ドン・コージス
故人 | ||||||||||||||||||
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ポジション | SF | |||||||||||||||||
基本情報 | ||||||||||||||||||
国籍 | アメリカ合衆国 | |||||||||||||||||
生年月日 | 1939年1月15日 | |||||||||||||||||
没年月日 | 2021年11月19日(82歳没) | |||||||||||||||||
出身地 | ウィスコンシン州ミルウォーキー | |||||||||||||||||
身長(現役時) | 196cm (6 ft 5 in) | |||||||||||||||||
体重(現役時) | 97kg (214 lb) | |||||||||||||||||
キャリア情報 | ||||||||||||||||||
出身 | マーケット大学 | |||||||||||||||||
ドラフト | 1961年 13位 | |||||||||||||||||
選手経歴 | ||||||||||||||||||
1963-1964 1964-1966 1966-1967 1967-1970 1970-1972 1972-1975 |
ボルティモア・ブレッツ デトロイト・ピストンズ シカゴ・ブルズ サンディエゴ・ロケッツ シアトル・スーパーソニックス カンザスシティ=オマハ・キングス | |||||||||||||||||
受賞歴 | ||||||||||||||||||
Stats Basketball-Reference.com | ||||||||||||||||||
代表歴 | ||||||||||||||||||
キャップ | アメリカ合衆国 1963 | |||||||||||||||||
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ドン・コージス (Don Kojis, 1939年1月15日 - 2021年11月19日) はアメリカ合衆国男子プロバスケットボールリーグNBAで活躍した元バスケットボール選手。ウィスコンシン州ミルウォーキー出身。ヒューストン・ロケッツ(当時はサンディエゴ・ロケッツ)最初期のスター選手である。1963年のバスケットボール世界選手権のアメリカ代表。
マーケット大学
[編集]ドン・コージスことドナルド・R・コージスはドウェイン・ウェイドと並んでマーケット大学バスケットボールチーム史上最も優秀なオールラウンドプレイヤーと目されている。1959-60シーズンには20.9得点15.4リバウンドを記録してチームを23勝6敗の成績に導き、NCAAトーナメント・オールミッドイーストチームに選出されている。最後のシーズンである1960-61シーズンには21.4得点17.1リバウンドを記録し、シーズン通算462リバウンド、キャリア通算1504得点は同校の最多記録となった。背番号『44』は同校の永久欠番となっている。
NBAキャリア
[編集]1961年のNBAドラフトでボルティモア・ブレッツから全体13位指名を受けてNBA入り。ブレッツとデトロイト・ピストンズで3シーズンを過ごすも、平均7得点6リバウンド前後の成績が続き、NBAでコージスの才能が発揮されるまでにはやや時間が掛かった。
1966年に誕生したシカゴ・ブルズにエクスパンション・ドラフトで移籍をしたのを機に10.2得点6.1リバウンドと成績を伸ばすと、翌1967年には再び新たに誕生したサンディエゴ・ロケッツにやはりエクスパンション・ドラフトで移籍(コージスは史上3人しかいない2年連続でエクスパンション・ドラフトに掛けられた選手の一人である)。ここでコージスはキャリアの絶頂期を迎えた。
ロケッツでの1年目には19.7得点10.3リバウンドと大きな飛躍を見せ、オールスターゲームにも初出場し、コージスはロケッツ史上初のオールスター選手となった。翌1968-69シーズンにはキャリアハイとなる22.5得点9.6リバウンドを記録し、新人エルヴィン・ヘイズと共にロケッツを初のプレーオフへと導いている。コージスはロケッツの中心選手として活躍したが、1969年に誕生したシアトル・スーパーソニックスに、またもやエクスパンション・ドラフトで移籍することになった。
すでに30代を迎えていたコージスの個人成績はゆるやかに下降線を辿り始めた。ソニックスでは2シーズン過ごし、1972年にカンザスシティ=オマハ・キングスに移籍。キングスで3シーズン過ごした後、1975年に現役から引退した。
NBA通算成績は12シーズン814試合、9,948得点4,555リバウンド、平均12.2得点5.6リバウンドだった。
- 主な業績
個人成績
[編集]レギュラーシーズン
[編集]Season | Team | GP | MPG | FG% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
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1963–64 | BAL | 78 | 14.7 | .419 | .562 | 4.0 | .7 | – | – | 6.3 |
1964–65 | DET | 65 | 12.9 | .433 | .633 | 3.7 | 1.0 | – | – | 6.5 |
1965–66 | 60 | 13.1 | .415 | .539 | 4.3 | .7 | – | – | 7.3 | |
1966–67 | CHI | 78 | 21.2 | .426 | .604 | 6.1 | .9 | – | – | 10.2 |
1967–68 | SDR | 69 | 36.9 | .446 | .726 | 10.3 | 2.6 | – | – | 19.7 |
1968–69 | 81 | 38.6 | .434 | .748 | 9.6 | 2.6 | – | – | 22.5 | |
1969–70 | 56 | 28.2 | .447 | .751 | 6.9 | 1.4 | – | – | 15.3 | |
1970–71 | SEA | 79 | 27.1 | .446 | .778 | 5.5 | 1.6 | – | – | 14.6 |
1971–72 | 73 | 25.4 | .469 | .793 | 4.6 | 1.1 | – | – | 11.4 | |
1972–73 | KCO | 77 | 16.1 | .480 | .774 | 2.6 | 1.0 | – | – | 8.5 |
1973–74 | 77 | 27.2 | .478 | .772 | 5.0 | 1.4 | 1.0 | .2 | 13.1 | |
1974–75 | 21 | 11.0 | .469 | .667 | 1.9 | .5 | .6 | .0 | 5.3 | |
Career | 814 | 23.6 | .446 | .720 | 5.6 | 1.4 | .9 | .2 | 12.2 | |
All-Star | 2 | 13.0 | .333 | .800 | 3.5 | 2.0 | – | – | 6.0 |
プレーオフ
[編集]Year | Team | GP | MPG | FG% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
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1967 | CHI | 3 | 34.7 | .479 | .625 | 10.0 | 1.3 | – | – | 17.0 |
1969 | SDR | 6 | 38.7 | .440 | .806 | 8.5 | 3.5 | – | – | 20.2 |
1975 | KCO | 4 | 5.5 | .167 | .833 | 1.0 | .3 | .3 | .0 | 1.8 |
Career | 13 | 27.5 | .442 | .778 | 6.5 | 2.0 | .3 | .0 | 13.8 |