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フィリップ・ボスコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フィリップ・ボスコ
Philip Bosco
生年月日 (1930-09-26) 1930年9月26日
没年月日 (2018-12-03) 2018年12月3日(88歳没)
出生地 ニュージャージー州
死没地 ニュージャージー州
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ジャンル 俳優
活動期間 1961年 - 2018年
配偶者 Nancy Ann Dunkle
(1957年 - 2018年)
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フィリップ・ボスコPhilip Bosco, 1930年9月26日 - 2018年12月3日)は、アメリカ合衆国俳優である。

来歴

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1930年ニュージャージー州に生まれる。母親は婦人警官で、父親はカーニバルで働いていた[1]。また父方がイタリア系で母方がドイツ系でもあった[2]。ニュージャージー州の高校へ通ったのちにワシントンD.C.にあるThe Catholic University of Americaへ進学して演劇を学んだ[3]

役者としてのキャリアはブロードウェイ舞台からスタートさせ、1960年に出演した『The Rape of the Belt』ではトニー賞にもノミネートされている[3]。それから数年間は様々なブロードウェイ舞台の演目へ出演してキャリアを重ねていった。それから活躍の場を舞台から、テレビドラマや映画などにも広げていき、1988年には出演したテレビシリーズの功績が称えられデイタイム・エミー賞も受賞。映画ではウディ・アレン監督作など様々な話題作へ出演。近年ではフィリップ・シーモア・ホフマンローラ・リニーが兄妹を演じたドラマ映画『マイ・ライフ、マイ・ファミリー』で認知症の父親を演じて印象を残している。1998年に、長年の役者活動の功績が称えられてニューヨークにあるAmerican Theater Hall of Fameに名前が刻まれた[4]

2018年12月3日、88歳で死去[5]

出演作品

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映画

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公開年 邦題
原題
役名 備考
1968 ボディガード
A Lovely Way to Die
フラー
1983 大逆転
Trading Places
医者
1984 パッショネイト 悪の華
The Pope of Greenwich Village
ポーリーの父親
1985 パニック・スクール/冒涜少年団
Heaven Help Us
ポール神父
1986 マネー・ピット
The Money Pit
カーリー
愛は静けさの中に
Children of a Lesser God
カーティス・フランクリン博士
運命の扉
Rage of Angels: The Story Continues
トマス・コルファックス テレビ映画
1987 容疑者
Suspect
ポール・グレイ
スリーメン&ベビー
3 Men and a Baby
メルコウィッツ
1988 私の中のもうひとりの私
Another Woman
サム
N.Y.コネクション II/倒錯の殺人プレイ
Internal Affairs
ジョン テレビ映画
ワーキング・ガール
Working Girl
オーレン・トラスク
1989 ドリーム・チーム
The Dream Team
オマリー
ブルースチール
Blue Steel
フランク・ターナー
1990 クイック・チェンジ
Quick Change
バスの運転手
1991 トゥルー・カラーズ
True Colors
フランク・ステベンズ
F/X2 イリュージョンの逆転
F/X2
レイ
アンタッチャブル・リターンズ
The Return of Eliot Ness
アート・マルト テレビ映画
ウディ・アレンの影と霧
Shadows and Fog
ポールセン
1992 ストレート・トーク/こちらハートのラジオ局
Straight Talk
ジーン・パールマン
1994 愛に気づけば…
Angie
フランク
ウォール・オブ・アッティカ/史上最大の刑務所暴動
Against the Wall
オズワルド テレビ映画
ミルク・マネー
Milk Money
ジェリー
運命の絆
Safe Passage
モート
ノーバディーズ・フール
Nobody's Fool
フラット
1995 ひとりっ娘2
It Takes Two
ヴィンチェンゾ
1996 ファースト・ワイフ・クラブ
The First Wives Club
カーマイン・モレリ
1997 ベスト・フレンズ・ウェディング
My Best Friend's Wedding
ウォルター・ウォレス
地球は女で回ってる
Deconstructing Harry
クラーク教授
1998 キャリアーズ
Carriers
ジョン・O・ベイリー テレビ映画
2000 ワンダー・ボーイズ
Wonder Boys
エミリーの父親
シャフト
Shaft
ウォルター・ウェイド・シニア
2001 ニューヨークの恋人
Kate & Leopold
オーティス
2002 ケイティ
Katie
ジョーゲンセン教授
2005 最後の恋のはじめ方
Hitch
ミスター・オブライエン
2006 フリーダムランド
Freedomland
司祭
2007 マイ・ライフ、マイ・ファミリー
The Savages
レニー・サヴェージ

テレビシリーズ

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放映年 邦題
原題
役名 備考
1990-1999 ロー&オーダー
Law & Order
異なる3つの役で5エピソード
1993 Tribeca ハリー 7エピソード
1997 Liberty! The American Revolution ベンジャミン・フランクリン ミニシリーズ
1998 スピン・シティ
Spin City
ランダル・ウィンストン・シニア 1エピソード
2002 LAW & ORDER:犯罪心理捜査班
Law & Order: Criminal Intent
ウィンスロップ教授 1エピソード
2002-2006 LAW & ORDER:性犯罪特捜班
Law & Order: Special Victims Unit
Judge Joseph P. Terhune / Davis Langley 6エピソード
2007-2009 ダメージ
Damages
ホリス・ナイ 12エピソード

出典

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  1. ^ http://www.filmreference.com/film/20/Philip-Bosco.html
  2. ^ The Player King”. 2014年6月27日閲覧。
  3. ^ a b Philip Bosco Biography”. 2014年6月27日閲覧。
  4. ^ アーカイブされたコピー”. 2014年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年8月23日閲覧。
  5. ^ Philip Bosco, Tony-Winning Actor and ‘Working Girl’ Star, Dies at 88”. December 5, 2018閲覧。

外部リンク

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