コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ドレス (BUCK-TICKの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
BUCK-TICK > 作品リスト > ドレス (BUCK-TICKの曲)
「ドレス」
BUCK-TICKシングル
初出アルバム『darker than darkness -style 93-
B面 六月の沖縄
リリース
規格 8センチCD
録音 1993年
サウンドスカイスタジオ
ジャンル
時間
レーベル ビクターInvitation
作詞・作曲 作詞: 櫻井敦司
作曲: 星野英彦
プロデュース BUCK-TICK
チャート最高順位
  • 週間5位オリコン
  • 1993年度年間161位(オリコン)
  • 登場回数6回(オリコン)
BUCK-TICK シングル 年表
JUPITER
1991年
ドレス
(1993年)
die
(1993年)
darker than darkness -style 93- 収録曲
ミュージックビデオ
「ドレス」 - YouTube
EANコード
EAN 4988002276479
テンプレートを表示

ドレス」は、日本ロックバンドであるBUCK-TICKの楽曲。

1993年5月21日ビクター音楽産業Invitationレーベルから6枚目のシングルとしてリリースされた。作詞は櫻井敦司、作曲は星野英彦が担当し、BUCK-TICKによるセルフ・プロデュースとなっている。

7枚目のオリジナル・アルバムdarker than darkness -style 93-』(1993年)からの先行シングルとして、前作「JUPITER」より1年7ヶ月振りにリリースされた[注釈 1]。前作に続きタイトル曲が星野の制作曲で、さらにカップリング曲も星野の制作曲となった。2024年現在、収録曲が全て星野の楽曲となっている唯一のシングルである。

オリコンチャートでは最高位5位、売り上げ枚数は17.1万枚となった。後にWOWOWテレビアニメ『トリニティ・ブラッド』(2005年)のオープニングテーマとして使用され、23枚目のシングル「ドレス (bloody trinity mix)」として再リリースされた(後述)。

音楽性

[編集]

星野が初めてキーボードの演奏に挑戦した楽曲。音楽情報サイト『CDジャーナル』では、空間的なシンセ音や低音を活かした櫻井のボーカルにより「独特のムードを漂わせている」と表記している[1]

リリース、プロモーション、メディアでの使用

[編集]

1993年5月21日ビクター音楽産業Invitationレーベルから8センチCDでリリースされた。BUCK-TICKとしては、レコード会社がビクター音楽産業株式会社名義でリリースされた最後の作品となった[注釈 2]。カップリング曲である「六月の沖縄」はオリジナル・アルバムには未収録となった。

BUCK-TICKは1993年6月4日放送のテレビ朝日系音楽番組『ミュージックステーション』(1986年 - )に出演し、本作を演奏している。

2002年にリリースされた『darker than darkness -style 93-』リマスター盤の初回ボーナストラックには未発表バージョン「ドレス (aux・send mix)」が収録されている[2]

後にWOWOWテレビアニメ『トリニティ・ブラッド』(2005年)のオープニングテーマとして使用され再リリースされた。アニメで使用されたバージョンを含めて本作には全部で4つのバージョンが存在している[1]

カバー

[編集]

トリビュート・アルバムPARADE〜RESPECTIVE TRACKS OF BUCK-TICK〜』(2005年)においてabingdon boys schoolがカバーしている[3]。後に同バンドのオリジナル・アルバム『abingdon boys school』(2007年)にも収録された。2010年の同バンドのコンサートツアー「abingdon boys school JAPAN TOUR 2010」のツアーファイナルに当たる3月20日幕張メッセイベントホール公演において、アンコールで西川貴教が本作のワンコーラスを歌唱した後に櫻井がサプライズゲストとして登場、西川と櫻井によるデュエットとなった[4][5]。また、カップリング曲である「六月の沖縄」は『PARADE〜RESPECTIVE TRACKS OF BUCK-TICK〜』においてTHEATRE BROOKがカバーしている[3]

シングル収録曲

[編集]
全作詞: 櫻井敦司、全作曲: 星野英彦、全編曲: BUCK-TICK。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.ドレス櫻井敦司星野英彦
2.六月の沖縄櫻井敦司星野英彦
合計時間:

スタッフ

[編集]

BUCK-TICK

[編集]

参加ミュージシャン

[編集]

スタッフ

[編集]

収録アルバム

[編集]
「ドレス」
「六月の沖縄」
  • 『BT』(1999年)

ドレス (bloody trinity mix)

[編集]
「ドレス (bloody trinity mix)」
BUCK-TICKシングル
B面 6月の沖縄 (Live)
誘惑 (Live)
ZERO (Live)
ドレス (Live)
リリース
規格 マキシシングル
ジャンル ロック
時間
レーベル ビクター
作詞・作曲 作詞: 櫻井敦司
作曲: 星野英彦
チャート最高順位
  • 週間24位(オリコン
  • 登場回数5回(オリコン)
BUCK-TICK シングル 年表
ROMANCE
(2005年)
ドレス (bloody trinity mix)
(2005年)
蜉蝣 -かげろう-
2006年
EANコード
EAN 4988002477630
テンプレートを表示

ドレス (bloody trinity mix)」( - ブラッディ トリニティ ミックス)は、日本のロックバンドであるBUCK-TICKの楽曲。

2005年4月20日ビクターエンタテインメントから23枚目のシングルとしてリリースされた[注釈 3] 。初回分のみイラスト六つ折ポスターが封入されていた。

WOWOWテレビアニメ『トリニティ・ブラッド』(2005年)のオープニングテーマとして使用された[8]。カップリング曲に1993年7月28日および7月29日大宮ソニックシティでのライブ音源が4曲収録される形態でマキシシングルとして再リリースされた[8]。音楽情報サイト『CDジャーナル』では「ドレス (bloody trinity mix)」に関して、「深海を彷徨っているようなビート感が、原曲に新たな魅力を加えている」と表記している[8]

シングル収録曲

[編集]
全作詞: 櫻井敦司、全編曲: BUCK-TICK。
#タイトル作詞作曲時間
1.ドレス(bloody trinity mix)櫻井敦司星野英彦
2.六月の沖縄(Live)櫻井敦司星野英彦
3.誘惑(Live)櫻井敦司星野英彦
4.ZERO(Live)櫻井敦司今井寿
5.ドレス(Live)櫻井敦司星野英彦
合計時間:

スタッフ

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ セルフカバー・アルバム『殺シノ調べ This is NOT Greatest Hits』(1992年)のリリースが間に入ったため、久々のシングルリリースとなった。
  2. ^ 以降、在籍時にリリースされた作品は全てビクターエンタテインメント株式会社名義からのリリース。
  3. ^ 公式ホームページのディスコグラフィではナンバリングされておらず[6]、次作「蜉蝣 -かげろう-」が23枚目のシングルとなっている[7]

出典

[編集]
  1. ^ a b BUCK-TICK / CATALOGUE 2005 [2CD]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2012年5月17日閲覧。
  2. ^ BUCK-TICK / darker than darkness-style93- [限定][廃盤]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2022年6月12日閲覧。
  3. ^ a b BUCK-TICK、トリビュート・アルバムの詳細が明らかに”. CDジャーナル. 音楽出版社 (2005年11月30日). 2022年3月21日閲覧。
  4. ^ 西川貴教、ツアー・ファイナルでB-T櫻井とデュエット”. BARKS. ジャパンミュージックネットワーク (2010年3月29日). 2022年6月12日閲覧。
  5. ^ abingdon boys schoolツアー最終日に西川貴教がBUCK-TICK櫻井敦司と奇跡のデュエット!”. ザテレビジョン. KADOKAWA (2010年4月2日). 2022年6月12日閲覧。
  6. ^ ドレス(bloody trinity mix)”. BUCK-TICK オフィシャルサイト. バンカー. 2012年5月23日閲覧。
  7. ^ 蜉蝣-かげろう-”. BUCK-TICK オフィシャルサイト. バンカー. 2022年6月18日閲覧。
  8. ^ a b c BUCK-TICK / ドレス”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2022年6月12日閲覧。

外部リンク

[編集]