ブランドン・フレイジャー
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2012年世界ジュニア選手権での演技 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
生誕 |
1992年11月19日(32歳) アメリカ合衆国・アリゾナ州フェニックス | ||||||||||||||||||||||||||||||||
身長 | 189 cm | ||||||||||||||||||||||||||||||||
選手情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
代表国 | アメリカ合衆国 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
パートナー | アレクサ・シメカ・クニエリム | ||||||||||||||||||||||||||||||||
コーチ |
ジョン・ジマーマン シルビア・フォンタナ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
所属クラブ | All Year FSC Los Angeles | ||||||||||||||||||||||||||||||||
開始 | 2005 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
ISUサイト | バイオグラフィ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
ISUパーソナルベストスコア | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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ブランドン・フレイジャー(英語: Brandon Frazier、1992年11月19日 - )は、アメリカ合衆国出身の男性フィギュアスケート選手(ペア)。パートナーはアレクサ・シメカ・クニエリム、ヘイヴン・デニーなど。
2013年世界ジュニアフィギュアスケート選手権優勝。2022年世界選手権優勝。
経歴
[編集]元々はローラースケーターとして2002年にヘイヴン・デニーとペアを結成し、2004年にフィギュアスケートに転向し2008年までペアを組んでいたが解散。
2011年の春デニーフレイジャーとペアを再結成[1]。全米選手権のジュニアクラスで初優勝。世界ジュニア選手権では4位に入った。2012年の秋にはコーラルスプリングスに練習拠点を移し、コーチをジョン・ジマーマンとシルビア・フォンタナに変更した[2]。
2012-2013シーズン、ジュニアグランプリには1大会出場し4位。全米選手権はシニアクラスに初参加し5位となった。世界ジュニア選手権はSP、FSともにパーソナルベストを更新する演技を披露し優勝を果たした。
2014-2015シーズン、ドイツから移籍してきたインゴ・シュトイアーを新たにコーチに迎えた[3]。スケートアメリカでグランプリシリーズで初のメダルを獲得。全米選手権では銀メダルを獲得し、初の世界選手権の代表に選出された。
2015-2016シーズンのグランプリシリーズはデニーの怪我によりエントリーを見送った。デニーの治療の間はシュトイアーの勧めもありミシガン州カントンのマリナ・ズエワのコーチングチームに指導を受け、スケーティングスキルの改善に取り組んだ[4]。その後、コーチをロックニ・ブルーベイカーとステファニア・ベルトンに変更した[5]。
2016-2017シーズン、スケートアメリカで銀メダルを獲得した。全米選手権は優勝経験者のタラ・ケイン/ダニー・オシェイ組が棄権、アレクサ・シメカ/クリス・クニエリム組が体調不良で欠場する波乱の大会だった。SPは2位と出遅れるも、FSで逆転し同大会初優勝を飾った。しかしながら、世界選手権ではSPで2度の転倒をするなどミスが多発し20位に終わりFS進出はできなかった。
2017-2018シーズン終了後、コーチをジョン・ジマーマンとシルビア・フォンタナに戻した[6]。
2018-2019シーズン、デニーが夏に足首を疲労骨折してシーズンが始まった。スケートカナダで6位。フランス国際はデニーが疲労骨折した箇所に痛みが生じたため欠場した[7]。全米選手権では銀メダルを獲得。四大陸選手権では5位。
2020–2021シーズンからアレクサ・シメカ・クニエリムと新たにペアを結成。2022年世界選手権優勝。
主な戦績
[編集]- アレクサ・シメカ・クニエリムとのペア (2020–2021シーズン〜)
大会/年 | 2020 -21 |
2021 -22 |
2022 -23 |
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冬季オリンピック | 6 | ||
世界選手権 | 7 | 1 | 2 |
GPファイナル | 2 | ||
GP フランス | 3 | ||
GP MKジョン・ウィルソン杯 | 1 | ||
GPスケートアメリカ | 1 | 4 | 1 |
CSゴールデンスピン | 5 | ||
John Nicks Pairs Challenge | 1 | ||
Cranberry Cup | 2 | ||
国内 | |||
全米選手権 | 1 | WD | 1 |
ISP Points Chall. | 2 | ||
団体戦 | |||
冬季オリンピック | 2T | ||
世界国別対抗戦 | 2T 2P |
1T 1P |
- ヘイヴン・デニーとのペア (2011–2012 - 2019–2020シーズン)
大会/年 | 2011 -12 |
2012 -13 |
2013 -14 |
2014 -15 |
2016 -17 |
2017 -18 |
2018 -19 |
2019 -20 |
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世界選手権 | 12 | 20 | ||||||
四大陸選手権 | 4 | 7 | 8 | 5 | ||||
全米選手権 | 1 J | 5 | 5 | 2 | 1 | 5 | 2 | 2 |
GP NHK杯 | 5 | |||||||
GPロステレコム杯 | 4 | |||||||
GPフランス国際 | 3 | |||||||
GPスケートカナダ | 5 | 4 | 7 | 6 | ||||
GPスケートアメリカ | 2 | 2 | 7 | 3 | ||||
CS USクラシック | 4 | |||||||
CSゴールデンスピン | 4 | |||||||
CSネーベルホルン杯 | 6 | |||||||
CSネペラ記念 | 4 | 4 | ||||||
CSロンバルディア杯 | 1 | |||||||
CSオータムクラシック | 2 | |||||||
世界Jr.選手権 | 4 | 1 | ||||||
JGPレークプラシッド | 4 | |||||||
JGPオーストリア | 7 | |||||||
JGPボルボ杯 | 8 |
- マンディ・ガーザとのペア (2009–10 - 2010–11シーズン)
大会/年 | 2009-10 | 2010-11 |
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全米選手権 | 3 N | 5 J |
- J - ジュニアクラス
- N - ノービスクラス
詳細
[編集]2020-2021 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2021年4月15日 - 18日 | 2021年世界フィギュアスケート国別対抗戦(大阪) | 4 65.68 |
2 133.63 |
2 199.31 |
2017-2018 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2017年11月24日 - 26日 | ISUグランプリシリーズスケートアメリカ(レークプラシッド) | 6 63.04 |
7 109.12 |
7 172.16 |
2017年10月27日 - 29日 | ISUグランプリシリーズスケートカナダ(レジャイナ) | 6 63.26 |
7 109.69 |
7 172.95 |
2017年9月13日 - 17日 | ISUチャレンジャーシリーズUSインターナショナルクラシック(ソルトレイクシティ) | 7 55.26 |
4 113.21 |
4 168.47 |
2016-2017 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2017年3月27日 - 4月2日 | 2017年世界フィギュアスケート選手権(ヘルシンキ) | 20 56.23 |
- | 20 |
2017年2月14日 - 19日 | 2017年四大陸フィギュアスケート選手権(江陵) | 8 63.39 |
8 116.06 |
8 179.45 |
2017年1月14日 - 22日 | 全米フィギュアスケート選手権(カンザスシティ) | 2 65.39 |
1 122.93 |
1 188.32 |
2016年12月7日 - 10日 | ISUチャレンジャーシリーズ ゴールデンスピン(ザグレブ) | 3 57.40 |
4 104.23 |
4 161.63 |
2016年10月27日 - 30日 | ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(ミシサガ) | 4 66.50 |
4 121.73 |
4 188.23 |
2016年10月21日 - 23日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(シカゴ) | 2 67.29 |
2 125.36 |
2 192.65 |
2016年9月29日 - 10月2日 | ISUチャレンジャーシリーズ オンドレイネペラメモリアル(ブラチスラヴァ) | 4 59.66 |
4 113.16 |
4 172.82 |
2014-2015 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2015年3月23日 - 29日 | 2015年世界フィギュアスケート選手権(上海) | 8 61.32 |
12 111.19 |
12 172.51 |
2015年2月9日 - 15日 | 2015年四大陸フィギュアスケート選手権(ソウル) | 9 56.98 |
7 110.59 |
7 167.57 |
2015年1月17日 - 25日 | 全米フィギュアスケート選手権(グリーンズボロ) | 2 68.38 |
2 131.54 |
2 199.92 |
2014年11月14日 - 16日 | ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯(モスクワ) | 4 54.06 |
2 110.79 |
4 164.85 |
2014年10月24日 - 26日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(シカゴ) | 3 61.08 |
2 122.76 |
2 183.84 |
2014年10月14日 - 17日 | ISUチャレンジャーシリーズ スケートカナダオータムクラシック(バリー) | 4 51.66 |
2 115.62 |
2 167.28 |
2014年9月18日 - 21日 | ISUチャレンジャーシリーズ ロンバルディアトロフィー(セスト・サン・ジョヴァンニ) | 2 46.94 |
1 110.86 |
1 157.80 |
2013-2014 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2014年1月20日 - 25日 | 2014年四大陸フィギュアスケート選手権(台北) | 4 58.57 |
3 108.53 |
4 167.10 |
2014年1月5日 - 12日 | 全米フィギュアスケート選手権(ボストン) | 8 59.52 |
5 122.07 |
5 181.59 |
2013年11月8日 - 10日 | ISUグランプリシリーズ NHK杯(東京) | 4 58.67 |
4 109.18 |
5 167.85 |
2013年10月25日 - 27日 | ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(セントジョン) | 5 55.01 |
5 103.82 |
5 158.83 |
2013年10月3日 - 5日 | 2013年オンドレイネペラトロフィー(ブラチスラヴァ) | 4 48.71 |
4 93.77 |
4 142.48 |
2012-2013 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2013年2月25日 - 3月3日 | 2013年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(ミラノ) | 3 52.61 |
2 103.22 |
1 155.83 |
2013年1月20日 - 27日 | 全米フィギュアスケート選手権(オマハ) | 4 52.48 |
6 109.79 |
5 162.27 |
2012年8月29日 - 9月2日 | ISUジュニアグランプリ レークプラシッド(レークプラシッド) | 3 44.58 |
4 82.75 |
4 127.33 |
2011-2012 シーズン | |||||
開催日 | 大会名 | 予選 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
2012年2月27日-3月4日 | 2012年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(ミンスク) | 2 91.58 |
4 50.81 |
4 99.74 |
4 150.55 |
2012年1月22日-29日 | 全米フィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(サンノゼ) | - | 1 52.83 |
2 96.01 |
1 148.84 |
2011年9月28日-10月2日 | ISUジュニアグランプリ オーストリア(インスブルック) | - | 10 42.25 |
6 83.25 |
7 125.50 |
2011年8月31日-9月4日 | ISUジュニアグランプリ ボルボ杯(リガ) | - | 7 40.38 |
8 75.66 |
8 116.04 |
2010-2011 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2011年1月23日 - 30日 | 全米フィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(グリーンズボロ) | 5 44.84 |
4 83.45 |
5 128.29 |
2009-2010 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2010年1月14日 - 24日 | 全米フィギュアスケート選手権 ノービスクラス(スポケーン) | 4 35.55 |
2 77.14 |
3 112.69 |
プログラム使用曲
[編集]シーズン | SP | FS | EX |
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2019-2020 | シルクドソレイユ 『キダム』より | 映画『ライオンキング』 サウンドトラックより 作曲:ハンス・ジマー |
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2018-2019 | ビリー・ジーン ボーカル:デヴィッド・クック 振付:チャーリー・ホワイト |
The Irrepressibles Selection 振付:チャーリー・ホワイト |
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2017-2018 | All of Me 曲:ジョン・レジェンド |
リヴ・フォーエヴァー 曲:クイーン 演奏:デイヴィッド・ギャレット |
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2016-2017[5][8] | ミュージカル『ドン・ファン』より 作曲:フェリックス・グレイ 振付:マリナ・ズエワ |
映画『ある日どこかで』より 作曲:ジョン・バリー 振付:マリナ・ズエワ |
オー!ダーリン 曲:ビートルズ |
2014-2015 | 愛のテーマ 映画『ゴッドファーザー』より 作曲:ニーノ・ロータ ボーカル:アンディ・ウィリアムス 振付:レネー・ロカ |
映画『ライオン・キング』サウンドトラックより 作曲:ハンス・ジマー 振付:レネー・ロカ、シルビア・フォンタナ |
アンチェインド・メロディ ボーカル:ライチャス・ブラザーズ 振付:レネー・ロカ ワン 曲:メアリー・J. ブライジ、U2 |
2013-2014[2] | ボリウッド 振付:ジュリー・マルコット マラゲーニャ 作曲:エルネスト・レクオーナ 振付:ジュリー・マルコット |
ミュージカル『ノートルダム・ド・パリ』より 作曲:リシャール・コクシアント 振付:ジュリー・マルコット |
Animals 作曲:マーティン・ガリックス |
2012-2013 | マラゲーニャ 作曲:エルネスト・レクオーナ 振付:ジュリー・マルコット |
映画『道』サウンドトラックより 作曲:ニーノ・ロータ 振付:ジュリー・マルコット |
Due Respiri ボーカル:キアラ |
2011-2012 | ミュージカル『シカゴ』より | 映画『パール・ハーバー』サウンドトラックより 作曲:ハンス・ジマー |
All That Jazz |
参考文献
[編集]- ^ Colorado junior pairs face California challenge
- ^ a b Change of scenery serves Denney, Frazier well
- ^ Steuer joins Zimmerman to train Denney, Frazier
- ^ On the mend: Denney plans August return to ice
- ^ a b Denney, Frazier seek fresh start in Chicago area
- ^ HAVEN DENNEY AND BRANDON FRAZIER ANNOUNCE COACHING CHANGE
- ^ Overcoming 4 Years Of Injuries, Tarah Kayne And Danny O’Shea Return To Health To Lead After Short At Nationals
- ^ Denney, Frazier shake off rust, impress in Detroit
外部リンク
[編集]- 国際スケート連盟によるシメカ・クニエリム & フレイジャーのバイオグラフィー
- 国際スケート連盟によるデニー & フレイジャーのバイオグラフィー
- 全米フィギュアスケートスケート協会による デニー & フレイジャー のプロフィール
- デニー & フレイジャー の公式サイト
- ブランドン・フレイジャー (@Brandon_F1992) - X(旧Twitter)
- ブランドン・フレイジャー (@brandon_f1992) - Instagram