ノート:交響曲第9番 (ベートーヴェン)
議論1
[編集]CDの容量の元になったのは、カラヤンの第九だって話は有名みたいですけど、確証が見つからなかったので、書きませんでした。 秀の介 11:00 2003年10月31日 (UTC)
一次資料ではありませんが、[1][2]あたりに参考文献つきで記述があります。CD発売当時もかなりこの話は流布していましたが、カラヤンの、という限定ではなかったように思います(そもそも彼はCBSソニーやフィリップスのアーティストではなかった..まあ、DGとPHはどちらもポリグラム傘下でしたが)。sphl 11:19 2003年10月31日 (UTC)
開発元のひとつであるソニーは、大賀典雄が音楽家としての経験から「オペラ一幕や第九が一枚に収まるようにしなくては駄目だ」と主張して収録時間と物理的サイズをもうひとつの開発企業であるフィリップスに飲ませた、と主張しています。カラヤンの話は、彼がソニー首脳と交流があって、ソニーのPCMレコーダを評価していたことや試作機を試聴したことから出てきたことだと思われます(真偽はわかりませんが)。(参考:『ソニー自叙伝』ソニー広報部、『SONYの旋律』大賀典雄)MT.Stone 00:19 2004年1月28日 (UTC)
この話で一番不思議なのは、なぜカラヤンの第九なのか、です。カラヤンは比較的テンポが速めですから、カラヤンに合わせてしまったら、ほかの指揮者の第九で入らないのがたくさん出るはずなんです。カラヤンの第九って、いったい何分くらいでしょうね.....で、調べてみたら、ここにある1977年12月31日制作のヴィデオは69分位です。compUT/OSer 09:23 2004年1月28日 (UTC)
カラヤンが演奏する第九の長さが議論の対象になったのではなく、カラヤン自身が「第九が一枚に収まらなければCD向けのレコーディングをしない」と主張した、とも言われていますね。個人的見解ですが、ソニーがカラヤンとの交流をコマーシャルに利用したのではないかと見ています。
ところでこの話、コンパクトディスクではしっかり言及されていますね。MT.Stone 09:46 2004年1月28日 (UTC)
CDの話題の中の、カラヤンとベームの話は出典が明らかでないので、わかる人は誰か補足してください。--Lufthansa 2007年5月27日 (日) 11:18 (UTC)
- Do you got a mp3 with japanese artists of Beethovens 9th? I would like to hear it. 172.180.83.108 2006年4月4日 (火) 00:15 (UTC)
議論2、訳詩など
[編集]ところで、日本語版に英語の訳詩は必要でしょうか?--あいうえお順 2006年4月4日 (火) 13:46 (UTC)
- 削除しました。--あいうえお順 2006年4月16日 (日) 02:37 (UTC)
日本語訳で「ひざまついたか」となっているのは、「ひざまづいたか」が普通ではないでしょうか(なお、現代仮名遣いでは「ひざまずく」が本則ですが「ひざまづく」でもよい)。--Kuzan 2008年12月31日 (水) 05:44 (UTC)
筆写譜が落札されたサザビーズのオークションについて追記。金額についてネットニュースによる情報は錯綜しているが、オークションの模様を取材した映像がカナダNFB製作のドキュメンタリー「第九交響曲物語(NHKで放送)」で観られたので信頼出来ると思う。(2007/1/6)--以上の署名のないコメントは、211.12.217.25(会話/Whois)さんが 2007年1月5日 (金) 17:45 (UTC) に投稿したものです。
表題について
[編集]表題は合唱付ですか?それとも合唱ですか?レコードやCDでは前者をよく見ますが、ニュースなどで流れるときには合唱しか聞きません。ちなみに、中学の時の音楽のテストで題名を問われて、合唱付と書いて×をもらった記憶が未だに鮮明です。--Ks 2007年9月7日 (金) 11:44 (UTC)
- 全音楽譜出版社、音楽之友社ともにミニチュアスコアでは「合唱付」としています[3]、[4]。また、音楽之友社では「合唱」とも表記しています[5]。--Sasuore 2007年9月18日 (火) 12:30 (UTC)
- で、どちらが正しい、あるいは通用するのでしょう?--Ks 2007年9月18日 (火) 14:20 (UTC)
- いわゆるニックネームなので作曲者本人はあずかり知らぬことですが、作曲者が献呈した原題 Sinfonie mit Schlusschor über Schillers Ode “An die Freude” für großes Orchester, 4 Solo und 4 Chorstimmen componiert und seiner Majestät dem König von Preussen Friedrich Wilhelm III in tiefster Ehrfrucht Zugeeignet von Ludwig van Beethoven, 125 tes Werk [6]がありますので、"mit Schlusschor"(最終合唱を伴う=フィナーレに合唱を伴う意味だと思います)に着目すれば、「合唱付き」の方が作曲者の意に沿うとは思います。ただ、この曲は標題音楽ではなく、「合唱付き」、「合唱」はあくまでも通称ですから、どちらでもありではないでしょうか? それでもあえて言えば、「合唱」をテーマにした曲だという誤解を防ぐためには「合唱付き」が適当とは思います。なお、NHK交響楽団は「合唱つき」を使っています。[7]--Newport8865 2007年9月19日 (水) 03:58 (UTC)
- 色々ありがとうございました。--Ks 2007年9月19日 (水) 06:03 (UTC)
- いわゆるニックネームなので作曲者本人はあずかり知らぬことですが、作曲者が献呈した原題 Sinfonie mit Schlusschor über Schillers Ode “An die Freude” für großes Orchester, 4 Solo und 4 Chorstimmen componiert und seiner Majestät dem König von Preussen Friedrich Wilhelm III in tiefster Ehrfrucht Zugeeignet von Ludwig van Beethoven, 125 tes Werk [6]がありますので、"mit Schlusschor"(最終合唱を伴う=フィナーレに合唱を伴う意味だと思います)に着目すれば、「合唱付き」の方が作曲者の意に沿うとは思います。ただ、この曲は標題音楽ではなく、「合唱付き」、「合唱」はあくまでも通称ですから、どちらでもありではないでしょうか? それでもあえて言えば、「合唱」をテーマにした曲だという誤解を防ぐためには「合唱付き」が適当とは思います。なお、NHK交響楽団は「合唱つき」を使っています。[7]--Newport8865 2007年9月19日 (水) 03:58 (UTC)
- で、どちらが正しい、あるいは通用するのでしょう?--Ks 2007年9月18日 (火) 14:20 (UTC)
記事の部分的削除の提案
[編集]声楽の項目にある、
「もっとも、これは合唱に限ったことではなく、ピッコロ、コントラファゴット、およびティンパニ以外の打楽器も第4楽章だけしか用いられない。にもかかわらずこれらの奏者は第1楽章から舞台上で待機していることが多く、このことを「不公平」とする意見もないわけではない。この意見のもとでは、合唱・独唱も第1楽章から舞台上で待機することが要求されるか、あるいは打楽器奏者のみ合唱と同時に遅れて入場することが認められるような場合もある。管楽器の場合はこのようなことが認められることは滅多にない。」
は必要でしょうか?終楽章のみの管打楽器の出番は『運命』などにもある話なので削除してもよいのではないでしょうか。
また、演奏時間のコブラの演奏に関して、百科事典に特記すべきこととも思えず、これも削除でいかがでしょうか。--MTBM3 2010年10月30日 (土) 02:43 (UTC)
声楽の節の記述は絶対に必要とは思いませんが、前半部分はあってもよいかなとも感じます。「もっとも、これは合唱に限ったことではなく、ピッコロ、コントラファゴット、およびティンパニ以外の打楽器も第4楽章だけしか用いられない。にもかかわらずこれらの奏者は第1楽章から舞台上で待機していることが多い。」位で良いのではないでしょうか。コブラの演奏時間も絶対に必要ではありませんが、雑学的知識の一つとしてあってもよいとも思います。--Gruppetto 2011年1月8日 (土) 15:37 (UTC)
- お返事ありがとうございます。前半部分についてはGruppettoさんの案だとかなりすっきりしますね。「もっとも、合唱と同じく第4楽章しか出番がないピッコロ、コントラファゴット、およびティンパニ以外の打楽器奏者が途中から入場することはほとんどない。」ではどうでしょうか?コブラについては、今のところ「第九」だけのようですが、コブラのディスコグラフィーを見ると、モーツァルトの交響曲25番、40番、レクイエム、序曲集、ベートーヴェンの交響曲第5番、ワーグナーの序曲集などがあるようです。これらの記事にもコブラの極端なテンポの記述が及んでも容認されますか?コブラに限らず、極端(悪く言えば異端)な解釈やテンポ設定演奏についての情報が「楽曲の記事」に加筆されるのは、あまり望ましいとは思えないのですが(ただし、そのような演奏家の記事が立項されて、その中で言及されることに反対するものではありません)。--MTBM3 2011年1月9日 (日) 10:57 (UTC)
- 「声楽」の節の記述については、その方がよりシンプルでよいかもしれませんね。コブラの演奏時間に関しては、「あってもなくてもよい」というのが私の個人的な意見です。--Gruppetto 2011年1月11日 (火) 15:19 (UTC)
- ありがとうございます。声楽の部分はそのように直します。コブラの記事については、とりあえずコメントアウト化してしばらく様子を見たいと思います。--MTBM3 2011年1月12日 (水) 23:30 (UTC)
- 「声楽」の節の記述については、その方がよりシンプルでよいかもしれませんね。コブラの演奏時間に関しては、「あってもなくてもよい」というのが私の個人的な意見です。--Gruppetto 2011年1月11日 (火) 15:19 (UTC)
パリでの部分的再演について
[編集]現在、Wikipediaでは以下のように記載されています。
1831年、3年の準備期間を経てアブネックは初めて『第九』を指揮・演奏した。ただし、第4楽章は上記のような理由で演奏されず、第1-3楽章のみの演奏だった。その後、アブネックは度々、「第4楽章抜きの第九」を演奏した。
しかし、http://hector.ucdavis.edu/SdC/Programs/Pr004.htm (これは、パリ音楽院管弦楽団の演奏会記録です) にある1831/3/27 の記述によると、 5e CONCERT Dans lequel on exécutera pour la première fois la grande symphonie avec chœurs de Beethoven. Dimanche 27 Mars 1831
1. Ouverture de Fidelio, de Beethoven. 2. Air chanté par Mlle Dorus. 3. Solo de basson, exécuté par M. Willent. 4. Grande symphonie avec chœurs de Beethoven. Les solos seront chantés par MM. A. Dupond et Dérivis fils, Mmes Dorus et Falcon.
このように、4名の独唱者の記述があり、「偉大なる合唱付交響曲を初演する」と特別に明記してありますので、「第1-3楽章のみ」の演奏であるという現在の記述は誤りであると考えます。--Cxm01052(会話) 2016年10月22日 (土) 11:23 (UTC)
使われた作品など
[編集]- 映画
- エヴェレスト 神々の山嶺 - イル・ディーヴォによる歓喜の歌のスペイン語合唱がエンディング主題歌である。
- ノスタルジア - 作中の二つの重要な場面で、主要人物のドメニコが流す。
- 時計じかけのオレンジ - 主人公が大好きな曲として使われ、シンセサイザーやオーケストラで演奏され、BGMとして使われた。
- バルトの楽園
- 不滅の恋/ベートーヴェン
- 敬愛なるベートーヴェン
- 俺たちの交響楽
- ダイ・ハード - BGMとして使われた。
- 天使にラブ・ソングを2 - ジョイフルジョイフルが歌われた。
- 五日五夜 - ショスタコーヴィチによる作中の曲「ドレスデン解放」。心から喜びきっていないかのような、変な対旋律をつけて引用している。
- ふたり - 主人公の姉が死去していたことを描写するシーンで、この曲の演奏シーンが使用された。
- ウォーターボーイズ - 冒頭のシンクロシーンでBGMとして使用された。
- ポピュラー音楽
- ビートルズ - 『ヘルプ!4人はアイドル』にて使用。リンゴ・スターが地下壕に閉じこめられ、トラに襲われそうになるが、歓喜の主題を聴くとトラはおとなしくなり危機を回避する。
- ミゲル・リオス - 1970年に第4楽章を「よろこびのシンフォニー<第9>」の曲名でカバーする。
- レインボー - 1981年発表のアルバム『アイ・サレンダー』にて「Difficult to Cure」(邦題:治療不可)として、第4楽章をハードロック・インストゥルメンタルにアレンジしてカバー。1984年の東京公演では本物のオーケストラと共に演奏した。
- マイケル・ジャクソン - 「Will You Be There」(アルバム『デンジャラス』収録曲)にて、アルバム・ヴァージョンの前奏部に第4楽章合唱部の最後(Ihr stürzt nieder, Millionen? - Über Sternen muss er wohnen まで)を使用している。
- Sound Horizon - 「宵闇の唄」(アルバム『Märchen』収録曲)にて使用している。
- 藤澤ノリマサ - シングル「希望の歌〜交響曲第九番〜」のメロディの一部として利用している。
- 9nine - シングル「Evolution No.9」の間奏にメロディの一部として利用している。
- The fevers - シングル「第九のベンさん」にメロディの一部として利用している。
- →Pia-no-jaC← - アルバム「EAT A CLASSIC」にこの曲の第4楽章をアレンジしたものが収録されている。
- アニメーション
- 新世紀エヴァンゲリオン - 第弐拾四(24)話「最後のシ者」での使徒侵攻時のBGMとして、劇場版「シト新生」の劇場予告版のBGMとして使われた。因みに第弐拾四話本編で流れたBGMは本曲のみである(歌唱無しのものも含む)。なお、リメイク版のヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qでも、第4楽章中の「歓喜の主題」(意図的にオーケストラ編成が変更されている)がフォースインパクト発動時のBGMとして利用されている。
- 銀河英雄伝説 - 最終話での後半、パウル・フォン・オーベルシュタイン死亡時に、第4楽章がBGMとして使われた。
- GUNSLINGER GIRL - 第13話「流星 - stella cadente」のラストシーンで、流星雨観測に出掛けたヘンリエッタたち義体が、星空を見上げながら歓喜の歌を合唱する。また、病院に入院中のアンジェリカは病室でこの曲のCDを聴いている。
- R.O.D -READ OR DIE- - OVA第1巻「読子さん、事件ですよ。」冒頭で、産休教師の仕事の依頼を受けて喜ぶ読子・リードマンが、歓喜の歌を口ずさみながら買い物に出掛ける準備をしている。また同OVA第3巻「読子さん、ピンチですよ。」では、人類の命運を左右するロケットの発射シーンに用いられ、クローン再生された「偉人」の一人(作中では名を明言されない)がロケット内で演奏しているかの様に描かれる。
- 東京ゴッドファーザーズ - ムーンライダーズのアレンジにより、独自の歌詞が当てられ、エンディング曲として使われた。
- ゲーム
- スペースフィーバー - ゲームオーバー時に使われた。
- ペンゴ - コーヒーブレイクデモに使われた。
- パロディウス 〜タコは地球を救う〜 - 中ボス戦BGMとして第4楽章のコーダ部分をアレンジしたものが使用されている。
- パロディウスだ! 〜神話からお笑いへ〜 - ステージ1とステージ9の中ボス戦BGMとして第4楽章のコーダ部分をアレンジしたものが使用されている。
- Dance Dance Revolution 3rd MIX - 収録曲に第4楽章「歓喜の歌」をアレンジした『END OF THE CENTURY』が収録されている(この曲は他の機種にも移植されている)。
- 太鼓の達人 - 収録曲「クラシックメドレー(ロック編)」で第4楽章が使われている他、「第九交響曲」のタイトルで第4楽章を抜粋したものも収録されている。
- バイナリィランド - ステージクリアの曲に使われている。
- メガブラスト - エンディングのBGMとして第4楽章が使われている。
- 美味しんぼ 究極のメニュー三本勝負 - エンディングのBGMとして第4楽章が使われている。
- 松本亨の株式必勝学 - エンディングのBGMとして第4楽章が使われている。
- テレビドラマ
- 大都会 PARTII - 第39話「グッドバイ1977」(1977年12月27日)の序盤で第4楽章の冒頭部分がBGMとして使用。
- 踊る大捜査線 歳末特別警戒スペシャル - SAT突入前後のBGMとして。
- 相棒 - 2000年6月3日放送のPre Season第1話から他、シリーズのスペシャルで度々効果的に使用されている。
- スケバン刑事 - 第2作、第3作とそれぞれの最後の敵を倒す際、歓喜の歌の直後の部分を使っている。
- のだめカンタービレ - 第2話で第1楽章が演奏された。また、第4話でもフランツ・フォン・シュトレーゼマンがAオケのリハーサルで第1楽章の指揮をした。
- ガリレオ - 第10話にて爆弾解体シーンのBGMとして。
- 仮面ライダーゴースト - 第6話にてベートーベン魂の戦闘シーンのBGMとして。
- CM
- その他
- 寮歌
- 第一高等学校 (旧制)の大正6年(1917年)第27回紀念祭東大寄贈歌「とこよのさかへえに」に使われた。譜は4楽章241小節から256小節のものである。
- 団歌
- 鹿児島大学男声合唱団フロイデコールの団歌として、別なメロディーが付けられ、歌われている。
- 近代オリンピック
- アトランタオリンピックでは、聖火点火の際に使われた。
- 長野オリンピックの開会式では、長野県県民文化会館での小澤征爾の指揮による演奏(ソリストを含む)に合わせて、開会式場の参加者全員(観客・選手含む)と五大陸の合唱団が、衛星同時中継により、第4楽章を演奏・合唱した。
- ソルトレイクシティオリンピックの開会式でもクライマックスの際に使用された。
- 宝塚歌劇団 - 1995年に上演した「国境のない地図」第2幕のラスト(ベルリンの壁崩壊)では、「歓喜の歌」の抜粋が劇中合唱された。
- TEAM NACS - 2005年の全国公演「COMPOSER〜響き続ける旋律の調べ〜」で第4楽章が使用された。
- 上海太郎舞踏公司B - 第4楽章を「風呂屋で」という曲名でカバー。原曲のドイツ語の歌詞を、空耳によって関西弁で歌っている。
- 藤兵衛ドンと農民たち - 第4楽章を「よろこびのうた」という曲名で替え歌でカバー。
- つのだ☆ひろ - 第4楽章に般若心経の歌詞を載せてゴスペル風にカバー。
- ゲームセンターCX - オープニングで第4楽章をアレンジしたものが使われている。
- 鳴門競艇場 - 発売締切前BGMで第4楽章を使用している。
- 寮歌
- これらの情報を、本文ページから除去します。--松茸取りの翁(会話) 2017年5月17日 (水) 04:57 (UTC)