブレイドが登場し、同じくウェズリー・スナイプスが演じている。日本語吹替は小山剛志が担当。
描写
[編集]- 『エターナルズ』
- 本作では、本編後のポストクレジットシーンに1つだけの台詞を発する形で『MCU』初登場となる。
- ロンドン自然史博物館で取り出した“エボニーブレイド”を悩みながらも掴もうと手をのばしたデイン・ウィットマンに、「いいんですか、ウィットマンさん」と何処からともなく声をかける。
- 『デッドプール&ウルヴァリン』
- 本作ではじめてMCUにおいて姿を現しての登場となるが別ユニバースから虚無(ヴォイド)に連れてこられたニュー・ライン・シネマ版のブレイドである。虚無において一帯を支配するカサンドラ・ノヴァ一味に敵対している一人として登場し、虚無に飛ばされたデッドプールやウルヴァリンと出会い、チームを結成する。
- 劇中で「ブレイドは一人だけだ。永遠に俺一人だけだ」と発言している。それを聞いたデッドプールがカメラの方を向いて沈黙する。
アニメ版
[編集]→詳細は「ブレイド (2011年のアニメ)」を参照
- 2011年、日本のアニメ制作会社マッドハウスによるマーベル作品アニメ化第4弾としてアニメ専門チャンネル「アニマックス」で放送された。
- 2013年から放送されているアルティメット・スパイダーマンシーズン2通算47話『ブレイド』で初登場した。
- 2015年には『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』にゲスト出演し、吸血鬼バロン・ブラッドとの戦いに臨んだ。『ディスク・ウォーズ』での声優は安元洋貴が務めた。脚本家のキング・リュウは、当初「ブレイドはパニッシャーと同じくらいこのアニメに出しにくいキャラクター」とみなしていたが、上層部の意向で出演させたことを明かしている[2]。
ゲーム版
[編集]- BLADE GBC(2000年11月14日)
- BLADE2 PS2(2002年9月3日)
- Marvel’s Blade (発売日未定)
- ベセスダ・ソフトワークスから発売される原作コミックを基とした三人称アクションゲーム。開発はフランスのArkane Lyonが担当。
- 日本未発売のen:Spider-Man: Friend or Foeに登場している。
- 日本未発売のen:Ghost Rider (video game)では隠しキャラクターとして登場。
- MARVEL ULTIMATE ALLIANCEにも登場している。日本国内ではPS3、Wii版のみ発売された。
- 日本未発売のen:Marvel: Ultimate Alliance 2のPS2、PSP、Wii版のみプレイヤーキャラとして使用できる。
- MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worldsではジル・バレンタインのエンディングに登場している。
- MARVEL ULTIMATE ALLIANCE 3: The Black OrderではDLCのマーベルナイツパックに付属。
脚注
[編集]- ^ “エターナルズの最後の剣と声の主は?MCU5で登場するあのキャラとも合流!”. 2021年11月27日閲覧。
- ^ 2015年1月21日 21:35の発言[リンク切れ]
関連項目
[編集]- 吸血鬼 (ブレイド)
- スパイダーマン
- 同社の作品。これに登場するヴィラン(悪役)のモービウスと因縁関係がある。