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チプルソ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
チプルソ
生誕 1986年
出身地 日本の旗 日本 大阪府
ジャンル ヒップホップ
担当楽器 ボーカル
ギター
ヒューマンビートボックス
共同作業者 KazBubble
公式サイト http://tipleso.blog3.fc2.com/

チプルソ(1986年 - )は日本ヒップホップMCギタリストTiplesoの表記も見られる。大阪府出身。名前の由来は乖離性同一性障害多重人格を表す「マルチプルパーソナリティ」から[1]

人物

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  • 小学校3年生の頃から学校になじめず、登校拒否になり、家に引きこもる生活を長く送っていたが、12歳のときにテレビ番組『LOVE LOVEあいしてる』でKinki Kidsが吉田拓郎にギターを教わる場面を目にしたことがきっかけで、毎日6時間におよぶギターの猛練習を開始した[2]。そして20歳の時に成人式で久々に会った幼なじみからヒップホップとフリースタイルラップを紹介された事をきっかけに、以降1日5、6時間ラップし続けるようになった[3]
  • クラシック・ギターを弾きながらヒューマンビートボックスを刻み、MPCでサンプリングを並行して行った上でラップを乗せるという"No DJ 1MC"スタイルで知られる[4]。また、かつてはMCバトルでも名を挙げており、戦極 MCBATTLEなどで優勝した実績を持つ[5]ULTIMATE MC BATTLE2011でも大阪予選で準優勝を果たし、本選へ初出場した経験もある(なお、2011年大会の大阪予選優勝者はR-指定)。現在は、MCバトルを引退している。
  • ZAZEN BOYSクリープハイプ韻シストなどといったヒップホップ界隈の内外で多くのアーティストと共演、客演をしている。

ディスコグラフィ

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シングル

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  • 「淡い」(2016年9月24日)
※ 7inchレコードのみでの発売。
  • 「真夏のあと feat. チプルソ(DJ HAMAYA w/チプルソ)」(2017年9月13日)
※ 2017年9月13日にiTunesで配信限定発売。2017年10月25日にはディスクユニオンオンラインショップ限定で、7inchレコードとして発売。
  • 「Pink Blue feat. Mabanua」(2020年4月29日)
  • 「9」(2020年6月3日)

アルバム

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  • 「一人宇宙 -起源FREESTYLE-」(2011年12月30日)
※ 2018年現在は廃盤となっており、大変入手困難である。オークションサイトで高値で取引される事も多くなっている。
  • 「一人宇宙Ⅱ アダムとイフ~ (2013年2月20日)
  • 「15 BUS DRIVE」(2015年4月15日)
※ 同郷のDJ KazBubbleとのユニット「バブルソ」名義での発売。
  • 「一人宇宙Ⅲ -歌陽風月-」(2018年9月26日)
  • 「一人宇宙V -地球到達-」(2021年12月30日)
  • 「AMAI ALBUM」(2024年2月28日)

参加作品

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  • JAB「Session File」(2012年5月16日)
10. Straight Out The Jungle Part.2 feat. NAJIMI (074BROS), MOMENT, CLEA (SMILE BLOSSOM), チプルソ & KN-SUN (Improve)
  • V.A.「SHINPEITA presents M.B.A ~mic battle association~」(2012年10月12日)
1. Devil's tongue ~the cypher~ / チプルソ, PONY, D.D.S, 晋平太
  • Jambo Lacquer「IRISHCREAM」(2013年6月5日)
3. C.T.C feat. チプルソ
  • V.A.「KAIKOO PLANET III」(2013年8月7日)
13. make some noise / TAKUMA THE GREAT, SNEEEZE, YURIKA, チプルソ, RUEED, LB
  • HIDADDY「GROWING UP UNDERGROUND」(2014年8月13日)
10. RAPと演奏も完全即興の巻 feat. CIMA, チプルソ, ジャンキー, D.KAZUHIKO MAEDA
  • YU-DAI「KICK UP SCHOOL DELIGHT」(2014年10月8日)
4. REFERENCE feat. GOTIT, チプルソ, 丸
  • アスベスト「FA宣言」(2015年3月25日)
3. 摩擦熱 feat. チプルソ
  • CO-MA「RETURN TO THE SOURCE」(2015年8月5日)
3. MOMI-G feat. WARAJI & チプルソ
  • CHOKE SP「LR」(2015年12月2日)
10. ブラックボーイ feat. チプルソ
6. TRUE LOVE
※ 作詞・作曲はメンバーの尾崎世界観との共作。
  • 韻シスト「STUDIO 韻シスト THE ALBUM」(2017年5月24日)
1. HOT COFFEE feat. 鎮座DOPENESS, チプルソ, サッコン & BASI
  • DJ KRUSH「軌跡」(2017年6月7日)
3. バック to ザ フューチャー feat. チプルソ
  • クリープハイプ愛す (チプルソ Remix)」(2020年1月10日)
  • 黒衣「TWO SIDE (REPRISE) feat. チプルソ」(2020年10月24日)
  • 一服track「I think(feat.チプルソ 奇妙礼太郎 Sundayカミデ)」(2021年2月10日)
  • INNOSENT in FORMAL「愛じゃ崇ワナ feat. チプルソ」(2021年6月30日)
  • The Clap Brothers (チプルソ× KEIZOmachine!)「ChipToe (Rabbit Mix)」(2023年4月7日)
  • The Clap Brothers (チプルソ× KEIZOmachine!)「筋斗雲」(2023年5月10日)
  • The Clap Brothers (チプルソ× KEIZOmachine!)「East Runner」(2023年6月14日)
  • The Clap Brothers (チプルソ× KEIZOmachine!)「East Clap」(2023年8月9日)
  • Dizparity「Kloud 15 - 天国 (feat.チプルソ & Yellowshift)」(2023年9月8日)
  • The Clap Brothers (チプルソ× KEIZOmachine!)「Tatake Narase」(2023年10月18日)
  • The Clap Brothers (チプルソ× KEIZOmachine!)「Jump Up, Look Funk」(2024年3月20日)
  • The Clap Brothers (チプルソ× KEIZOmachine!)「Walk Walk Forward」(2024年4月24日)
  • The Clap Brothers (チプルソ× KEIZOmachine!)「Space Clap」(2024年6月5日)

脚注

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  1. ^ フリスタ.com × チプルソ SPインタビュー フリスタ.com 2012年1月23日
  2. ^ 都築響一『ヒップホップの詩人たち』(新潮社、2013年)292-298頁。
  3. ^ 都築響一『ヒップホップの詩人たち』(新潮社、2013年)300頁。
  4. ^ 【ライブレポ】ZAZEN BOYS / JAPAN JAM BEACH 2016 HMV 2016年5月25日
  5. ^ 戦極MCBATTLE 5章-新春SP-(2013.1.20) -BATTLE REPORT BEST8→1 戦極 MCBATTLE 2013年1月20日

外部リンク

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