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バジー・フェイトン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
バズ・フェイトンから転送)
バジー・フェイトン
Buzzy Feiten
出生名 Howard R. Feiten II
生誕 (1948-11-04) 1948年11月4日(75歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ニューヨーク州
ジャンル ブルースロックジャズ
職業 ギタリスト作曲家
担当楽器 ギター
活動期間 1969年 -
レーベル ワーナー・ブラザース・レコード、Ulftone Music、Dreamsville
共同作業者 ポール・バターフィールドニール・ラーセン
公式サイト www.buzzfeiten.com

バジー・フェイトンBuzzy Feiten1948年11月4日 - )[1]は、アメリカ合衆国ブルースロックジャズ・ギタリスト。

略歴

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ニューヨーク州で育つ[1]。1968年4月15日、ニューヨークのジェネレーション・クラブで、ジミ・ヘンドリックスB.B.キングポール・バターフィールド、ポール・バターフィールド・ブルース・バンドのエルヴィン・ビショップとフィリップ・ウィルソン(ドラムズ)、アル・クーパー(オルガン)らはジャムを中心とするライブを行った。当時19歳のフェイトンはこのジャムにベースで参加した[2]。同年、ビショップはポール・バターフィールド・ブルース・バンドを脱退。後継のギタリストとしてバンドへの参加を依頼され、加入した[3]

1969年10月、バターフィールド・ブルース・バンドは5枚目のアルバム『Keep On Moving』を発表。フェイトンはギター以外にオルガンフレンチホルンなども演奏した[4]

その後、ラスカルズに参加、1971年のアルバム『ピースフル・ワールド』と翌年の『アイランド・オブ・リアル』にクレジットされている[5]

1972年ニール・ラーセンらとフル・ムーンというバンド名義でアルバムをリリース。その後、ニール・ラーセンのソロ・アルバムでの共演を経て、ラーセン=フェイトン・バンドを結成。1980年に『ラーセン=フェイトン・バンド』をリリースした[1]。同作のトップを飾る「今夜は気まぐれ(Who'll Be the Fool Tonight)」はシングルカットされ、Billboard Hot 100で29位のヒットとなった[6]

上記のほか、アレサ・フランクリンウィルソン・ピケットベット・ミドラージェームス・テイラーグレッグ・オールマンリッキー・リー・ジョーンズチャカ・カーンアル・ジャロウボブ・ディランブレッカー・ブラザーズデイヴィッド・サンボーンマイケル・フランクスMr.ミスターデイヴ・コーズオリビア・ニュートン=ジョンなど、多くの有名ミュージシャンと共演している[3]。中でもスティーヴィー・ワンダーのアルバム『心の詩』収録の「スーパーウーマン」では長いソロを披露しているが、これはファースト・テイクが採用されたという[7]

音楽性

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インタビューではフュージョン奏者のレッテルが貼られてしまったことに抵抗を示しており、自分の音楽的バックグラウンドはブルース、ファンク、R&Bだと述べている[7]

ディスコグラフィ

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リーダー・アルバム

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  • 『ラーセン=フェイトン・バンド』 - Larsen-Feiten Band (1980年、Warner Bros.)
  • 『フルムーン』 - Full Moon with Full Moon (1982年、Warner Bros.)
  • 『バジー・フェイトン・ワーリーズ』 - Whirlies (2000年、Ulftone Music)
  • 『フル・ムーン・セカンド』 - Buzz Feiten & the New Full Moon (2002年、Dreamsville)
  • 『バジー・フェイトン・ウィズ・ブランドン・フィールズ』 - Buzz Feiten with special guest Brandon Fields (2008年、Dreamsville)

参加アルバム

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ニール・ラーセン

  • 『ジャングル・フィーヴァー』 - Jungle Fever (1978年、Horizon)
  • ハイ・ギア』 - High Gear (1979年、Horizon)
  • 『スルー・エニー・ウィンドウ』 - Through Any Window (1987年、MCA)
  • 『スムーズ・トーク』 - Smooth Talk (1989年、MCA)

リッキー・リー・ジョーンズ

  • 浪漫』 - Rickie Lee Jones (1979年、Warner Bros.)
  • パイレーツ』 - Pirates (1981年、Warner Bros.)
  • 『マガジン』 - The Magazine (1984年、arner Bros.)
  • 『フライング・カウボーイズ』 - Flying Cowboys (1989年、Geffen)

スティーヴィー・ワンダー

脚注

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  1. ^ a b c Larsen-Feiten Band (ラーセン=フェイトン・バンド) プロフィール HMV&BOOKS online”. hmv.co.jp. 2023年1月16日閲覧。
  2. ^ “1968-04-15: Generation Club, New York” by Jimi Hendrix & B.B. King”. MusicBrainz. 2023年7月12日閲覧。
  3. ^ a b About Buzz Feiten”. apollonmusic.com. January 16, 2023閲覧。
  4. ^ Keep on Moving - Paul Butterfield, The Paul Butterfield Blues Band Credits AllMusic”. allmusic.com. January 16, 2023閲覧。
  5. ^ 最後期のザ・ラスカルズが本気でロックした『アイランド・オブ・リアル』OKMusic”. okmusic.jp. 2023年1月16日閲覧。
  6. ^ Hot100 / 1980-10-11”. billboard.elpee.jp. January 16, 2023閲覧。
  7. ^ a b Buzz Feiten Vintage Guitar® magazine”. vintageguitar.com. January 16, 2023閲覧。

外部リンク

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