ノート:音素音節文字
この記事は2007年7月7日に削除依頼の審議対象になりました。議論の結果、削除となりました。 |
立項そのものについて
[編集]音素音節文字という項目を立て、それにもとづいていくつかの項目を編集していらっしゃるようですが、これは広く使われている用語でしょうか。また、その用語の定義はどんなものでしょうか。典拠を示していただきたいとおもいます。
似た概念として G. Sampson などの featural system (featural script) がありますが、これはハングルやテングワールのように、文字や字母の形に発音に対応する規則性がある表音文字を指しています。デーヴァナーガリーはアブギダで、ひとつひとつの字母の形に発音に対応する規則性がないため、featural script には含まれていません。
また、音節文字の項には以前から「音素音節文字」という語があるのですが、これがどういう典拠に基づくものなのかは不明です。
実際、文字体系をどう分類するかについてはいろいろな視点があるとおもいます。ハングルのあつかいや featural script については、ノート:文字/改訂の議論 20070115-の「分類」で議論していますので、音素音節文字についても含め、そちらでご意見をいただいて、どうするかきめていきたいとおもいます。--Hatukanezumi 2007年2月27日 (火) 03:44 (UTC)
読んでいらっしゃるようですので、さらにコメントします。ですが、どうか、上に書いたとおり、音素音節文字のあつかいについてどうするか、議論をしてから書き進めていただけないでしょうか。ほかの項目にも編集を加えていらっしゃいますが、同様に、議論してからお願いします。
なにより、Wikipedia 上などで読んだことをもとに記事を書くのではなく、独立した文献にあたって記事を書いてください。このままでは、独自研究とみなされます。
以下、問題とおもわれる点を挙げます。
- デーヴァーナーガリーはアブギダです。「音素音節文字である」とか「アブギダに近い」と言う意味の記述は、とりあえずコメントアウトしておきます。また、アブギダの説明が不正確です。アブギダは単に母音に子音が付属しているものではありません。これらの説明も、とりあえずコメントアウトしておきます。
- また、アブギダ、アブジャド同様多少の運用法変更で容易に通常のアルファベットに移行できる と書いていらっしゃいますが、実際に運用法変更が行われたことがあったのでしょうか? ないのなら独自研究にあたりますし、あるのなら典拠を挙げて書くべきです。ここも、とりあえずコメントアウトしておきます。
- 音素音節文字は音節文字の方向に収斂進化した音素文字(アルファベット)であるといえると書いていらっしゃいますが、実際に収斂進化が起こったことが実証されているのでしょうか? また、実証されているとして、その場合それを説明するために「収斂進化」という用語が使われているのでしょうか? 典拠を挙げて書いてください。
- ハングルが英語版で通常のアルファベットに分類されているのはこのような事情もある とありますが、ハングルは英語版で通常のアルファベットに分類されていません。また、英語版と日本語版で編集方針が同じとはかぎりませんし、英語版について述べても読者にとっては説明になりません。
- 音節ごとに纏める表記法をやめた場合は音素音節文字から通常のアルファベットへ移行するとありますが、実際に移行した例があるのでしょうか? また、ノート:アルファベットにも書いたように移行が議論されたことはわたしも知っていますが、いずれにしても、典拠を挙げて書くべきです。
--Hatukanezumi 2007年2月27日 (火) 10:32 (UTC) / 追記 --Hatukanezumi 2007年2月27日 (火) 12:29 (UTC)
ご提案
[編集]とりあえず、当項目をふくめ、いくつかの項目について半保護依頼をださせていただいております。自分でも性急な態度かもしれないとはおもいますが、以前にアルファベットが保護に至った経緯などを拝見しましても、対話に応じていただけるのかどうか危ぶんでおります。
で、ご提案です。
今日、音節文字を大幅に改稿し、典拠を示した形で「音節文字」という用語のつかわれかたの歴史について執筆いたしました。執筆のために調べたかぎりでは、この分野の研究で、ハングルなどを「音素文字でも音節文字でもあるような文字体系」とか「音素文字が音節文字に進化したもの」などに区分するということは行われていないと思われます。
いっぽうで、フィーチュラルスクリプトという用語が提案され、それなりに受け入れられているようです。これは音節文字でも音素文字でもありません (従来は音節文字とされていたものや、音素文字とされていたものの両方を含みます)。これについてお調べになって、執筆されてはいかがでしょう (ただし、繰り返しますが、Wikipedia 上の記述などをてきとうにつまみ食いして書くことは、どうかやめてください)。
もうひとつ、お願いですが、カテゴリを作るのは、ノートなどで提案して合意を得てからにしてください。2、3 個しか項目がはいる見込みがないようなものは、カテゴリとしては不適ですし、なにより、執筆者間の合意を得ずにカテゴリをつくると読者が迷惑します。
参考まで。文字体系のいろいろな分類を紹介している、文字の分類案 というエッセイを見つけました。文献を探したりする手がかりになるのではないでしょうか。
- 何度も繰り返しで恐縮ですが、これに書いてあることをそのまま引き写すことはしないでください。これはきちんとした学術論文ではなく、この中で述べられている主張が正しいとは限りません。