コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ダン・キャンベル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ダン・キャンベル
Dan Campbell
refer to caption
2022年のキャンベル
デトロイト・ライオンズ
ヘッドコーチ
生年月日 (1976-04-13) 1976年4月13日(48歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
テキサス州クリフトン英語版
身長: 6' 5" =約195.6cm
体重: 265 lb =約120.2kg
経歴
高校 グレン・ローズ高等学校英語版
大学 テキサスA&M大学
NFLドラフト 1999年 / 3巡目全体79位
所属歴
選手歴
1999-2002 ニューヨーク・ジャイアンツ
2003-2005 ダラス・カウボーイズ
2006-2008 デトロイト・ライオンズ
2009 ニューオーリンズ・セインツ
コーチ歴
2010-2015 マイアミ・ドルフィンズ (TEコーチ、暫定ヘッドコーチ)
2016-2020 ニューオーリンズ・セインツ (アシスタントコーチ)
2021- デトロイト・ライオンズ (ヘッドコーチ)
受賞歴・記録
スーパーボウル制覇(1回)
2009
NFL 通算成績
レシーブ数 91
レシーブ獲得ヤード 934
レシービングTD 11
Player stats at NFL.com
ヘッドコーチとしての通算成績
(2023年終了時点)
レギュラーシーズン 29–33 (.468)
ポストシーズン 2–1 (.667)
通算成績 31–34 (.477)
Player stats at PFR
Coaching stats at PFR

ダニエル・アレン・キャンベルDaniel Allen Campbell, 1976年4月13日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州クリフトン英語版出身の元プロアメリカンフットボール選手であり、現在は指導者。NFLデトロイト・ライオンズでヘッドコーチを務めている。現役時代のポジションはタイトエンド

経歴

[編集]

現役時代

[編集]

テキサスA&M大学で3年間プレーした後、1999年のNFLドラフトにてニューヨーク・ジャイアンツから指名され入団した。2000年、ジャイアンツは第35回スーパーボウルに進出したがこの年彼は4試合で先発出場した。2001年ハワード・クロスからポジションを奪い先発タイトエンドとなった。主にブロッカーとして起用された。2002年ケリー・コリンズが4,073ヤードを投げ、ティキ・バーバーはフランチャイズ史上2位の1,387ヤードを走った。

2003年フリーエージェントとなった彼はビル・パーセルズがヘッドコーチとなったダラス・カウボーイズと契約を結んだ。先発タイトエンドはジェイソン・ウィッテンだったが彼はブロッカーとして活躍した。2004年靱帯断裂により、9月30日に故障者リスト入りし、わずか3試合の出場に終わった。2005年7月27日、虫垂切除術を受けたが練習を休んだのはわずか10日間でプレシーズンゲーム4試合全てに出場した。この年カウボーイズは2タイトエンドシステムを用い、彼は12試合で先発出場した。

2006年3月14日、デトロイト・ライオンズと契約を結んだ。主にブロッキングタイトエンドとして起用されたが、レシーブで自己ベストとなる308ヤードを獲得、4タッチダウンをあげた。2007年9月22日、ひじの怪我で故障者リスト入りした。2008年9月9日、ハムストリングスの怪我で故障者リスト入りした。2009年2月9日、ライオンズから解雇された。

2009年2月26日、ニューオーリンズ・セインツと契約を結んだ。セインツのヘッドコーチ、ショーン・ペイトンはカウボーイズ、ジャイアンツ時代の攻撃コーディネーターであった。トレーニングキャンプ中にMCLを負傷し、8月10日に故障者リスト入りした。チームはこの年第44回スーパーボウルを制したが[1]スーパーボウルリングを受け取ることはできなかった。このシーズン終了後に現役を引退した。

コーチ時代

[編集]

2010年にマイアミ・ドルフィンズにコーチ研修生として加わり、2011年シーズンにはTEコーチに昇格した。2015年シーズン途中にヘッドコーチのジョー・フィルビン英語版が解任されたため、同シーズン終了まで暫定ヘッドコーチを務めた[2]

2016年にセインツのアシスタントコーチに就任、ショーン・ペイトンヘッドコーチの下に戻った[3]

2021年にライオンズのヘッドコーチに就任した[4]。開幕から11試合で10敗1分と勝ち星がなかったが、第13週のミネソタ・バイキングス戦でシーズン初勝利をあげた。シーズン最後の6試合で3勝をあげ、3勝13敗1分でシーズンを終えた。

2022年は最終週でプレーオフ進出を逃すも、2023年は30年ぶりの地区優勝と32年ぶりのプレーオフ勝利を挙げ、NFCチャンピオンシップまで進出した。

人物

[編集]

メタリカのファンであり、大学時代はチームメイトから「ダンタリカ」のニックネームで呼ばれていた[5]

脚注

[編集]
  1. ^ Times-Picayune, Jeff Duncan, NOLA com | The. “New Orleans Saints, general manager Mickey Loomis forced to make tough calls handing out Super Bowl rings” (英語). NOLA.com. 2022年12月8日閲覧。
  2. ^ Miami Dolphins fire coach Joe Philbin” (英語). NFL.com. 2022年12月8日閲覧。
  3. ^ Ex-Dolphins coach Dan Campbell to join New Orleans Saints”. Sun Sentinel. 2022年12月8日閲覧。
  4. ^ Dan Campbell to become Detroit Lions head coach”. web.archive.org (2022年4月23日). 2022年12月8日閲覧。
  5. ^ Texans' Shane Lechler, Miami interim coach Dan Campbell lifelong friends” (英語). ESPN.com (2015年10月22日). 2022年12月8日閲覧。

外部リンク

[編集]
先代
ジョー・フィルビン
マイアミ・ドルフィンズ
ヘッドコーチ
2015(暫定)
次代
アダム・ゲイス
先代
ロバート・プリンス
デトロイト・ライオンズ
ヘッドコーチ
2021-
次代