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ツバキ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ツバキ科
サザンカCamellia sasanqua
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : キク類 asterids
: ツツジ目 Ericales
: ツバキ科 Theaceae
学名
Theaceae
Ker Gawler

ツバキ科(ツバキか、Theaceae)は、ツツジ目に属する植物のツバキサザンカチャ(茶の木)、ナツツバキなどを含む。

木本で、葉は互生する。花は放射相称で子房上位。がくと花弁の数は5または4のものが多いが、さらに多いものもあり、特にツバキなどはがくから花弁に連続的に移行する。花弁は離生するものと、基部が合生するものがある。おしべは多数。果実は蒴果か核果。大部分が東・東南アジアに、一部は南北アメリカ大陸などに分布する。

科名の由来

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ツバキ科の学名:Theaceaeは保存名であり、かつてこの科にあったチャ属(Thea L.)に由来する。チャ属は1970年代にツバキ属に統合された。 被子植物の学名で、使用されなくなった属名が科名に使われているのは、モチノキ科:Aquifoliaceae/Aquifolium Mill.スイカズラ科:Caprifoliaceae/Caprifolium Mill.、カキノキ科:Ebenaceae/Ebenus Kuntzeマメ科:Fabaceae/Faba Mill. などがある。

分類

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3連に9属460種が属する[1]

従来は花の形態の類似を重視してオトギリソウ科などのグループ(古くは離弁花類、クロンキスト体系ではツバキ目)とされ、モッコク科スラデニア科も本科に含められていた。

関連項目

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脚注

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外部リンク

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