チャンピオンカップ

チャンピオンカップ
開催国	日本
主催者	帯広市
競馬場	帯広競馬場
第1回施行日	1979年10月28日
2024年の情報
距離	ばんえい200m
格付け	BG2
賞金	1着賞金250万円;
出走条件	4歳以上、重賞競走優勝馬選抜
負担重量	別定4
出典
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チャンピオンカップは、帯広市が帯広競馬場で開催するばんえい競馬の重賞競走である。正式名称は「スカパー!地方競馬ナイン賞チャンピオンカップ」。

全国公営競馬主催者協議会会長賞、スカパーJSAT株式会社賞、農業法人鎌田きのこ株式会社賞（2024年）^[1]。

概要

1979年に創設。当該年度の重賞競走優勝馬に出走資格が与えられるという、珍しい条件で行われている^[2]。

1987年までは帯広競馬場のほか岩見沢競馬場・北見競馬場でも施行していたが、1988年以降は帯広競馬場のみで施行している。

競走条件・賞金（2024年）

出走資格: 4歳以上重賞競走優勝馬。

重賞競走優勝馬の通算収得賞金順に編成^[3]

重量^[4]: 別定4; オープン800kgで、1重量格毎に10kg加減する。; オープン馬は本年度収得賞金220万円毎に10kg加増する。
賞金額: 1着250万円、2着95万円、3着55万円、4着30万円、5着20万円^[1]。

ばんえい記念へのステップ

本競走はばんえい記念の1ヶ月程度前に行われることから、前哨戦としても位置づけられている^[2]。

本競走の優勝馬が同年のばんえい記念も優勝したケースは、2000年以降でみると2003年（スーパーペガサス）・2011年（カネサブラック）の2例がある。

歴代優勝馬

馬齢表記は2000年までが旧表記、2001年以降は現表記。

回数	施行日	開催地	天候	馬場水分	優勝馬	性齢	ばんえい重量	タイム	優勝騎手	管理調教師
第1回	1979年10月28日	帯広	晴	0.0%	ハヤホマレ	牡5	770	2:33.0	山田勇作	林正男
第2回	1980年10月12日	岩見沢	晴	1.8%	マルトダンサー	牡4	780	2:10.9	尾ヶ瀬富雄	光富駿一
第3回	1981年10月25日	帯広	晴	3.0%	キヨウエイ	牡8	860	3:25.6	工藤正男	坂本和昭
第4回	1982年10月31日	北見	晴	1.1%	キヨウエイ	牡9	820	3:04.8	工藤正男	坂本和昭
第5回	1983年11月6日	帯広	晴	2.3%	ハヤホマレ	牡9	830	2:57.8	山田勇作	林正男
第6回	1984年11月11日	北見	晴	0.5%	タカラフジ	牡4	800	3:22.8	工藤正男	前原芳郎
第7回	1985年11月17日	帯広	曇	4.6%	ヤマト	牡8	830	2:32.0	千葉均	片平俊悦
第8回	1986年11月23日	北見	晴	2.6%	カネミフロンテイア	牡5	810	2:43.3	西弘美	（東川）山本幸一^{[注 1]}
第9回	1987年11月15日	北見	晴	2.4%	マルトクイン	牝8	800	2:45.5	岩瀬和幸	長野清勝
第10回	1988年11月13日	帯広	晴	3.1%	スーパコマヨシ	牡4	800	2:24.0	大河原和雄	山田勇作
第11回	1989年11月26日	帯広	晴	2.0%	ミドリゴゼン	牝5	760	3:20.5	岩本利春	中坪時雄
第12回	1990年12月2日	帯広	曇	4.5%	ホウシヨウリキ	牡9	800	2:16.0	松井浩文	松井浩
第13回	1991年12月1日	帯広	曇	1.8%	ダイヤテンリユウ	牡5	800	3:34.3	久田守	松井浩
第14回	1992年11月29日	帯広	曇	3.1%	ダイヤテンリユウ	牡6	800	2:33.5	久田守	松井浩
第15回	1993年12月12日	帯広	曇	4.5%	ニセコクイン	牝5	780	2:08.8	藤本匠	大友榮司
第16回	1994年12月11日	帯広	晴	3.0%	ダイヤキャップ	牡5	810	2:33.7	松井浩文	松井浩
第17回	1996年1月14日	帯広	晴	4.0%	フクイチ	牡8	810	2:22.6	西弘美	晴披孝治
第18回	1997年1月12日	帯広	晴	4.1%	ヨウテイクイン	牝8	800	2:24.6	千葉均	大友榮司
第19回	1998年2月8日	帯広	雪	3.0%	シマヅショウリキ	牡6	830	2:27.4	藤野俊一	水上勲
第20回	1999年1月24日	帯広	晴	1.1%	サカノタイソン	牡6	830	2:19.9	藤本匠	西邑春夫
第21回	2000年1月23日	帯広	晴	3.1%	コブラテンリュウ	牡11	850	2:12.7	大河原和雄	今井茂雅
第22回	2001年1月28日	帯広	雪	3.9%	シンエイキンカイ	牡4	800	1:52.9	安部憲二	水上勲
第23回	2002年2月3日	帯広	晴	2.6%	スーパーペガサス	牡6	870	2:34.1	岩本利春	大友栄人
第24回	2003年1月26日	帯広	晴	3.7%	スーパーペガサス	牡7	850	2:22.4	岩本利春	大友栄人
第25回	2004年1月25日	帯広	晴	3.3%	ミサキスーパー	牡7	840	2:12.3	鈴木勝提	鈴木邦哉
第26回	2005年1月30日	帯広	晴	3.6%	ミサキスーパー	牡8	810	2:39.8	鈴木勝提	鈴木邦哉
第27回	2006年3月5日	帯広	晴	3.5%	ホクトキング	牡5	800	2:54.9	鈴木勝提	岩瀬和幸
第28回	2007年3月4日	帯広	曇	1.9%	フクイズミ	牝6	800	3:06.4	夏井功	松井浩文
第29回	2008年3月2日	帯広	曇	2.9%	ツジノコウフク	牡5	740	2:35.5	尾ヶ瀬馨	岡田定一
第30回	2009年3月1日	帯広	晴	2.8%	カネサブラック	牡7	800	2:24.6	松田道明	松井浩文
第31回	2010年2月28日	帯広	曇	2.8%	カネサブラック	牡8	810	2:14.9	松田道明	松井浩文
第32回	2011年2月27日	帯広	晴	0.7%	カネサブラック	牡9	820	2:05.8	松田道明	松井浩文
第33回	2012年2月26日	帯広	小雪	3.1%	ホクショウダイヤ	牡9	810	1:45.3	藤野俊一	岡田定一
第34回	2013年3月3日	帯広	晴	3.0%	ホッカイヒカル	牡9	810	2:21.4	阿部武臣	坂本東一
第35回	2014年3月2日	帯広	晴	1.3%	キタノタイショウ	牡8	820	2:00.6	鈴木恵介	服部義幸
第36回	2015年3月1日	帯広	雪	4.1%	オレノココロ	牡5	820	1:42.4	阿部武臣	槻舘重人
第37回	2016年2月28日	帯広	晴	1.8%	オレノココロ	牡6	830	2:01.3	鈴木恵介	槻舘重人
第38回	2017年2月26日	帯広	晴	2.2%	フジダイビクトリー	牡9	820	1:52.8	松田道明	金山明彦
第39回	2018年2月25日	帯広	晴	1.6%	オレノココロ	牡8	820	1:59.7	鈴木恵介	槻舘重人
第40回	2019年2月24日	帯広	晴	1.1%	メジロゴーリキ	牡5	800	2:07.0	西謙一	松井浩文
第41回	2020年3月1日	帯広	小雪	2.4%	アアモンドグンシン	騸5	810	1:49.1	長澤幸太	小林長吉
第42回	2021年2月28日	帯広	晴	1.4%	アオノブラック	牡5	820	1:54.1	藤野俊一	金田勇
第43回	2022年2月20日	帯広	晴	4.3%	メムロボブサップ	牡6	840	1:36.3	阿部武臣	坂本東一
第44回	2023年2月19日	帯広	雪	1.4%	メジロゴーリキ	牡9	800	1:37.9	西謙一	松井浩文
第45回	2024年2月18日	帯広	晴	2.1%	アオノブラック	牡8	830	2:13.9	金田利貴	金田勇

脚注

^ 同姓同名の調教師が2名いたため出身地で区別した。「東川」は東川町、「上フ」は上富良野町。

出典

^ ^a ^b ^c “令和5年度　帯広市　第23回　ばんえい競馬　5日目　出走表” (PDF). ばんえい十勝. 2024年2月16日閲覧。
^ ^a ^b 【第36回チャンピオンカップ】レースの歴史 - ばんえい競馬、2015年2月20日閲覧
^ “令和５年度　　重賞･特別競走実施計画” (PDF). ばんえい十勝. 2024年2月16日閲覧。
^ “帯広市ばんえい競馬番組　2023年度第23回”. ばんえい十勝. 2024年2月16日閲覧。

各回競走結果の出典

チャンピオンカップ歴代優勝馬（地方競馬全国協会）
netkeiba.comより（最終閲覧日：2015年2月20日）
- 1998年、1999年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年、2005年、2006年、2007年、2008年、2009年、2010年、2011年、2012年、2013年、2014年

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[5] 同姓同名の調教師が2名いたため出身地で区別した。「東川」は東川町、「上フ」は上富良野町。

[shussou-1] “令和5年度　帯広市　第23回　ばんえい競馬　5日目　出走表” (PDF). ばんえい十勝. 2024年2月16日閲覧。

[history-2] 【第36回チャンピオンカップ】レースの歴史 - ばんえい競馬、2015年2月20日閲覧

[3] “令和５年度　　重賞･特別競走実施計画” (PDF). ばんえい十勝. 2024年2月16日閲覧。

[4] “帯広市ばんえい競馬番組　2023年度第23回”. ばんえい十勝. 2024年2月16日閲覧。

[1]

[2]

[3]

[4]

[注 1]

表話編歴ばんえい競馬の重賞競走 - 2024年度
BG1競走	イレネー記念（2）ばんえいオークス（3牝）ばんえいダービー（3）天馬賞（4）帯広記念（4上）ヒロインズカップ（4上牝）ばんえい記念（4上）
BG2競走	ヤングチャンピオンシップ（2）翔雲賞（2牡）黒ユリ賞（2牝）ばんえい菊花賞（3）銀河賞（4）ばんえい十勝オッズパーク杯（4上）旭川記念（3上）ばんえいグランプリ（3上）岩見沢記念（3上）北見記念（3上）チャンピオンカップ（3上）
BG3競走	ナナカマド賞（2）ばんえい大賞典（3）柏林賞（4）クインカップ（4牝）はまなす賞（3・4）ポプラ賞（3・4）カーネーションカップ（3上牝）北斗賞（3上）ドリームエイジカップ（4上）
かっこ内は出走可能な馬の年度当初における馬齢を示す（年明けに施行される競走については、競走時の馬齢は記載の1歳上となる）。「牡」は牡馬限定戦、「牝」は牝馬限定戦。