コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ヒューマン・ライツ・キャンペーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
Human Rights Campaign
略称 HRC
設立 1980年

 (1980)

設立者 Steve Endean
種類 非営利アドボカシー ・グループ
目的 LGBTQの権利
本部 アメリカ合衆国、ワシントンD.C.
President
 Kelley Robinson
所属 Human Rights Campaign Foundation、

Human Rights Campaign PAC

収入（2021年）
 4,630万ドル[1]
支出（2021年） 3,520万ドル[1]
ウェブサイト www.hrc.org

ヒューマン・ライツ・キャンペーン（英語: Human Rights Campaign、HRC）は、アメリカのLGBTQのアドボカシー・グループである。

解説

[編集]

アメリカ合衆国最大のLGBTQの政治的ロビー組織である[2]。ワシントンD.C.を拠点とするこの組織は、同性結婚、反差別やヘイトクライムの法律、HIV/AIDSのアドボカシーなどのLGBTQ個人の権利（英語版）の保護と拡大に焦点を当てている。組織には、多数の立法イニシアティブやLGBTQ個人のための支援リソースが存在する。

組織体制

[編集]

HRCは、2つの別個の非営利組織と政治活動委員会（PAC）を傘下に持つグループである。501(c)(3)団体[3]のHRC Foundationは、研究、権利擁護、教育に重点を置く組織であり、501(c)(4)団体[4]のHuman Rights Campaignは、親LGBTQの法案の支持を求める議会や州・地方議員へのロビー活動を通じて、レズビアン、ゲイ（英語版）、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クィア（LGBTQ）の権利を促進することに重点を置く組織である。HRC Political Action Committeeは政治的候補者の支持や反対を行うスーパーPACである[5]。

リーダーシップ

[編集]

Kelley Robinson（英語版）は、2022年9月20日にヒューマン・ライツ・キャンペーンの新しいPresidentとして発表された。彼女は、2022年11月28日に暫定PresidentであるJoni Madisonの後を引き継ぎ、同組織を率いる初の黒人クィア女性となった[6][7][8]。

HRCの活動は3つの理事会によって支えられており、組織の統治機関であるBoard of Directors、財団の財政を管理して財団を管理する公式方針を確立するHRC Foundation Board、組織の全国的な地域活動を管理するboard of governorsからなる[9]。

歴史

[編集]

すでに確立していたGay Rights National Lobby（英語版）で1978年から働いていたSteve Endean（英語版）は、1980年にHuman Rights Campaign Fund政治行動委員会を設立した[10][11]。2つのグループは最終的に合併した。1983年、当時のワシントンD.C.の主要なLGBT権利活動家の一人だったVic Basile（英語版）が初代エグゼクティブ・ディレクターに選出された。1986年10月に、HRC Fundation（HRCF）が非営利団体として設立された[12]。

1989年1月、Basileは辞任を発表し、HRCは主に政治行動委員会（PAC）としての役割を担っていた組織を再編成し、ロビー活動、研究、教育、メディア活動を含むように組織の機能を拡大した[13]。HRCは、「連邦、州、地方レベルで、法律や政策を起草し、支援し、影響を与えることにより、ゲイおよびレズビアンのコミュニティの社会福祉を促進する」という新たな目的声明を決定した。ハーバード・ロー・スクール卒業生で、Boston Lesbian and Gay Political Allianceの設立者、ニューイングランドHRC委員会の共同委員長であるTim McFeeley（英語版）が、新しいエグゼクティブ・ディレクターに選出された。当時の会員総数は約25,000人だった[14]。

1992年、HRCは初めて大統領候補ビル・クリントンへの支持を表明した。1993年3月、HRCは、National Coming Out Dayという新しいプロジェクトを開始した。90年代のその他の具体的な成果は文書化するのが難しい。1995年1月から2004年1月までの間は、Elizabeth Birch（英語版）がHRCのエグゼクティブ・ディレクターを務めた。彼女のリーダーシップの下、このHRCは会員数を4倍以上の500,000人にまで拡大した[15]。

1995年、組織は名前から「Fund」という単語を削除し、Human Rights Campaignとなった。同年、完全な組織再編が行われた。HRC Foundationは、職場プロジェクトや家族プロジェクトなどの新しいプログラムを追加し、HRC自体も、調査、コミュニケーション、マーケティング・PR機能を幅広く拡充した。また、青い四角の中に黄色の等号を加えたデザインの新しいロゴも発表した[16]。

ヒューマン・ライツ・キャンペーンは、シカゴ・プライド・パレード（英語版）などのLGBT関連イベントで大きな存在感を示すことがよくある。

2000年4月29日、ワシントンのミレニアム・マーチ（英語版）に関わる活動の一環として、HRC FoundationはワシントンD.C.のRFK スタジアムで募金コンサートを後援した。ヘイトクライムを終わらせるためのコンサートと名付けられた「Equality Rocks」は、注目の講演者であるデニス・シェパードやマシュー・シェパードの両親であるジュディ・シェパード（英語版）など、ヘイトクライムの被害者とその家族を悼んだ。このイベントには、Melissa Etheridge（英語版）、ガース・ブルックス、ペット・ショップ・ボーイズ、K.d.ラング、ネイサン・レイン、ルーファス・ウェインライト、Albita Rodríguez（英語版）、チャカ・カーンが参加した[17][18]。

Elizabeth Birchの後継者Cheryl Jacques（英語版）は、エグゼクティブ・ディレクターとしてわずか11か月後の2004年11月に辞任した。Jacquesは「経営理念の違い」を理由に辞任したと述べた[19]。

2005年3月、HRCはジョー・ソルモニーズをpresidentに任命したと発表した。彼は2012年5月にバラク・オバマ大統領選挙キャンペーンの共同議長として辞任するまでその職を務めた[20]。

HRCは、2005年に宗教・信仰プログラム（Religion and Faith Program）を立ち上げ、聖職者を動員してLGBTの人々を擁護し、コロンビア特別区における同性結婚（英語版）合法化に関与した結婚平等のためのDC聖職者連合の設立を支援した[21]。2010年3月10日、ワシントンD.C.で初めて法的に認められた同性婚がヒューマン・ライツ・キャンペーン本部で開催された[22]。

2007年8月9日、HRCとLogo TV（英語版）は、2008年民主党大統領候補者向けのLGBT問題に特化したフォーラムを共催した[23]。

2010年、HRCはHIV陽性の人々の旅行や移民に対するアメリカ合衆国の入国禁止令の撤回を求めてロビー活動を行った[24][25]。

2011年9月、2012年の契約終了に伴い、Joe SolmoneseがHRCのpresidentを辞任することが発表された[26]。元アトランタ市議会議長Cathy Woolard（英語版）が任命されるという当初の憶測にもかかわらず、後任者は2012年3月2日まで発表されなかった。Solmoneseの後任はAmerican Foundation for Equal Rights（英語版）の共同創設者のChad Griffin（英語版）となり、2012年6月11日に就任した[27]。

2012年、HRCはオバマ大統領の再選と同性結婚の推進のために、2,000万ドルを集めて寄付したと発表した[28]。オバマ再選キャンペーンに加え、HRCはワシントン州、メイン州、メリーランド州、ミネソタ州での結婚関連の投票案件（ballot measures）と、ウィスコンシン州の民主党上院議員Tammy Baldwin（英語版）の選挙に資金援助した[29]。

2013年、HRCは雇用差別禁止法（英語版）（Employment Non-Discrimination Act、ENDA）を支持するポストカード・キャンペーンを実施した[30]。

2019年、HRCは42の他の宗教団体やその関連団体と協力して、キリスト教右派団体の連合による州法に影響を与えようとする取り組みであるProject Blitz（英語版）に反対する声明を発表した[31]。

2020年5月、HRCは2020年アメリカ合衆国大統領選挙でジョー・バイデン元副大統領への支持を表明した[32]。

2023年6月、過去数年間にアメリカ合衆国の多くの州で反LGBT法の制定が相次いだことを受け、HRCはLGBTの人々に対する「国家非常事態」を宣言した[33][34]。

エグゼクティブ・ディレクター、president、CEO

[編集]

創設者から始まり、組織の最高管理職はエグゼクティブ・ディレクターだった。2004年からは、President兼CEOに変更された。

年 名前
  1980–1983 Steve Endean（英語版）[10][11]
  1983–1989 Vic Basile（英語版）[12]
  1989–1995 Tim McFeeley（英語版）[14]
  1995–2004 Elizabeth Birch（英語版）[15]
  2004–2004 Cheryl Jacques（英語版）[19]
  2005–2012 Joe Solmonese[20]
  2012–2019 Chad Griffin（英語版）[27]
  2019–2021 Alphonso David（英語版）
  2022– Kelley Robinson（英語版）[7]

資金

[編集]

2020年現在、HRCの年間予算は4,460万ドル、年間経費は4,430万ドルであった。

1997年以来、HRCは毎年、組織内で最大の年次募金活動として全国晩餐会を主催してきた。2009年、バラク・オバマ大統領はHRCの第13回年次全国晩餐会で講演した。オバマ大統領は演説の中で、「Don't Ask, Don't Tell（英語版）」と結婚防衛法（Defense of Marriage Act、DOMA）を廃止するという公約と、雇用差別禁止法を可決するという決意を再表明した[35]。彼は2011年にも基調講演を行い、DOMAの廃止とENDAの可決に向けて闘い、LGBTの若者に対するいじめと闘うという誓約を繰り返し述べた。過去のディナーで注目された講演者には、ビル・クリントン、マヤ・アンジェロウ、Kweisi Mfume（英語版）、ジョー・リーバーマン、ヒラリー・クリントン、Richard Gephardt（英語版）、ジョン・ルイス、ロージー・オドネル、ナンシー・ペロシ、ティム・ガン、Suze Orman（英語版）、サリー・フィールド、コリー・ブッカー、Tammy Baldwin（英語版）、Betty DeGeneres（英語版）がいる[36]。

HRCの歴史的記録

[編集]

ヒューマン・ライツ・キャンペーンの歴史的記録は、コーネル大学図書館（英語版）のコレクションに保管されている。2004年にコーネル大学に到着した記録には、戦略的計画（英語版）文書、ファックス、議事録、電子メール、プレスリリース、ポスター、キャンペーンボタンが含まれる。このアーカイブは84立方フィート (2.4 m3)を占め、図書館の貴重品および写本コレクション部門のHuman Sexuality Collectionの中で2番目に大きいものとなっている。2007年2月、このアーカイブは図書館の研究者に公開され、選ばれた記録は「25年間の政治的影響: ヒューマン・ライツ・キャンペーンの記録」と題されたオンライン展示にまとめられた[37][38]。

プログラムと立ち位置

[編集]

同団体によると、ヒューマン・ライツ・キャンペーンは「レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーのコミュニティのための公共教育と福祉を促進するという、慈善と教育の目的で組織されている」[39]。

HRC Foundationは、カミングアウト[40]、トランスジェンダー問題[41]、LGBT関連の医療トピック、企業平等指数（英語版）[42]を含むLGBTの人々が直面する職場の問題に関する情報に関して、さまざまなリソースを提供している。

HRCは、反差別およびヘイトクライム法の可決を求めてロビー活動を行っており[43][44]、Matthew ShepardおよびJames Byrd Jr.ヘイトクライム防止法（英語版）の可決を支援した。この法律は、連邦ヘイトクライム法を拡張し、司法省が被害者の実際のまたは認知されているジェンダー、性的指向、ジェンダー・アイデンティティ、障害を動機とした犯罪の捜査と起訴を可能にするものである[45]。

HRCの健康問題に関する活動は、伝統的にHIV/AIDSの流行への対応に重点を置いてきた。近年は、LGBTの非雇用者、患者、その家族に対する医療現場における差別に取り組んでいる。2007年以来、HRC Foundationは、「医療平等指数（Healthcare Equality Index）」を発表している。これは、患者および従業員の非差別方針、従業員の異文化コンピテンシー（英語版）研修、LGBT患者の家族の面会の権利などの問題に関して、病院を評価したものである[46]。

ヒューマン・ライツ・キャンペーンのロビイストは、オバマ政権（英語版）と協力し、同性パートナーにも病院への面会の権利を拡大した[47]。HRCは、同性愛者やレズビアンの人々がオープンにアメリカ軍に勤務することを禁じた「Don't Ask, Don't Tell（英語版）（DADT）法」の廃止を求めて広くロビー活動を行った[48]。

HRCは、2021年にフロリダ州で「トランスジェンダーのスポーツ禁止」法が施行されることを7月1日深夜に阻止すること（「無効化（nullification）」と呼ばれる）を目的として、同法を争う訴訟を州裁判所と連邦裁判所に起こした[49]。

ロゴ

[編集]

1995年に採用されたHRCの公式ロゴは、青色の背景に黄色の等号を乗せたものである。このロゴは、1995年にデザイン会社Stone Yamashitaによって作成された[50]。HRC（当時はHRCFとして知られていた）によって使用されていた以前のロゴは、様式化された燃えるトーチを特徴としていた[51]。HRCは、HRCのロゴが描かれた旗に対して「Equality Flag」という用語を使用している[52]。

同性結婚のロゴ

[編集]
HRCの等号のロゴが赤とピンクで再加工され、同性結婚への特別なサポートを示している。

HRCは2013年3月25日、ロゴの赤バージョンをSNSで公開し（赤色は愛の同義語であることから、マーケティング・ディレクターのAnastasia Khooによって選ばれた）、アメリカ合衆国最高裁判所で係争中の2件の訴訟（United States v. Windsor（英語版）とHollingsworth v. Perry（英語版））を踏まえ、同性婚への支持を示すために支持者に同様の行動を求めた。このロゴは急速に話題になり、Facebookでは3月26日にプロフィール写真の変更数が120%増加した。ジョージ・タケイ、ビヨンセ、ソフィア・ブッシュ、Padma Lakshmi（英語版）、マーサ・スチュワート、マックルモアー、ライアン・ルイス、エレン・デジェネレスなどの有名人が、SNS上の数百万のフォロワーとロゴを共有し、上院議員Claire McCaskill（D-MO）（英語版）、Jay Rockefeller (D-WV)（英語版）、Kay Hagan (D-NC)（英語版）などの政治家も同様のことを行った[53][54]。

ブランドや企業は、赤いHRCロゴをクリエイティブに再現して同性結婚への支持を表明した。企業のサポーターには、Bud Light（英語版）、Bonobos（英語版）、Fab.com（英語版）、Kenneth Cole（英語版）、ロクシタン、メイベリン、アブソルート、Marc Jacobs International、スミノフ、Martha Stewart Weddings（英語版）、HBOの『トゥルーブラッド』などがあった[55]。

MSNBC[56]、タイム[57]、マッシャブル[58]、ウォール・ストリート・ジャーナル[59]などの主要な印刷物およびオンラインのニュースソースがバイラルキャンペーンの成功を報じた。

批判と論争

[編集]

批判者たちは、HRCの労働環境を問題視している。2014年の秋、HRCは外部コンサルタントに委託して、組織のスタッフを対象に一連のフォーカス・グループと調査を実施した。BuzzFeedが入手した報告書の中で、職員たちはHRCの労働環境を「批判的」、「排他的」、「性差別的」、「同質的」だと述べている。報告書では、「リーダーシップカルチャーの経験は、ゲイ・白人・男性といった同質的なものだ」と報告されていた。この報告書を認めて、HRC会長のChad Griffinは「国内の多くの組織や企業と同様に、HRCは、支援を提供しているコミュニティをよりよく代表するという目標を掲げ、思慮深く包括的なダイバーシティとインクルージョンの取り組みに着手しています」と述べた[60]。2015年8月、AFL-CIOのLGBT関連団体であるPride at Work（英語版）は、Pride at WorkがHRCの企業平等指数の問題と考えることに対処するまで、HRCへの資金提供を停止するよう加盟組織に求める決議を承認した[61]。

HRCは政治への影響力を高めるために実際の会員数を誇張しているとして非難されている[62][63]。元HRC会長のジョー・ソルモネーゼ氏はこれに応え、「会員は単なる寄付者だけではなく（…）選挙で選ばれた役人に電子メールを送信したり、ボランティア活動をしたり、議員にロビー活動をしたりすることが目的であり」、会員の半数以上が過去2年間に寄付を行っている、と述べた[64]。以前、HRCの広報担当Steven Fisherは、少なくとも1ドルを寄付した人は誰でも会員になれると述べている[64]。

HRCは役員の給与が非常に寛大であることでも批判されている[65]。

一部のトランスジェンダーの人々は、2007年版のENDA（英語版）に対するHRCの姿勢を批判している。当時のENDAには保護カテゴリーとして性的指向は含まれていたが、ジェンダー・アイデンティティやジェンダー表現は含まれていなかった。この法案がBarney Frank（英語版）下院議員によって提出されたとき、HRCは正式に反対も支持もしていない[66]。この批判は、前月のtransgender Southern Comfort Conference（英語版）での前HRC President Joe Solmoneseのスピーチを受けたもので、スピーチではHRCが「絶対的にインクルーシブではないどんな法律にも反対する」という発言があった[67]。HRCは後に、インクルーシブではない法案を積極的に支持することはできないが、この法案はインクルーシブなENDA可決に向けた長期的な取り組みを戦略的に推進するものであるため、反対したわけではなかったと説明した[68]。しかし、HRCはアメリカ合衆国下院議員に宛てた書簡の中で、この法案への支持を表明しつつ、「現在のバージョンのENDAが完全にはインクルーシブでないことが非常に残念です（…）アライたち（…）の不断の努力に感謝します（…）たとえ彼らがヤード単位ではなくインチ単位でしか測れないような歩みを強いられているとしても」と述べている[69]。

イスラエル・パレスチナ紛争に対する組織の立場

[編集]

HRCは、ガザ地区での停戦を呼び掛けていないことや、上級指導部がイスラエル・パレスチナ紛争に関するHRCの立場に対する内部の批判を日常的に沈黙させているという主張で批判されている[70]。

批判者は、組織の公式声明はパレスチナ人に対する占領の影響を軽視しており、アメリカ国民に対する危機の影響に焦点を当てていると主張している[71]。2024年6月6日、ジャーナリストでTHEM magazineの寄稿者であるSamantha Riedelは、少なくとも10年前に遡る反シオニスト職員の組織による解雇と排斥に関する複数の説明を含む長い報告書を発表した。

2024年2月3日、ACT UP New York（英語版）主催の抗議活動が、マンハッタンで開催されたヒューマン・ライツ・キャンペーンの2024年Greater New York Dinnerの外で行われた。抗議活動参加者たちは、2023年のイスラエルによるガザ地区侵攻中にイスラエル軍に武器を供給した兵器製造会社ノースロップ・グラマンからHRCが寄付を受け取ったことを公に非難した。デモ参加者らはさらに、HRC指導部に対し、イスラエルによるガザ爆撃の停止を公に呼びかけるよう要求した[72]。HRCのイベントには、LGBTQ+コミュニティのメンバーからの抗議活動が続いており、組織が武器製造業者との関係を断ち切り、パレスチナと連帯することを要求している[73]。

支援の表明

[編集]

HRCは民主党民と共和党候補者の両方を支持していることで批判されている。ゲイの政治コラムニスト兼ブロガーであるAndrew Sullivan（英語版）は、HRCを「民主党の後援団体」と呼んだ[74][75]。しかし、HRCは、民主党の対戦相手がHRC独自の指標でより高いスコアを獲得したときに、いくつかの共和党候補者の指名に対して反発や批判も受けている[76][77]。

共和党員に対する支持の表明

[編集]

HRCは、1998年のアメリカ合衆国上院議員再選運動でニューヨーク州の共和党員Al D'Amato（英語版）を支持したことで批判された。HRCは、雇用差別禁止法（英語版）（ENDA）と「Don't Ask, Don't Tell（英語版）」の廃止に対するD'Amatoのサポートを理由に、この支持を擁護した。しかし、多くのリベラルなLGBT指導者は、アファーマティブ・アクションや中絶への反対が含まれているD'Amatoの保守的な立場に反対しており、HRCは支持を決定する際にそうした立場を考慮すべきだったと考えた[76]。

2014年、長年同性結婚を支持してきたShenna Bellows（英語版）がメイン州の上院議員候補に指名された。HRCは、これまで同性結婚のイニシアティブを支持したことがない、対立候補の現職共和党上院議員スーザン・コリンズを支持した[77]。しかし、コリンズは後に、同性婚を支持する考えを明確にした[78]。

2016年3月11日、HRCはアメリカ合衆国上院議員再選において民主党の対立候補Tammy Duckworth（英語版）下院議員よりも共和党上院議員Mark Kirk（英語版）を支持することを投票で決定した[79]。Kirkは後に同性結婚への支持を表明したが、HRCはLGBT問題に関してKirkに100パーセント中78パーセントの得点を与えたのに対し、Duckworthには100パーセントの得点を与えたため、この支持はニュースメディアやソーシャルメディア上で広く驚きと批判を引き起こした[80][81][82]。デイリー・コスのDavid Nirは、この支持を「恥ずかしいほど恐ろしい」「哀れで愚か」と呼んだ[83]。一方、Slate（英語版）は、2015年平等法を可決するには民主党による上院支配が事実上必要であり、他の多くのLGBT平等問題にとっても有益であるため、KirkではなくDuckworthの選出は、組織が表明した目標と一致すると評した[84]。一方、The New Republic（英語版）紙は、HRCの「深刻な多様性問題」を明らかにした最近の内部報告書を踏まえ、「今回の選挙戦で、アジア系アメリカ人の女性候補者（たまたまより良い投票記録を持っている人）ではなく白人男性候補者を選んだことは、中心の問題に真剣に取り組んでいることを中傷者に納得させる最悪の方法だろう」と書いた[85]。HRC presidentのChad Griffinは、Independent Journal Review（英語版）に掲載されたコラムでこの支持を擁護し、2015年平等法への共同スポンサーなど、上院議員のLGBTの平等問題を代表する取り組みを説明した。Griffinは、「真実は、平等の問題に関しては、政党を超えた協力が必要であり、それ以下ではないということです。」「議員が正しい方法で投票し、政党に関係なく平等を主張するとき、私たちは彼らを支持しなければなりません。私たちは議員に私たちと一緒に投票するように頼んだのに、その後振り返って彼らをオフィスから蹴り出すようなことは決してできません」と述べた[80][82]。

2016年10月28日、Tammy Duckworthの遺産に関するMark Kirkの物議を醸した[86]討論会のコメントの翌日、HRCはカーク氏への支持を「今後も変わらない」と明言し、カーク氏にコメントを「撤回」するよう求めた[87]。Slateは、これはHRCの「最悪の批判者の正しさ」を証明し、HRCは「まったく救いようのないものだ」と述べた[86]。コメントから2日後の10月29日、HRCはKirkの発言を「非常に攻撃的で人種差別的」であると述べ[88]、Kirkへの支持を取り消して代わりにDuckworthを上院議員に支持した[88]。

民主党員の支持

[編集]

2016年の米国大統領選挙では、ヒューマン・ライツ・キャンペーンの32人からなる理事会はヒラリー・クリントンを大統領に支持することを投票で決定した[89]。この決定はかなりの論争を引き起こし[90][91][92]、HRCのFacebookページに何千人ものユーザーが批判的なコメントを投稿した[93]。多くの人は、HRC独自の「議会スコアカード」（民主党候補指名争いのライバルであるバーニー・サンダース氏の評価が100％を記録しているのに対し、クリントン氏自身は89％しか獲得していない[94]）が自分たちの支持の表明と矛盾していると指摘した[93]。HRC PresidentのChad Griffinがクリントンの夫であるビル・クリントン元アメリカ合衆国大統領に以前雇われていたことが明らかになったとき、クリントン自身と組織とのつながりにもさらなる精査が加えられた[95]。

2018年のニューヨーク州知事選挙（英語版）では、HRCは現職知事アンドリュー・クオモを支持した[96]。しかし、バイセクシュアルであるシンシア・ニクソンが、2018年3月25日に立候補を表明した[97]。それにもかかわらず、HRCは依然としてクオモを支持した。これに対し、HRCはLGBTQ+候補者を支持せず、代わりに反対者を支持したとして批判を受けた[98]。ニクソン氏を支持したゲイのニューヨーク市議会議員Jimmy Van Bramer（英語版）は、「HRCの支持はシンシア・ニクソンの可能性を損ない」、「実行力のある進歩的なクィア女性に反対するカミングアウトをするのは間違ったことだ」と述べた[99]。

Alphonso Davidとアンドリュー・クオモ知事

[編集]

ニューヨーク州司法長官（英語版）Letitia "Tish" James（英語版）が主導した独立調査を受けて2021年8月に発表された報告書では、HRC PresidentのAlphonso Davidがアンドリュー・クオモ知事に対するセクハラ告発を隠蔽し（HRCに参加する前、Davidはクオモの首席顧問を務めていた）、告発者の信頼性を損なおうとしたと説明されている。Davidは、告発者（クオモの元補佐官）Lindsey Boylanの人事ファイル全文を知事室に公開したとされる。その後、彼女のファイルが報道機関に流出した。また、Davidはクオモを支持し、Boylanの動機を疑問視する未発表の書簡の草稿作成にも協力した[100]。2021年9月6日、DavidはHRCのPresidentを解任された[101]。2022年2月、デイビッドは差別を主張してヒューマン・ライツ・キャンペーンを相手に訴訟を起こした。彼は、組織が人種を理由に給与を低く抑え、最終的に彼を解雇したと主張する一方、組織は「非白人従業員に対する不平等な扱いについて当然の評判」を持っているとも述べた[102]。

賞

[編集]

ヒューマン・ライツ・キャンペーンは数多くの賞を授与している。

Visibility Awardの受賞者
Ally for Equality Awardの受賞者
Equality Award
HRC Award for Workplace Equality Innovation

関連項目

[編集]
LGBTポータル
プロジェクト LGBT

出典

[編集]
  1. ^ a b “Human Rights Campaign Inc - Full Filing”. ProPublica (9 May 2013). 2024年7月15日閲覧。
  2. ^ “Democratic hopefuls pressed on gay issues at forum”. CNN. (August 10, 2007). http://www.cnn.com/2007/POLITICS/08/10/gay.forum/ November 9, 2015閲覧。 
  3. ^ “HUMAN RIGHTS CAMPAIGN FOUNDATION”. ProPublica (9 May 2013). 16 September 2015閲覧。
  4. ^ “Human Rights Campaign”. OpenSecrets. 2024年7月15日閲覧。
  5. ^ Leven, Rachel (January 3, 2012). “Human Rights Campaign creates super-PAC”. The Hill. https://thehill.com/blogs/ballot-box/fundraising/101730-human-rights-campaign-creates-super-pac/ 16 September 2015閲覧。 
  6. ^ “HRC Staff”. hrc.org. 18 October 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。18 October 2021閲覧。
  7. ^ a b Scherer, Michael (September 20, 2022). “Nation's largest LGBTQ group picks first Black woman as president”. The Washington Post. https://www.washingtonpost.com/politics/2022/09/20/hrc-president-kelley-robinson/ September 20, 2022閲覧。 
  8. ^ Ring, Trudy (September 20, 2022). “Kelley Robinson, Black Queer Woman, Is New Human Rights Campaign Head”. The Advocate. https://www.advocate.com/news/2022/9/20/kelley-robinson-black-queer-woman-new-human-rights-campaign-head September 20, 2022閲覧。 
  9. ^ “The HRC Story: Boards”. hrc.org. Human Rights Campaign. November 14, 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。August 24, 2012閲覧。
  10. ^ a b Lambert, Bruce (August 6, 1993). “Stephen R. Endean, 44, Founder Of Largest Gay Political Group”. New York Times. https://www.nytimes.com/1993/08/06/obituaries/stephen-r-endean-44-founder-of-largest-gay-political-group.html 16 September 2015閲覧。 
  11. ^ a b “About HRC”. Human Rights Campaign. April 29, 2021閲覧。
  12. ^ a b Haggerty, George; Zimmerman, Bonnie (2003). Encyclopedia of Lesbian and Gay Histories and Cultures. Garland Science. p. 710. ISBN 9781135578718 
  13. ^ “The Human Rights Campaign (HRC)”. GLBTQ. February 13, 2012時点のオリジナルよりアーカイブ。April 27, 2021閲覧。
  14. ^ a b Bailey, Mark (2000). "Human Rights Campaign." Gay Histories and Cultures. New York: Garland. オリジナルの2012-02-13時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120213150637/http://www.glbtq.com/social-sciences/human_rights_campaign.html 
  15. ^ a b Althafer. “Leading gay rights advocate to speak at UF”. University of Florida News: source: Adelisse Fontanet, xxx-1665 ext. 326. September 16, 2006時点のオリジナルよりアーカイブ。February 22, 2012閲覧。
  16. ^ “The HRC Story: About Our Logo”. Human Rights Campaign. November 12, 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。February 22, 2012閲覧。
  17. ^ “More Artists Added to Equality Rocks: Michael Feinstein, Chaka Khan, Kathy Najimy and Rufus Wainwright Join Garth Brooks, Ellen DeGeneres, Melissa Etheridge, Anne Heche, Kristen Johnston, kd lang, Nathan Lane and Pet Shop Boys To Benefit the Human Rights Campaign Foundation”. nyrock.com World Beat. November 15, 2012時点のオリジナルよりアーカイブ。February 22, 2012閲覧。
  18. ^ “Resources: Hate Crimes Timeline”. Human Rights Campaign. February 22, 2012閲覧。
  19. ^ a b Seelye, Katharine (December 1, 2004). “Gay Advocacy Group Says Its President Is Resigning”. New York Times. https://www.nytimes.com/2004/12/01/politics/gay-advocacy-group-says-its-president-is-resigning.html 15 September 2015閲覧。 
  20. ^ a b “Joe Solmonese Named Human Rights Campaign President: Leader with Unmatched Record to Embark on Heartland Tour during First Week on Job”. Human Rights Campaign. (March 9, 2005). https://www.hrc.org/press-releases/entry/joe-solmonese-named-human-rights-campaign-president February 22, 2012閲覧。 
  21. ^ Stewart, Nikita (December 18, 2009). “Fenty to sign same-sex marriage bill at church in NW D.C”. The Washington Post. https://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/12/17/AR2009121704330.html 
  22. ^ Marimow, Ann E.; Alexander, Keith L. (March 10, 2010). “First gay marriages in District performed”. The Washington Post. https://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/03/09/AR2010030901904.html 
  23. ^ ABC News. “Dems Court the Gay Vote”. ABC News. 2024年7月14日閲覧。
  24. ^ “After 22 Years, HIV Travel and Immigration Ban Lifted”. Human Rights Campaign (4 January 2010). February 22, 2012閲覧。
  25. ^ “HRC: After 22 years, HIV travel and immigration ban lifted - Steve Rothaus' Gay South Florida”. typepad.com. 2024年7月15日閲覧。
  26. ^ Chris Geidner (27 August 2011). "HRC's Solmonese to Step Down, Sources Say No Replacement Has Been Selected". Metro Weekly. 2012年2月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。
  27. ^ a b Andrew Harmon (March 2, 2012). “Chad Griffin Named President of HRC”. The Advocate. March 4, 2012時点のオリジナルよりアーカイブ。March 4, 2012閲覧。
  28. ^ “HRC 2012: Unprecedented Mobilization for Equality”. February 2, 2013時点のオリジナルよりアーカイブ。March 8, 2013閲覧。
  29. ^ Martel, Ned (November 8, 2012). “Gay rights advocates welcome Election Day results for a change”. The Washington Post. https://www.washingtonpost.com/politics/decision2012/gay-rights-advocates-welcome-election-day-results-for-a-change/2012/11/07/66c48ab6-28a5-11e2-bab2-eda299503684_story.html March 8, 2013閲覧。 
  30. ^ Eilperin, Juliet (October 25, 2013). “Cindy McCain petitions husband to back gay rights bill”. The Washington Post. https://www.washingtonpost.com/blogs/post-politics/wp/2013/10/25/cindy-mccain-petitions-husband-to-back-gay-rights-bill/ 3 November 2014閲覧。 
  31. ^ “Statement from 43 National Organizations United in Opposition to Project Blitz and Similar Legislative Efforts”. Americans United for the Separation of Church and State. 4 February 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。4 February 2019閲覧。
  32. ^ Mucha (2020年5月6日). “Human Rights Campaign endorses Biden on anniversary of his support for same-sex marriage | CNN Politics” (英語). CNN. 2022年7月14日閲覧。
  33. ^ “LGBTQ+ Americans are under attack, Human Rights Campaign declares in state of emergency warning” (英語). AP NEWS (2023年6月6日). 2023年6月6日閲覧。
  34. ^ Migdon (2023年6月6日). “Human Rights Campaign declares national state of emergency for LGBTQ people” (英語). The Hill. June 6, 2023時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月6日閲覧。
  35. ^ “Obama HRC Speech: "I Will End Don't Ask, Don't Tell," Says President Obama”. The Huffington Post. (October 10, 2009). http://www.huffingtonpost.com/2009/10/10/obama-says-he-will-end-do_n_316524.html 
  36. ^ “About the Dinner: Previous Dinners”. hrcnationaldinner.org. August 10, 2020時点のオリジナルよりアーカイブ。February 22, 2012閲覧。
  37. ^ Lowery (January 30, 2007). “25 years of gay-rights struggles traced in online exhibit”. Cornell University. February 1, 2024閲覧。
  38. ^ “25 Years of Political Influence: The Records of the Human Rights Campaign”. Cornell University Library. April 27, 2021閲覧。
  39. ^ “Mission Statement”. Human Rights Campaign. 10 September 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。16 September 2015閲覧。
  40. ^ Nichols, James Michael (October 11, 2013). “Coming Out Of The Closet: Some Resources To Aid The Process”. Huffington Post. http://www.huffingtonpost.com/2013/10/11/coming-out-resources_n_4085658.html 16 September 2015閲覧。 
  41. ^ “Transgender Resources”. NBC News. (April 27, 2015). http://www.nbcnews.com/storyline/transgender-kids/transgender-resources-n349076 16 September 2015閲覧。 
  42. ^ Mitchell, Elizabeth (June 1, 2015). “2015 Corporate Equality Index Shows Highest-Ever Inclusion of LGBT Employees”. PR Newser. http://www.adweek.com/prnewser/2015-corporate-equality-index-shows-highest-ever-inclusion-of-lgbt-employees/114717 16 September 2015閲覧。 
  43. ^ Phelps, Timothy (June 26, 2015). “Gay-rights advocates now turn focus to employment, housing”. Seattle Times. http://www.seattletimes.com/nation-world/gay-rights-advocates-now-turn-focus-to-employment-housing-discrimination-laws/ 16 September 2015閲覧。 
  44. ^ Eckholm, Erik (June 28, 2015). “Gay rights fight shifts to anti-discrimination laws”. Dallas Morning News. http://www.dallasnews.com/news/local-news/20150628-gay-rights-fight-shifts-to-anti-discrimination-laws.ece 16 September 2015閲覧。 
  45. ^ “Obama signs hate crimes bill into law”. CNN. (October 28, 2009). http://www.cnn.com/2009/POLITICS/10/28/hate.crimes/ 16 September 2015閲覧。 
  46. ^ Petty, Janie (November 21, 2014). “Tallahassee memorial highlighted in Healthcare Equality Index 2014”. The Tallahassee Democrat. http://www.tallahassee.com/story/life/chronicle/2014/11/21/tallahassee-memorial-highlighted-healthcare-equality-index/19333703/ 16 September 2015閲覧。 
  47. ^ Shear, Michael D. (April 16, 2010). “Obama extends hospital visitation rights to same-sex partners of gays”. The Washington Post. https://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/04/15/AR2010041505502.html 
  48. ^ Branigin, William; Wilgoren, Debbi; Bacon, Perry Jr. (December 22, 2010). “Obama signs DADT repeal before big, emotional crowd”. The Washington Post. https://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/12/22/AR2010122201888.html 
  49. ^ “Human Rights Campaign will sue Florida over anti-transgender sports ban” (June 2021). 2024年7月15日閲覧。
  50. ^ “About Our Logo”. Human Rights Campaign. 2015年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月2日閲覧。
  51. ^ “Old HRCF logo on lapel”. Cornell University. 2024年7月15日閲覧。
  52. ^ “Equality Flag” (英語). shop.hrc.org. 2019年5月29日閲覧。
  53. ^ Thielman, Sam (March 28, 2013). “DOMA Nation: The Human Rights Campaign had no idea this was going to happen”. Adweek. http://www.adweek.com/news/advertising-branding/doma-nation-148206 June 9, 2013閲覧。 
  54. ^ Alison Starling (3 November 2014). “Working Women: Anastasia Khoo builds viral content for Human Rights Campaign”. wjla.com. 3 November 2014閲覧。
  55. ^ Brettman, Allan (March 30, 2013). “From Nike to marriage equality, controversy can be a good thing”. The Oregonian. http://www.oregonlive.com/playbooks-profits/index.ssf/2013/03/from_nike_to_marriage_equality.html June 9, 2013閲覧。 
  56. ^ Maresca (26 March 2013). “Seeing red: Symbol for marriage equality goes viral”. MSNBC. April 18, 2013閲覧。
  57. ^ Yang, Mackenzie (March 26, 2013). “What Is the Red Equal Sign All Over Facebook and Twitter?”. Time. http://newsfeed.time.com/2013/03/26/what-is-the-red-equal-sign-all-over-facebook-and-twitter/ April 18, 2013閲覧。 
  58. ^ Fox (26 March 2013). “Facebook Turns Red as SCOTUS Marriage Equality Hearings Begin”. Mashable. April 18, 2013閲覧。
  59. ^ Neal, Mann. “Gay-Marriage Symbol Goes Viral”. The Wall Street Journal. https://blogs.wsj.com/washwire/2013/03/26/gay-marriage-symbol-goes-viral/?mod=e2tw April 18, 2013閲覧。 
  60. ^ Geider, Chris (June 3, 2015). “Internal Report: Major Diversity, Organizational Problems At Human Rights Campaign”. BuzzFeed. https://www.buzzfeed.com/chrisgeidner/internal-report-major-diversity-organizational-problems-at-h#.ejaYK5MjO 16 September 2015閲覧。 
  61. ^ Brydum, Sunnivie (August 30, 2015). “Pride at Work Tells HRC: 'Enough Is Enough'”. The Advocate. http://www.advocate.com/business/2015/08/30/pride-work-tells-human-rights-campaign-enough-enough 16 September 2015閲覧。 
  62. ^ “Citizen Crain: Cooking the books at HRC”. typepad.com. 2012年2月23日閲覧。
  63. ^ “HRC Responds”. The Atlantic. 2011年1月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年1月30日閲覧。
  64. ^ a b Koval (May 6, 2005). “HRC 'Members' Include All Who Ever Donated $1”. Washington Blade. September 7, 2008時点のオリジナルよりアーカイブ。April 27, 2021閲覧。
  65. ^ TEDDER, RYAN (2010年10月25日). “HRC Took Home $7.9 Million Less In 2010. Not That Joe Solmonese Got Paid Any Less”. https://www.queerty.com/hrc-took-home-7-9-million-less-in-2010-not-that-joe-solmonese-got-paid-any-less-20101025 2017年6月12日閲覧。 
  66. ^ “Donna Rose on Why She Resigned as the Only Transgender Member of HRC's Board”. The Advocate. (October 4, 2007). オリジナルのSeptember 19, 2008時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080919202932/http://www.advocate.com/news_detail_ektid49565.asp April 2, 2013閲覧。 
  67. ^ “HRC's ENDA dilemma: Dine, party or boycott?”. EDGE Publications, Inc.. (July 22, 2008). オリジナルのJanuary 21, 2013時点におけるアーカイブ。. https://archive.today/20130121202635/http://www.edgesanfrancisco.com/index.php?ch=news&sc=glbt&sc2=features&sc3=&id=77775 March 25, 2011閲覧。 
  68. ^ Sandeen. “ENDA Passed Without "Real Or Perceived Gender" Protections”. pamhouseblend.com. July 2, 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。February 22, 2012閲覧。
  69. ^ “Leadership Conference on Civil Rights” (24 September 2015). 2015年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。16 March 2018閲覧。
  70. ^ Rummler (2024年3月6日). “Why these queer Americans want LGBTQ+ groups to back a cease-fire in Gaza” (英語). The 19th. 2024年6月16日閲覧。
  71. ^ “Middle East Crisis” (英語). Human Rights Campaign. 2024年6月16日閲覧。
  72. ^ “LGBTQ+ Protestors Call Out Human Rights Campaign's Ties to Weapons Manufacturer”. Them (February 8, 2024). March 18, 2024閲覧。
  73. ^ Thomas (2024年3月24日). “Jill Biden’s Human Rights Campaign Keynote Address Disrupted by Protesters of Israel-Hamas War” (英語). The Hollywood Reporter. 2024年6月16日閲覧。
  74. ^ “The Human Rights Campaign (Blech)”. The Atlantic Monthly (February 19, 2007). March 12, 2007時点のオリジナルよりアーカイブ。April 29, 2021閲覧。
  75. ^ “My Alliance with the Christianists”. The Atlantic (March 16, 2007). March 5, 2009時点のオリジナルよりアーカイブ。April 29, 2021閲覧。
  76. ^ a b “The D'Amato Factor”. The Advocate. (July 18, 2000). https://books.google.com/books?id=Z2MEAAAAMBAJ&pg=PA72 April 29, 2021閲覧。. 
  77. ^ a b “Susan Collins Endorsed By Major Gay Rights Group, Despite Not Backing Marriage Equality”. The Huffington Post. (June 25, 2014). http://www.huffingtonpost.com/2014/06/25/susan-collins-human-rights-campaign_n_5530867.html 
  78. ^ “Collins supports same-sex marriage”. Politico. Associated Press (June 26, 2016). October 25, 2022閲覧。
  79. ^ “Human Rights Campaign endorses Senator Mark Kirk for re-election”. Human Rights Campaign (March 11, 2016). April 29, 2021閲覧。
  80. ^ a b Ring (March 24, 2016). “HRC Defends Endorsing a Republican for Senate”. The Advocate. April 29, 2021閲覧。
  81. ^ Signorile (March 25, 2016). “How the Human Rights Campaign Is Helping the GOP to Retain the Senate”. The Huffington Post. April 29, 2021閲覧。
  82. ^ a b “Why the nation's largest gay rights group endorsed Kirk over Duckworth”. Illinois Review (March 24, 2016). April 29, 2021閲覧。
  83. ^ Nir (22 March 2016). “Shameful: Gay rights group endorses Republican Mark Kirk over Democrat Tammy Duckworth”. Daily Kos. 23 August 2016閲覧。
  84. ^ Stern (22 March 2016). “Why Did a Major Gay Rights Group Endorse a Republican Senator Over a Pro-LGBTQ Democrat?”. Slate. 23 August 2016閲覧。
  85. ^ Sasson, Eric (23 March 2016). "The Human Rights Campaign Is Proving Bernie Right". The New Republic. 2016年8月23日閲覧。
  86. ^ a b Stern (October 28, 2016). “Human Rights Campaign Maintains Endorsement of Sen. Mark Kirk After Racist Comment”. Slate. April 29, 2021閲覧。
  87. ^ Jennifer Bendery Verified account (2016年10月28日). “Jennifer Bendery on Twitter: "Human Rights Campaign standing by its Mark Kirk endorsement, but spox says he must "rescind his comments" re: Tammy Duckworth's heritage."”. Twitter.com. 2017年7月15日閲覧。
  88. ^ a b "HRC Revokes Endorsement Following Racist Comments of Senator Mark Kirk" (Press release). 29 October 2016. 2016年10月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月29日閲覧。
  89. ^ “Human Rights Campaign Endorses Hillary Clinton for President”. hrc.org. (19 January 2016). オリジナルの27 January 2016時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160127045533/http://www.hrc.org/blog/human-rights-campaign-endorses-hillary-clinton-for-president 24 January 2016閲覧。 
  90. ^ “502 Bad Gateway nginx openresty”. www.realprogressivepolitics.com. 2019年6月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月13日閲覧。
  91. ^ “HRC's Endorsement of Hillary Clinton Was Disingenuous and Unnecessary | HuffPost”. Huffingtonpost.com (21 January 2016). 2017年7月15日閲覧。
  92. ^ “How an Early Endorsement From Largest LGBT Group May Reveal Hillary Clinton's Worst Fears | HuffPost”. Huffingtonpost.com (21 January 2016). 2017年7月15日閲覧。
  93. ^ a b “Human Rights Campaign”. www.facebook.com. 16 March 2018閲覧。
  94. ^ “SCORECARD CONGRESSIONAL - MEASURING S UPPORT F OR EQUALITY IN THE 113TH CONGRESS”. Human Rights Campaign. April 29, 2021閲覧。
  95. ^ Gorman (2015年10月3日). “Human Rights Campaign Endorses Hillary Clinton”. Newsweek.com. 2017年7月15日閲覧。
  96. ^ Campaign (31 January 2018). “HRC Endorses Gov. Cuomo for Re-Election | Human Rights Campaign” (英語). Human Rights Campaign. 2020年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月4日閲覧。
  97. ^ “'Sex and the City' actress Cynthia Nixon to run for New York governor” (英語). Rochester Democrat and Chronicle. https://www.democratandchronicle.com/story/news/politics/albany/2018/03/19/cynthia-nixon-run-new-york-governor/438775002/ 2018年9月4日閲覧。 
  98. ^ “HRC fails to endorse queer woman Cynthia Nixon in New York's gubernatorial race” (英語). Gay Star News. (2018年8月25日). オリジナルの2018年9月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180904084849/https://www.gaystarnews.com/article/hrc-fails-endorse-bisexual-cynthia-nixon-ny-governor/#gs.3gn3e3E 2018年9月4日閲覧。 
  99. ^ “The Country's Top LGBT Group Is Campaigning Against A Queer Democratic Woman, And Some People Are Pissed” (英語). BuzzFeed News. https://www.buzzfeednews.com/article/dominicholden/hrc-campaigning-for-andrew-cuomo-over-cynthia-nixon 2018年9月4日閲覧。 
  100. ^ “How Cuomo's office sought help from prominent liberal advocates as it pushed to discredit an accuser” (英語). Washington Post. https://www.washingtonpost.com/politics/cuomo-harassment-allegations--advocacy-groups/2021/08/04/57103eee-f51f-11eb-9738-8395ec2a44e7_story.html 2021年8月5日閲覧。 
  101. ^ Haberman (2021年9月6日). “Alphonso David, Who Advised Cuomo, Fired as Human Rights Campaign President” (英語). The New York Times. 2021年9月6日閲覧。
  102. ^ “Human Rights Campaign hit with racial bias suit by former president fired in Andrew M. Cuomo scandal”. The Washington Post. https://www.washingtonpost.com/politics/2022/02/03/human-rights-campaign-lawsuit/ 3 February 2022閲覧。 
  103. ^ “Exclusive: 'Schitt's Creek' star Dan Levy to receive Human Rights Campaign's Visibility Award” (英語). EW.com. 2020年7月29日閲覧。
  104. ^ Campaign (3 February 2020). “HRC to Honor Liv Hewson at the 2020 HRC Austin Gala Dinner” (英語). Human Rights Campaign. 2020年2月3日閲覧。
  105. ^ “Evan Rachel Wood Receives the HRC Visibility Award”. Bi Community News (2017年2月8日). 2017年7月15日閲覧。
  106. ^ Tungol (2013年1月15日). “Whoopi Goldberg To Be Honored By HRC” (英語). HuffPost. 2020年10月14日閲覧。
  107. ^ Rodriguez-Cayro, Kyli. “LGBTQ People Are Pissed Monsanto Was Named An "LGBTQ-Friendly" Company — And Here's Why” (英語). Bustle. https://www.bustle.com/p/monsanto-was-named-one-of-the-most-lbgtq-friendly-companies-heres-why-the-lgbtq-community-is-pissed-5494235 2018年6月2日閲覧。 

外部リンク

[編集]
性的指向
性同一性・性表現・性的特徴
LGBTの文化
産業
歴史
法・権利
宗教
社会
課題・問題
「https://ja-two.iwiki.icu/w/index.php?title=ヒューマン・ライツ・キャンペーン&oldid=101838764」から取得