スティーブ・アームストロング
スティーブ・アームストロング | |
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プロフィール | |
リングネーム |
スティーブ・アームストロング ランス・キャシディ ザ・ファルコン ザ・バレット(2代目) |
本名 | スティーブ・ジェームズ |
身長 | 185cm |
体重 | 102kg(全盛時) |
誕生日 | 1965年3月16日(59歳) |
出身地 |
アメリカ合衆国 ジョージア州 コブ郡マリエッタ |
トレーナー | ボブ・アームストロング |
デビュー | 1983年 |
スティーブ・アームストロング(Steve Armstrong、本名:Steven James、1965年3月16日 - )は、アメリカ合衆国の元プロレスラー。ジョージア州マリエッタ出身。
父親はWWE殿堂者のボブ・アームストロング。WWEレフェリーのスコット・アームストロングと元WCWライトヘビー級王者のブラッド・アームストロングは兄、元WWF世界タッグ王者の "ロード・ドッグ" ジェシー・ジェームズことブライアン・アームストロングは弟である[1]。
来歴
[編集]1983年、父のボブ・アームストロングが主戦場としていたアラバマのサウスイースタン・チャンピオンシップ・レスリングにてデビュー[1]。トミー・リッチの従兄弟という設定のジョニー・リッチとのタッグチームで売り出され、1984年から1985年にかけてはジェリー・スタッブス&アーン・アンダーソンとNWAサウスイースタン・タッグ王座を争った[2][3]。
1987年、トレイシー・スマザーズを新パートナーに、NWAのフロリダ地区でサザン・ボーイズ(The Southern Boys)を結成[4]。ベビーフェイスの若手コンビとして南部を主戦場に活躍し、1988年3月5日には古巣のアラバマにてロバート・フラー&ジミー・ゴールデンからNWAコンチネンタル・タッグ王座を奪取した[5]。
同年7月には揃って新日本プロレスに初来日。軽快な空中殺法とイキのいいファイトスタイルで好評を博し[6]、再来日となる11月の『'88ジャパンカップ・シリーズ』ではジョージ高野を加えたトリオでエリミネーション方式の6人タッグ・リーグ戦に出場した[7]。
1990年、ヤング・ピストルズ(The Young Pistols)のチーム名でWCWに参戦し[4]、ミッドナイト・エクスプレス(ボビー・イートン&スタン・レーン)やファビュラス・フリーバーズ(マイケル・ヘイズ&ジミー・ガービン)と抗争[8]。1991年11月5日にはトッド・チャンピオン&チップ・ザ・ファイヤーブレーカーを破ってUSタッグ王座を獲得、翌1992年1月14日にロン・シモンズ&ビッグ・ジョッシュに敗れるまでタイトルを保持した[9]。
スマザーズとのコンビ解散後、1992年9月よりカウボーイ・ギミックのランス・キャシディ(Lance Cassidy)に変身してWWFに登場。ハウス・ショーのミッドカードにおいて、テリー・テイラー、スキナー、リポマン、ザ・バーザーカー、アイアン・マイク・シャープなどの中堅ヒールから勝利を収めたが、翌1993年1月に短期間で離脱している[10][11]。
WWF離脱後はジム・コルネットが主宰していたスモーキー・マウンテン・レスリングに参戦。スコット・アームストロングとの兄弟タッグで活動し、1993年から1995年にかけて、ロックンロール・エクスプレス、ヘブンリー・ボディーズ(トム・プリチャード&ジミー・デル・レイ)、ブルーズ・ブラザーズ、ブライアン・リー&クリス・キャンディードなどのチームと抗争を展開した[12]。
その間、1994年8月に覆面レスラーのザ・ファルコン(The Falcon)として全日本プロレスに来日[13]。ジ・イーグルとのマスクマン・コンビで活躍し、同年11月開幕の世界最強タッグ決定リーグ戦にも出場した[14]。全日本には1995年2月まで、ザ・ファルコンのギミックで通算4回参戦している。
1996年からはスコットと共にWCWに移籍。ハーレム・ヒートやスタイナー・ブラザーズとも対戦したものの、選手層の厚かった当時のWCWではポジションを得られず、セミレギュラーの立場で2000年までジョバーを務めた[15]。
セミリタイア後の2002年8月28日にはTNAに登場、父ボブ・アームストロングの別キャラクターだった覆面レスラーのザ・バレット(The Bullet)に扮し、ジェフ・ジャレットと対戦した[2]。以降もアラバマのインディー団体に時折出場している[15]。
得意技
[編集]獲得タイトル
[編集]- NWAサウスイースタン・タッグ王座:3回(w / ジョニー・リッチ、トミー・リッチ、ザ・バレット)[3]
- NWAコンチネンタル・タッグ王座:1回(w / トレイシー・スマザーズ)[5]
- NWAフロリダ・タッグ王座:1回(w / トレイシー・スマザーズ)[16]
- WCW USタッグ王座:1回(w / トレイシー・スマザーズ)[9]
- OVW南部タッグ王座:1回(w / トレイシー・スマザーズ)
脚注
[編集]- ^ a b “Steve Armstrong”. Cagematch. 2011年7月25日閲覧。
- ^ a b “Steve Armstrong”. Online World of Wrestling. 2011年7月25日閲覧。
- ^ a b “NWA Southeastern Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2011年7月25日閲覧。
- ^ a b “The Southern Boys”. Online World of Wrestling. 2011年7月25日閲覧。
- ^ a b “NWA Continental Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2011年7月25日閲覧。
- ^ 『新日本プロレス 来日外国人選手 PERFECTカタログ』P60(2002年、日本スポーツ出版社)
- ^ “The NJPW matches fought by Steve Armstrong in 1988”. Wrestlingdata.com. 2016年5月11日閲覧。
- ^ “The WCW matches fought by Steve Armstrong in 1990”. Wrestlingdata.com. 2016年5月11日閲覧。
- ^ a b “NWA-WCW United States Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2011年7月25日閲覧。
- ^ “The WWE matches fought by Steve Armstrong in 1992”. Wrestlingdata.com. 2016年5月11日閲覧。
- ^ “The WWE matches fought by Steve Armstrong in 1993”. Wrestlingdata.com. 2016年5月11日閲覧。
- ^ “Steve Armstrong: Matches 1993-1996”. Cagematch. 2016年5月11日閲覧。
- ^ 『全日本プロレス 来日外国人選手 PERFECTカタログ』P89(2002年、日本スポーツ出版社)
- ^ “The AJPW matches fought by Steve Armstrong in 1994”. Wrestlingdata.com. 2016年5月11日閲覧。
- ^ a b “Steve Armstrong: Matches 1996-2015”. Cagematch. 2016年5月11日閲覧。
- ^ “NWA Florida Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2011年5月4日閲覧。