フィアット・パリオ
表示
パリオ(PALIO)は、フィアットが製造・販売していた自動車である。発展途上国を主要市場として開発された。
初代 (1996–2016年)
[編集]パリオ | |
---|---|
パリオ ウィークエンド | |
概要 | |
製造国 |
ブラジル アルゼンチン トルコ ポーランド 中華人民共和国 インド モロッコ ロシア ベネズエラ 南アフリカ共和国 エジプト |
販売期間 | 1996–2016年 |
デザイン |
I.DE.A ジョルジェット・ジウジアーロ |
ボディ | |
ボディタイプ |
3/5ドアハッチバック 5ドアワゴン |
駆動方式 | FF |
パワートレイン | |
エンジン |
ガソリン: 1.0/1.1/1.2/1.3/1.4/1.5/1.6/1.8L I4 ディーゼル: 1.3/1.7/1.9L I4 |
車両寸法 | |
ホイールベース |
2,360-2,375mm(ハッチバック) 2,420-2,440mm(ワゴン) |
全長 |
3,735-3,850mm(ハッチバック) 4,130-4,240mm(ワゴン) |
全幅 |
1,615-1,640mm(ハッチバック) 1,625-1,640mm(ワゴン) |
全高 |
1,445-1,435mm(ハッチバック) 1,510-1,520mm(ワゴン) |
その他 | |
姉妹車 |
フィアット・シエナ フィアット・ストラーダ |
フィアットの「プロジェクト178」の一環として1996年にブラジルで発売されたパリオは、ハッチバック、セダン、ピックアップトラック、ステーションワゴンの4モデルが製作され、諸外国の市場向けに様々なバージョンが開発された。
セダンはシエラ、ワゴンはウィークエンド、ピックアップトラックはストラーダと名付けられた。
プラットフォームはウーノ[1]から、エンジンはプントやブラーヴォから流用した。
1996年にブラジル、次いでアルゼンチンの工場で生産が開始された。 1997年には、欧州市場向けにベネズエラとポーランド、1998年にトルコとモロッコで生産を開始した。インドではタタ、南アフリカでは日産が(ピックアップトラック・バージョンであるフィアット・ストラーダの)生産を担当した。 2001年にエジプト、2002年には中国で開始した。
2代目 (2011–2017年)
[編集]パリオ | |
---|---|
概要 | |
製造国 |
ブラジル アルゼンチン |
販売期間 | 2011–2017年 |
ボディ | |
ボディタイプ | 5ドアハッチバック |
パワートレイン | |
エンジン | 1.0/1.4/1.6L I4 |
変速機 | 5MT/5セミAT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,420mm |
全長 | 3,875mm |
全幅 | 1,670mm |
全高 | 1,505-1,515mm |
その他 | |
系譜 | |
後継 | フィアット・アルゴ |
2011年11月、ブラジルにて2代目パリオが公式発表された。
2017年、後継モデルであるアルゴを組み立てる予定のためにアルゼンチン工場での生産を停止、販売が終了した[2]。
車名
[編集]イタリア共和国トスカーナ州中部にある都市シエナで行われる競馬に由来する。