ナキア (キャラクター)
ナキア・シャンク(Nakia Shauku)は、マーベル・コミック発行のアメリカン・コミックスに登場する キャラクターである。
Nakia | |
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出版の情報 | |
出版者 | マーベル・コミック |
初登場 | 『ブラックパンサー』vol. 3 第1号(1998年11月) |
クリエイター | クリストファー・プリースト マーク・テシェイラ |
作中の情報 | |
本名 | ナキア・シャンク |
種族 | ミュータント |
所属チーム | ドーラ・ミラージュ |
能力 |
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発行履歴
[編集]1998年11月にクリストファー・プリーストとマーク・テシェイラに創造され、『ブラックパンサー』vol. 3第1号でデビューした。
キャラクター経歴
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その他のバージョン
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MCU版
[編集]『マーベル・シネマティック・ユニバース』(MCU)では、ルピタ・ニョンゴが演じる。日本語吹替は皆川純子が担当。
キャラクター像
[編集]ティ・チャラ/ブラックパンサーとシュリ/ブラックパンサーの兄妹やオコエの幼馴染みである、“ワカンダ”の“リバー族”の女性戦士。『ブラックパンサー』では“ウォー・ドッグ”のスパイとして活動し、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』ではワカンダを離れ、ハイチの小さな町で小学校の校長の職に就いている。
明朗快活な性格で、ティ・チャラにはワカンダの文明を世界に広めるべきだと勧めても受け入れられずに不満を募らせることもあるが、父を亡くした喪失感や国王としての責務に苦悩する彼を支えようと向き合う優しさを見せる。スパイとしての使命感も強く、いざ任務となれば敵対する意を見せる者が武に長けていない人物でも躊躇なく攻撃する過激な一面もある。
かつては“ドーラ・ミラージュ”に属していたものの、世界で虐げられる弱者を見過ごせず、彼らを救うため国外でスパイ活動に励むようになり、母国には戻らなくなった。そのため恋人同士だったティ・チャラとは別れたが、彼からは今もなお想いを寄せられ、自身もティ・チャラへの未練を断ち切れないでいた。
スキル
[編集]母国語のワカンダ語や英語だけでなく韓国語も披露できる言語力を有し、愛用の武器であるチャクラムでの戦闘は勿論、銃器の取り扱いや自動車の運転まで、非常に優れた実力や、エムバクにハーブを託して、倒されたティ・チャラの代わりにウンジャダカと戦って貰おうと提案する奇抜な発想力を持つ。
ツール
[編集]- キモヨ・ビーズ
- ワカンダの国民の多くがブレスレットとして片腕にはめているヴィブラニウム製の数珠。
- リング・ブレード(Ring Blades)
- ナキアが溶接で仕上げた、中央部にエネルギーが走っている、近接攻撃と投擲に使用される一対の大型チャクラム。シュリのラボのサンド・テーブルに、ナキアがドーラ・ミラージュ時代に着用していた赤い防護服と共に収納されていたが、エリック・キルモンガー(ウンジャダカ)らに立ち向かうためにナキアが使用する。
各作品における活躍
[編集]- 『ブラックパンサー』
- 本作でMCU初登場。アフリカの奴隷商人らの動向を探り、誘拐・拉致されて移送中の黒人女性たちを解放するための内偵中に、ティ・チャカの葬儀と王位継承の儀式への参加を希望するティ・チャラの願いを了承し、内偵を完了させてワカンダに戻る。その後はティ・チャラたちと行動を共にしていき、釜山でのユリシーズ・クロウを追う任務から、ワカンダを掌握したウンジャダカとの戦いまで奔走し、後者ではドーラ・ミラージュ時代の赤い防護服に身を包んで参戦する。
- 事後はティ・チャラと再び恋仲となり、出向いた国際連合ウィーン事務局でも彼と2人で手を繋ぎながらスピーチの場へ向かう。
- 『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』
その他のメディア
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脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 『マーベル・スタジオ キャラクター事典』株式会社うさぎ出版、2020年。ISBN 978-4-418-19429-2。