トレイ・ヤング
NBAオールスターゲームでのヤング (2022年) | |
アトランタ・ホークス No.11 | |
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ポジション | PG |
所属リーグ | NBA |
基本情報 | |
愛称 | Ice Trae |
国籍 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1998年9月19日(26歳) |
出身地 | テキサス州ラボック |
身長 | 185cm (6 ft 1 in) |
体重 | 74kg (163 lb) |
ウィングスパン | 188cm (6 ft 2 in)[1] |
キャリア情報 | |
高校 | ノーマン・ノース高等学校 |
大学 | オクラホマ大学 |
NBAドラフト | 2018年 / 1巡目 / 全体5位[1] |
ダラス・マーベリックスから指名 | |
プロ選手期間 | 2018年–現在 |
経歴 | |
2018- | アトランタ・ホークス |
受賞歴 | |
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Stats Basketball-Reference.com | |
レイフォード・トレイ・ヤング(Rayford Trae Young, 1998年9月19日 - )は、アメリカ合衆国・テキサス州ラボック出身のプロバスケットボール選手。NBAのアトランタ・ホークスに所属している。ポジションはポイントガード。
経歴
[編集]高校時代
[編集]オクラホマ州のノーマンノース高校に進学。
彼は、1年生の時にはプレイせず、2年目からプレーをして、その年の成績は平均25ポイント5アシスト4リバウンドという上々の成績を残した。そして3年時には平均42.6ポイント4.1アシスト5.8リバウンドという成績を残し、2017年のESPNの高校生PGランキングで2位につけた。[要出典]
大学時代
[編集]ヤングはオクラホマ大学に進学。シーズン平均は27.4ポイント8.7アシストを記録し、得点王とアシスト王を同時受賞するなど個人としては素晴らしい成績を残す。チーム自体はNCAAトーナメントに参加するも、初戦敗退。[要出典]その後ヤングはNBAドラフトにアーリーエントリーした。
アトランタ・ホークス
[編集]2018年のNBAドラフトで全体5位でダラス・マーベリックスに指名された後、将来の1巡目指名権と共に同ドラフト全体3位指名のルカ・ドンチッチとのトレードでアトランタ・ホークスに移籍し、ルーキー契約を結んだ[2]。1年目の2018-19シーズン、2019年3月1日のシカゴ・ブルズ戦で自身初の40得点以上となる49得点を記録した[3]。このシーズンは81試合に平均30.9分の出場で、19.1得点・3.7リバウンド・8.1アシスト(4位)などを記録し、NBAオールルーキーチーム1stチームに選出された(新人王はルカ・ドンチッチ)。
2年目の2019-20シーズン、2019年に2度の右足首捻挫で数試合を欠場した[4]。2020年2月20日のマイアミ・ヒート戦で自身初の50得点を記録した[5]。このシーズンは60試合に平均35.3分の出場で、29.6得点(4位)・4.3リバウンド・9.3アシスト(2位)などを記録した。オールスターゲームにも選出され、先発出場した。
2020-21シーズン、2021年4月21日のニューヨーク・ニックス戦で左足首捻挫により、その後の4試合を欠場した[6]。このシーズンは63試合に平均33.7分の出場で、25.3得点(14位)・3.9リバウンド・9.4アシスト(2位)などを記録した。初めてのプレーオフでは平均28.8得点・2.8リバウンド・9.5アシストなどの活躍でカンファレンスファイナルへの進出に大きく貢献した。ミルウォーキー・バックスとの初戦では48得点の大活躍で勝利に導いた[7]が、第3戦でレフェリーの足に乗っかってしまい、右足首骨挫傷によりその後の2試合を欠場[8]し、2勝4敗で敗退した。
2021-22シーズン、2022年1月4日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦で自己最多を更新する56得点を記録した[9]。このシーズンは2度目のオールスターゲームに選出された。
2023-24シーズン、1月15日のサンアントニオ・スパーズとの対戦でNBAでの通算10000ポイントを記録した[10]。
2024-25シーズン、11月27日のクリーブランド・キャバリアーズ戦においてキャリアハイを更新する22アシストを記録した[11]。
プレースタイル
[編集]切れ味のいいドライブと正確なドリブル、そして針の穴を通す様なパスが持ち味で、スティーブ・ナッシュやステフィン・カリーと比較されている[要出典]。オクラホマ大学時代ではかなり遠くから放つ3ポイントシュートが特徴的であり、始めは不調だったが、3ポイントも徐々に適応し、タフショットをかなり打っているにも関わらずひと月に40%台を誇るなど完全に持ち直している。[要出典]
大学時代から得点力が高く、また爆発力のある選手であり、NBAではルーキーシーズンから20得点以上を何度も記録する選手であるが、ムラが激しい選手であるため、今後は安定性が課題である。得点力に秀でている一方で守備はかなり苦手であり、相手に狙われることも多い。そのため早急な改善が望まれている[独自研究?]。
エピソード
[編集]2020年7月28日、ザムストとのスポンサー契約が発表された[12]。
個人成績
[編集]略称説明 | |||||
---|---|---|---|---|---|
GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | PPG | 平均得点 | 太字 | キャリアハイ |
リーグリーダー |
NBA
[編集]レギュラーシーズン
[編集]シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018–19 | ATL | 81 | 81 | 30.9 | .418 | .324 | .829 | 3.7 | 8.1 | .9 | .2 | 19.1 |
2019–20 | 60 | 60 | 35.3 | .437 | .361 | .860 | 4.3 | 9.3 | 1.1 | .1 | 29.6 | |
2020–21 | 63 | 63 | 33.7 | .438 | .343 | .886 | 3.9 | 9.4 | .8 | .2 | 25.3 | |
2021–22 | 76 | 76 | 34.9 | .460 | .382 | .904 | 3.7 | 9.7 | .9 | .1 | 28.4 | |
2022–23 | 73 | 73 | 34.8 | .429 | .335 | .886 | 3.0 | 10.2 | 1.1 | .1 | 26.2 | |
2023–24 | 54 | 54 | 36.0 | .430 | .373 | .855 | 2.8 | 10.8 | 1.3 | .2 | 25.7 | |
通算 | 407 | 407 | 34.1 | .436 | .355 | .873 | 3.6 | 9.5 | 1.0 | .2 | 25.5 | |
オールスター | 3 | 2 | 16.4 | .379 | .316 | --- | 2.7 | 9.0 | .7 | .0 | 9.3 |
プレーオフ
[編集]シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021 | ATL | 16 | 16 | 37.7 | .418 | .313 | .866 | 2.8 | 9.5 | 1.3 | .0 | 28.8 |
2022 | 5 | 5 | 37.2 | .319 | .184 | .788 | 5.0 | 6.0 | .6 | .0 | 15.4 | |
2023 | 6 | 6 | 38.3 | .403 | .333 | .860 | 3.7 | 10.2 | 1.7 | .7 | 29.2 | |
通算 | 27 | 27 | 37.7 | .402 | .297 | .852 | 3.4 | 9.0 | 1.2 | .1 | 26.4 |
カレッジ
[編集]シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017–18 | オクラホマ | 32 | 32 | 35.4 | .423 | .361 | .861 | 3.9 | 8.7* | 1.7 | .3 | 27.4* |
脚注
[編集]- ^ “Trae Young - NBADraft.net” (英語). nbadraft.net (2017年). 2021年11月24日閲覧。
- ^ “Hawks Sign Kevin Huerter, Omari Spellman And Trae Young” (英語). NBA.com (2018年7月1日). 2019年1月18日閲覧。
- ^ “オーバータイム4回の大熱戦で49得点、新人王を狙うトレイ・ヤング「楽しかった」”. バスケット・カウント (2019年3月2日). 2022年2月19日閲覧。
- ^ “ホークスのトレイ・ヤングが足首を捻挫”. NBA Rakuten (2019年12月29日). 2022年2月19日閲覧。
- ^ “トレイ・ヤングがキャリアハイの50得点! ホークスがイースト上位のヒートを撃破”. バスケットボールキング (2020年2月21日). 2022年2月19日閲覧。
- ^ “ホークスのトレイ・ヤングがニックス戦で左足首を捻挫 次の2試合を欠場予定”. NBA Rakuten (2021年4月23日). 2022年2月19日閲覧。
- ^ “衝撃の地区決勝デビューとなったトレイ・ヤング「僕らに限界があるとは思わない」”. バスケットボールキング (2021年6月24日). 2022年2月19日閲覧。
- ^ “ホークスのエース、トレイ・ヤングが右足の骨挫傷のためバックスとの第4戦を欠場”. バスケットボールキング (2021年6月30日). 2022年2月19日閲覧。
- ^ “ホークスのヤングが今季NBA最多の56得点を奪うも「僕らが負けてしまっては意味がない」”. バスケットボールキング (2022年1月4日). 2022年2月19日閲覧。
- ^ “得点とアシストを量産するホークスのトレイ・ヤングがNBA史上最速で大台をクリア”. バスケットボールキング (January 17, 2024). January 23, 2024閲覧。
- ^ “ヤングがキャリアハイの22アシストを残したホークスがリーグ首位のキャバリアーズを撃破”. バスケットボールキング (November 28, 2024). November 28, 2024閲覧。
- ^ “ホークスのトレイ・ヤング、「ザムスト」とスポンサーシップ契約を締結”. バスケットボールキング. 2020年7月28日閲覧。
外部リンク
[編集]- 選手の通算成績と情報 NBA、NBA日本、Basketball-Reference、ESPN、Eurobasket、RealGM、Yahoo
- Oklahoma Sooners bio
- カレッジ通算成績と情報 Sports-Reference、ESPN College、Rivals、ESPN Recruting、247Sports
- USA Basketball bio
- トレイ・ヤング (@TheTraeYoung) - X(旧Twitter)
- トレイ・ヤング (@traeyoung) - Instagram
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