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ジョージ・ブコビッチ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジョージ・ブコビッチ
George Vukovich
フィラデルフィア・フィリーズ時代
(1980年)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 イリノイ州シカゴ
生年月日 (1956-06-24) 1956年6月24日(68歳)
身長
体重
181 cm
90 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 外野手
プロ入り 1977年 MLBドラフト4巡目
初出場 MLB / 1980年4月13日
NPB / 1986年4月4日
最終出場 MLB / 1985年10月6日
NPB / 1987年11月1日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ジョージ・スティーブン・ブコビッチGeorge Stephen Vukovich , 1956年6月24日 - )は、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身の元プロ野球選手外野手)。1986年1987年まで西武ライオンズに所属した。

来歴・人物

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1977年MLBドラフト4巡目(全体の100番目)でフィラデルフィア・フィリーズに指名され契約。1980年メジャー初昇格し、同年はワールドシリーズ制覇のメンバーとなる(出場機会は無し)。1981年のナ・リーグ地区シリーズ、対モントリオール・エクスポズとの第4戦、10回裏に代打で出場しサヨナラホームランを放った。1983年クリーブランド・インディアンスに移籍。

1986年西武ライオンズに入団。前年限りで退団したスティーブ・オンティベロスの後釜として期待された。同年、監督の森祇晶から「使っている俺が悪い。助っ人だと思うからダメなんだ。日本人だと思えば腹が立たない。」と言われ、1987年には「一日でいいからホーナーヤクルト)を貸してほしい。」とボヤかれたことがある[1]。目立った成績は残せなかったものの、日本シリーズでは勝負強さを発揮し、1986年の日本シリーズ第8戦では金石昭人から日本一を決める決勝二塁打を放ち、1987年の日本シリーズ第3戦では江川卓から決勝本塁打を放つなど活躍した。同年の日本シリーズでは、「4番に座りながら4打席4三振」という、日本シリーズ史上初の珍記録も達成している。 1987年限りで退団。

詳細情報

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年度別打撃成績

[編集]
















































O
P
S
1980 PHI 78 64 58 6 13 1 1 0 16 8 0 0 0 0 6 0 0 9 1 .224 .297 .276 .573
1981 20 27 26 5 10 0 0 1 13 4 1 0 0 0 1 0 0 0 0 .385 .407 .500 .907
1982 123 369 335 41 91 18 2 6 131 42 2 9 1 1 32 14 0 47 4 .272 .334 .391 .725
1983 CLE 124 345 312 31 77 13 2 3 103 44 3 4 3 4 24 4 2 37 8 .247 .301 .330 .631
1984 134 474 437 38 133 22 5 9 192 60 1 4 0 2 34 3 1 61 10 .304 .354 .439 .794
1985 149 470 434 43 106 22 0 8 152 45 2 2 1 4 30 6 1 75 9 .244 .292 .350 .642
1986 西武 121 474 434 52 115 21 1 18 192 67 0 0 0 6 32 3 2 88 13 .265 .314 .442 .757
1987 101 364 320 38 78 15 1 14 137 46 0 3 0 1 41 2 2 53 2 .244 .332 .428 .761
MLB:6年 628 1749 1602 164 430 76 10 27 607 203 9 19 5 11 127 27 4 229 32 .268 .322 .379 .701
NPB:2年 222 838 754 90 193 36 2 32 329 113 0 3 0 7 73 5 4 141 15 .256 .322 .436 .759

記録

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NPB

背番号

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  • 29 (1980年 - 1982年)
  • 24 (1983年 - 1985年、1987年)
  • 20 (1986年)

脚注

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  1. ^ 【セ・パ誕生70記念特別企画】よみがえる1980年代のプロ野球 Part.3 [1987年編] (週刊ベースボール別冊立春号)ベースボール・マガジン社、2020年、48頁

関連項目

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外部リンク

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