セント・パトリック教区 (グレナダ)
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セント・パトリック教区 Saint Patrick Parish | |
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教区のウェルカムサイン | |
北緯12度12分11秒 西経61度38分26秒 / 北緯12.20306度 西経61.64056度 | |
国 | グレナダ |
名の由来 | 聖パトリキウス |
首府 | ソーターズ |
面積 | |
• 合計 | 42 km2 |
面積順位 | 4位 |
人口 (2011年国勢調査) | |
• 合計 | 10,504人 |
• 推計 (2019年) | 11,158人 |
• 順位 | 4位 |
• 密度 | 250人/km2 |
等時帯 | UTC-4 (大西洋標準時) |
• 夏時間 | なし |
ISO 3166コード | GD-06 |
セント・パトリック教区(Saint Patrick Parish)は、グレナダの行政教区[1]。グレナダ島の北東部のほか、グレナディーン諸島のロンデ島、カイル島、ダイアモンド島、Les Tantesといった島嶼を管轄する。首府はソーターズ[2]。面積は42平方キロメートル、人口は約1.1万人(2019年推計[3])。
1640年代にフランス人が入植し、先住民族のカリブ族は奴隷となるか絶滅させられた。中でも抵抗したKairouane酋長の一団(40人程度)はフランス人によってソーターズ付近の崖へ追い詰められ、海へ身投げしたという伝説が残っている。この出来事からフランス人は当地をソーターズ(Sauteurs、英語に翻訳するとJumpers)と名付けた。また集団自決があった崖はリーパーズ・ヒル(Leapers' Hill)と呼ばれ、記念碑が建造されている。1763年、イギリス領となった際にセント・パトリックへ改称した[4]。植民地時代は農業が盛んで、島のカカオ豆やナツメグの半数以上は同教区で生産された。アーヴィンス湾(Irvin's Bay)では本国との貿易船が発着し、砂糖・野菜を輸出した。
グレナダ島の北部にはいくつか海水浴場があり、中でもバスウェイ・ビーチ(Bathway Beach)が有名である。また火山湖のアントワーヌ湖がチボリ近辺にある。
主要都市
[編集]脚注
[編集]- ^ “Grenada#Government”. 中央情報局 (2021年8月24日). 2021年9月1日閲覧。
- ^ “Parishes of Grenada”. Statoids.com (2015年6月30日). 2021年9月1日閲覧。
- ^ “Grenada”. Citypopulation.de (2021年8月29日). 2021年9月1日閲覧。
- ^ “ST PATRICK”. グレナダ政府ポータルサイト. 2021年9月1日閲覧。
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