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バーミンガム大学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
バーミンガム大学
University of Birmingham
アストン・ウェッブ・ホール
種別 国立大学
設立年 1825年 バーミンガム医学校
1900年 勅許により大学昇格
資金 £88.3 million[1]
学生総数 28664[2]
学部生 19347[2]
大学院生 9317[2]
所在地 United Kingdom (UK)
ウェスト・ミッドランズバーミンガム
北緯52度27分2秒 西経1度55分50秒 / 北緯52.45056度 西経1.93056度 / 52.45056; -1.93056座標: 北緯52度27分2秒 西経1度55分50秒 / 北緯52.45056度 西経1.93056度 / 52.45056; -1.93056
スクールカラー

The University

                      
Russell Group
Universitas 21
Universities UK
EUA
ACU
Sutton Trust
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バーミンガム大学英語: University of Birmingham)は、イギリスバーミンガム大学ラッセル・グループ加盟校。

沿革

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  • 1825年 バーミンガム医学校[3](Birmingham School of Medicine and Surgery)設立された。エリザベス女王の援助を受け、クイーンズ・カレッジ(Queen's College)として知られる。
  • 1875年 メイソン・サイエンス・カレッジ(Mason Science College)から
  • 1900年 勅許を受け、現在のバーミンガム大学(University of Birmingham)となった。

組織

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キャンパスの一部

以下の五つのカレッジと、カレッジを構成する多くのスクールから成る。

  • Arts and Law(英語・演劇・創作研究、歴史・文化、言語・文化・美術史・音楽、バーミンガム・ロー・スクール、哲学・神学・宗教学)
  • Engineering and Physical Sciences(化学、化学工学、情報学、工学(土木、機械、電気電子システム工学)、数学、冶金・材料、物理学・天文学)
  • Life and Environmental Sciences(バイオサイエンス、地理・地球・環境科学、心理学、スポーツ・運動科学)
  • Medical and Dental Sciences(癌・ゲノム科学研究所、臨床科学研究所、炎症・老化研究所、応用健康研究所、循環器科学研究所、免疫学・免疫療法研究所、代謝・システム研究所、微生物学・感染症研究所)
  • Social Sciencesバーミンガム・ビジネス・スクール、教育、行政・社会、社会政策)

キャンパス

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オールド・ジョー

メインキャンパスは、バーミンガム市中心から約3マイル南西に離れたエジバストンに位置する。

オールド・ジョー」の愛称で知られるチェンバレン記念時計塔は世界最大の時計塔であり、バーミンガム市長や国会議員を経験したジョゼフ・チェンバレンがバーミンガム大学の創設者とされることに由来する。

バーミンガム大学はこの「オールド・ジョー」を中心に整備された美しいキャンパスを有する。

メインキャンパス以外にも、バーミンガム郊外にセリーオークキャンパス、アイアンブリッジ峡谷博物館トラストと提携して設立されたアイアンブリッジ研究所、ストラットフォード・アポン・エイボンにシェイクスピア研究所等がある。

バーミンガム・ビジネス・スクール

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イングランド最古のビジネススクール

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1902年に開校し、歴史学派経済学者ウィリアム・アシュリーを擁したビジネススクールは、イングランドで最も古い高等商業教育の歴史を持つ[4]。同校のMBAは英エコノミスト誌(2005年)で英国第1位にランクされた名門である[5]

2015年のCEO Magazine’s MBA Rankingsでは、世界第7位、欧州で第3位にランクイン[6]

プログラムの特色

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同校MBAの特徴は、入学時より専門分野にコース分けされるプロフェッショナル性の追求である。同プログラムを受験する際に、経営学修士・国際経営学コース(International Business/Strategy and Procurement Management)、経営学修士・国際金融学コース(Global Banking and Finance)のいずれかを選択する。これにより、プログラム入学直後より、院生は各専門分野に特化した研究を進めることができる[7]

各コースで合否選考基準も異なるため、国際経営学コースに在籍する院生はプロジェクト経験等が重視され、出身業界は多岐にわたる傾向が強い[8]。一方、国際金融学コース(Global Banking and Finance)は、各国の金融当局、中央銀行、金融機関でのファンドマネージャー、投資アナリスト、財務等の金融キャリアに偏る傾向がある。[9]

経済学・国際金融学

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金融界での同校の評価は高い。英国証券業協会(CISI: The Chartered Institute for Securities & Investment)は、CISI Centre of Excellenceとして認定[10]。欧州版証券アナリスト協会であるCIIA(Certified International Investment Analyst,国際公認投資アナリスト®)の国際試験委員長には、同校のマイケル・シオボールド教授(Finance and Investment)が就任している[11]。過去には、2003年から2013年にかけてイングランド銀行総裁を務めたマーヴィン・キング等が教授職に就いて教鞭をふるっていた。

評価

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イングランド第2の都市に位置する伝統ある名門校であり、11名[12]のノーベル受賞者を輩出している。世界大学ランキングではQS World University Rankings 2020 で世界第81位[13]。研究型大学群であるラッセル・グループに加盟している。

Research Excellence Framework[14] 2014では同大学で行われている研究の87%[15]が世界的な影響を与えるとされ、ヒッグス粒子重力波DNA構造等の偉大な発見に貢献している。英国初の市民大学[16]であり国内最大級のキャンパスを有する。

19000人を超える学部生および9000人を超える大学院生が在籍している。イングランド最古のビジネススクールだけでなく、米国研究、社会政策、ソーシャルワークなどの社会科学から教育学天文学などの自然科学まで幅広い分野で世界の研究をリードしている。学生の就職率が高く、High Fliers Research 2021では英国内第1位とされた[要出典]

分野別ランキング(The Complete University Guide 2021)

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全英5位以内のコースは次のとおり。

  • 米国研究 American Studies (2位)
  • 社会政策 Social Policy(3位)
  • ソーシャルワーク Social Work(4位)
  • 物理学・天文学 Physics and Astronomy(5位)
  • 考古学 Archaeology(5位)
  • 理学療法 Physiotherapy(5位)
  • 観光 Hospitality, Leisure, Recreation and Tourism(5位)

主な卒業生

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政治

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研究

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芸術

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対外関係

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協定校

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バーミンガム大学公式ホームページより引用[17]

脚注

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  1. ^ Annual Accounts Year Ended 2013”. University of Birmingham. 2014年4月28日閲覧。
  2. ^ a b c Students”. 2014年6月3日閲覧。
  3. ^ 大学事典. “バーミンガム大学とは”. コトバンク. 2022年6月30日閲覧。
  4. ^ Birmingham Business School”. 2015年1月17日閲覧。
  5. ^ Rankings The Birmingham MBA is highly ranked in the Global Top 100s”. 2015年1月17日閲覧。
  6. ^ Birmingham Business School's MBA Achieves #7 world ranking by CEO Magazine MBA Rankings 2015”. 2015年1月25日閲覧。
  7. ^ The Birmingham MBA”. 2015年1月17日閲覧。
  8. ^ The Birmingham MBA”. 2015年1月17日閲覧。
  9. ^ The Birmingham MBA”. 2015年1月17日閲覧。
  10. ^ CISI Centre of Excellence”. 2015年1月17日閲覧。
  11. ^ INTERNATIONAL EXAMINATION COMMITTEE (IEC)”. 2015年1月17日閲覧。
  12. ^ Our Nobel Prize winners” (英語). University of Birmingham. 2021年8月2日閲覧。
  13. ^ World University Rankings 2020” (英語). Top Universities. 2021年8月2日閲覧。
  14. ^ England, Higher Funding Council of. “Home - REF 2021” (英語). Higher Education Funding Council for England. 2021年8月2日閲覧。
  15. ^ University of Birmingham”. University of Birmingham. 2021年8月2日閲覧。
  16. ^ 早稲田大学・英バーミンガム大学が提携 共同研究を強化、推進”. 早稲田大学. 2021年8月2日閲覧。
  17. ^ Where can I go?” (英語). University of Birmingham. 2022年1月30日閲覧。

外部リンク

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