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トガリシロオビサビカミキリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トガリシロオビサビカミキリ
トガリシロオビサビカミキリ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
亜門 : 大顎亜門 Mandibulata
: 昆虫綱 Insecta
: 甲虫目 Mantodea
亜目 : カブトムシ亜目 Polyphaga
: カミキリムシ科 Cerambycidae
亜科 : フトカミキリ亜科 Lamiinae
: サビカミキリ属 Pteroplini
: トガリシロオビサビカミキリ
P. caudata
学名
Pterolophia caudata

(Bates,1873)

和名
トガリシロオビサビカミキリ
(尖白帯錆天牛)

トガリシロオビサビカミキリ(尖白帯錆天牛、Pterolophia caudata)は、甲虫目カミキリムシ科に分類されるカミキリムシの一種。

分布

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日本では北海道本州四国九州に分布している。

生態

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平地山地生息個体数は多い。主にフジクズクワクリオニグルミなどの広葉樹としており、枯れ枝や枯れ蔓などで見られる。また、街灯などのや草むらなどでもよく見られ、触れると死んだふりをし落下する。つかまれると、前胸と中胸をこすり合わせてを出し威嚇する[1]

特徴

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体長12~16mm。体色は明褐色から赤褐色。褐色および灰白色の微毛に覆われており、上翅中央やや後方に白色の帯の模様がある。和名の通り、上翅末端がとがっている[2] [3]

男女群島女島にはメシマトガリシロオビサビカミキリという亜種がいるが、それ以外は、翅端が尖って開いていること、翅鞘の斑紋やなどからサビカミキリの中ではわかりやすい部類である[4]

脚注

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