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ドウス昌代

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ドウス 昌代(Duus まさよ、1938年9月12日 - 2022年11月18日)は、日本ノンフィクション作家

来歴・人物

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北海道岩見沢市生まれ、本名・梅沢昌代。早稲田大学文学部卒業、米国在住。日本とアメリカの関係、および両国の間に生きた人々を描くノンフィクションを書く。

1977年、『東京ローズ』でデビューし、講談社出版文化賞ノンフィクション部門受賞、1982年、『ブリエアの解放者たち』で文藝春秋読者賞、1992年、『日本の陰謀』で大宅壮一ノンフィクション賞[1][2]新潮学芸賞、2000年、『イサム・ノグチ』で講談社ノンフィクション賞受賞[2]

日本近代史研究者で、スタンフォード大学名誉教授のピーター・ドウスは夫。1990年には夫婦で長谷工アーベストのCMに出演している。弟は梅澤昇平

2022年11月18日、パーキンソン病のため死去[3][2]

著書

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  • ドウス昌代『東京ローズ―反逆者の汚名に泣いた30年』サイマル出版会(原著1977年1月1日)。ISBN 978-4377203448NCID BN03558887 
  • ドウス昌代『敗者の贈物 : 国策慰安婦をめぐる占領下秘史』講談社(原著1979年7月1日)。 NCID BN0592173X 

出演

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CM

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  • 長谷工アーベスト 企業CM(1990年。夫と共に出演)

参考

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  • 『現代日本人名録』2002年

関連項目

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脚注

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  1. ^ 第23回大宅壮一ノンフィクション賞発表--「日本の陰謀」ドウス昌代」『文芸春秋』第70巻第5号、文芸春秋社、東京、1992年5月、2023年1月1日閲覧 
  2. ^ a b c ドウス昌代さんが死去 ノンフィクション作家”. nikkei.com. 日本経済新聞社 (2022年12月3日). 2023年1月1日閲覧。
  3. ^ 訃報 ドウス昌代さん 84歳=ノンフィクション作家”. mainichi.jp. 毎日新聞 (2022年12月3日). 2023年1月1日閲覧。