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ディアブロ (競走馬)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ディアブロ
欧字表記 Diablo
品種 サラブレッド
性別
毛色 黒鹿毛
生誕 1987年3月13日
死没 不明(2007年4月30日以降)
Devil's Bag
Avillon
母の父 Cornish Prince
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生産者 Mr. & Mrs. John C. Mabee
馬主 Mr. & Mrs. John C. Mabee
調教師 William I. Mott (USA)
競走成績
生涯成績 20戦9勝
獲得賞金 48万2050ドル
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ディアブロ (Diablo) は、アメリカ合衆国生産の競走馬種牡馬。産駒にエキサイティングストーリーナイキアディライトなどがいる。

経歴

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競走馬時代はニューヨーク州サラトガ競馬場ビル・モットに管理され、4、5歳時に距離6ハロン重賞競走1勝ずつを挙げた。通算では9勝。G1競走ではNYRAマイルハンデキャップの3着が最高成績であった。

競走馬引退後はフロリダ州で繋養され、4年目の産駒からメトロポリタンハンデキャップ優勝馬エキサイティングストーリーを出し、G1優勝馬の父となる。しかし総体的には振るわず、1998年に日本において同父デヴィルズバッグ産駒のタイキシャトルが活躍したことを受け、日本に輸出された。日本では地方競馬を中心に初年度産駒が続々と勝利、中央競馬所属馬ではエースインザレースがダートグレード競走兵庫ジュニアグランプリを制し、2002年度の地方競馬新種牡馬ランキングで1位を獲得、中央競馬の新種牡馬ランキングでも3位に付けた。翌2003年にはナイキアディライト南関東競馬のクラシック二冠を獲得。当年、180頭以上の交配相手を集めた。

その後はナイキアディライトがダートグレード競走で2勝、やはり初年度産駒のマイネサマンサが重賞2勝を挙げたものの、以降の世代の産駒が目立った成績を挙げられず、種付け頭数は急減する。2006年には繋養されていたアロースタッドを退厩。当年には地方競馬の2歳リーディングサイアーを獲得しており、以後も種牡馬生活の続行が発表されていたが、2007年4月30日付けで種牡馬から用途変更となった。以後の消息は不明である。

馬齢別競走成績

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  • 2歳(1989年)- 1戦1勝
  • 3歳(1990年)- 1戦0勝
  • 4歳(1991年)- 12戦5勝(トゥルーノースハンデキャップ・G2 3着-NYRAハンデキャップ・G1)
  • 5歳(1992年)- 6戦3勝(フィンガーレイクスブリーダーズカップハンデキャップ・G3)

主な産駒

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※括弧内は当該馬の勝利重賞競走(日本国内における地方競馬限定重賞については省略)。太字はG1級競走。

母の父としての主な産駒

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血統表

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ディアブロ血統ヘイロー系 / Mahmoud5×5=6.25%・父内) (血統表の出典)

Devil's Bag 1981
鹿毛 アメリカ
父の父
Halo 1969
黒鹿毛 アメリカ
Hail to Reason Turn-to
Nothirdchance
Cosmah Cosmic Bomb
Almahmoud
父の母
Ballade 1972
黒鹿毛 アメリカ
Herbager Vandale
Flagette
Miss Swapsco Cohoes
Soaring

Avilion 1974
鹿毛 アメリカ
Cornish Prince 1962
鹿毛 アメリカ
Bold Ruler Nasrullah
Miss Disco
Teleran Eight Thirty
Tellaris
母の母
Style and Grace 1964
鹿毛 アメリカ
Olympia Heliopolis
Miss Dolphin
Plucky Roman Roman
Hasty Request F-No.2-b


参考文献

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  • 辻一郎「日本の種牡馬 - ディアブロ」(『優駿』2003年11月号〈日本中央競馬会、2003年〉所収)

外部リンク

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