ジョシュ・パラシオス

ジョシュ・パラシオス
*Josh Palacios*
ピッツバーグ・パイレーツ #54
	AA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツ時代; (2019年)
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	ニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン区
生年月日	1995年7月30日（29歳）
身長; 体重	6' 1" ＝約185.4 cm; 200 lb ＝約90.7 kg
選手情報
投球・打席	右投左打
ポジション	外野手
プロ入り	2016年 MLBドラフト4巡目
初出場	2021年4月9日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	テレコミュニケーションアーツアンドテクノロジー高等学校（英語版）; サンジャッキント大学（英語版）; オーバーン大学; トロント・ブルージェイズ (2021); ワシントン・ナショナルズ (2022); ピッツバーグ・パイレーツ (2023 - );
国際大会
代表チーム	オランダ
WBC	2023年
	この表について

ジョシュア・ジョン・パラシオス（Joshua John Palacios, 1995年 7月30日 - ）は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン区出身のプロ野球選手（外野手）。右投左打。MLBのピッツバーグ・パイレーツ所属。

経歴

プロ入り前

2014年のMLBドラフト31巡目（全体935位）でシンシナティ・レッズから指名されたが、契約せずにサンジャッキント大学（英語版）へ進学した。

プロ入りとブルージェイズ時代

オーバーン大学へ転校後の2016年、MLBドラフト4巡目（全体132位）でトロント・ブルージェイズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブルージェイズでプロデビュー。A-級バンクーバー・カナディアンズとA級ランシング・ラグナッツでもプレーし、3球団合計で50試合に出場して打率.330、18打点、8盗塁を記録した。

2017年はA級ランシングでプレーし、91試合に出場して打率.280、2本塁打、39打点、12盗塁を記録した。

2018年はA+級ダニーデン・ブルージェイズとAA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツでプレーし、2球団合計で126試合に出場して打率.290、8本塁打、78打点、15盗塁を記録した。

2019年はAA級ニューハンプシャーでプレーし、82試合に出場して打率.266、7本塁打、38打点、15盗塁を記録した。

2020年はCOVID-19の影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、公式戦の出場は無かった。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした^[1]。

2021年4月9日にメジャー初昇格を果たすと、同日のロサンゼルス・エンゼルス戦にて「9番・左翼手」で先発出場してメジャーデビュー（この試合での結果は3打数無安打）^[2]。この年メジャーでは13試合に出場して打率.200、4打点を記録した。

2022年4月11日にDFAとなった^[3]。

ナショナルズ時代

2022年4月15日にウェイバー公示を経てワシントン・ナショナルズへ移籍した^[4]。この年メジャーでは29試合に出場して打率.213、2打点、1盗塁を記録した。オフの12月1日にマイナー契約で傘下のAA級ハリスバーグ・セネターズへ配属された^[5]。

パイレーツ時代

2022年12月10日にルール・ファイブ・ドラフト（マイナーリーグ・フェイズ）でピッツバーグ・パイレーツから指名され、移籍した^[6]。

2023年はシーズン前に開催のWBCではオランダ代表として選出された^[7]。シーズンでは開幕を傘下のAA級アルトゥーナ・カーブで迎えた。AAA級インディアナポリス・インディアンスを経て5月9日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした^[8]。

家族

叔父のレイ・パラシオス（英語版）もカンザスシティ・ロイヤルズに所属した元メジャーリーガー（捕手）である。また、弟のリッチー・パラシオスも同じくメジャーリーガー（内野手）である^[9]。

詳細情報

年度別打撃成績

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	犠打	犠飛	四球	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
2021	TOR	13	42	35	7	7	0	0	0	7	4	0	1	1	3	2	11	0	.200	.293	.200	.493
2022	WSH	29	49	47	8	10	2	0	0	12	2	1	0	0	1	1	15	0	.213	.245	.255	.500
2023	PIT	91	264	247	26	59	9	2	10	102	40	5	2	1	12	2	56	7	.239	.279	.413	.692
MLB：3年		133	355	329	41	76	11	2	10	121	46	6	3	2	16	5	82	7	.231	.276	.368	.644

2023年度シーズン終了時

WBCでの打撃成績

年度	代表	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠打	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率
2023	オランダ	4	10	9	1	1	0	0	0	1	1	1	0	0	0	0	0	1	3	0	.111	.200	.111

年度別守備成績

年度	球団	左翼（LF）						中堅（CF）						右翼（RF）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2021	TOR	4	5	0	0	0	1.000	2	4	1	0	0	1.000	8	5	0	0	0	1.000
2022	WSH	9	8	0	0	0	1.000	-						12	13	0	0	0	1.000
2023	PIT	25	43	1	2	0	.957	11	12	0	0	0	1.000	50	57	4	1	2	.984
MLB		38	56	1	2	0	.966	13	16	1	0	0	1.000	70	75	4	1	2	.988

2023年度シーズン終了時

背番号

77（2021年）
68（2022年）
54（2023年 - ）

代表歴

2023 ワールド・ベースボール・クラシック・オランダ代表

脚注

^ Steve Adams (2020年11月20日). “Blue Jays Add 5 Players To 40-Man Roster” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年2月16日閲覧。
^ Rosie DiManno (2021年4月10日). “‘Are you joking right now?’ Blue Jay Josh Palacios is still over the moon after his MLB debut” (英語). The TorontoStar. 2022年2月16日閲覧。
^ Anthony Franco (2022年4月12日). “Blue Jays Place Danny Jansen On Injured List” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年5月8日閲覧。
^ Steve Adams (2022年4月15日). “Nationals Claim Josh Palacios From Blue Jays” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年5月8日閲覧。
^ MLB公式プロフィール参照。2023年6月18日閲覧。
^ Jonathan Mayo (2022年12月7日). “2022 Rule 5 Draft results: Pick by pick” (英語). MLB.com. 2023年6月18日閲覧。
^ Brian Murphy (2023年2月9日). “Bogaerts leads impressive Netherlands infield group” (英語). MLB.com. 2023年6月18日閲覧。
^ Steve Adams (2023年5月9日). “Pirates To Designate Chase De Jong For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2023年6月18日閲覧。
^ Katherine Fominyth (2018年6月6日). “Towson shortstop, Indians draftee Richie Palacios went the extra mile to carry on family legacy” (英語). The Baltimore Sun. 2022年2月16日閲覧。

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Josh Palacios stats MiLB.com （英語）
Joshua Palacios (@P_lo21_) - X（旧Twitter）
Joshua Palacios (@p_lo_numero1) - Instagram

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[1] Steve Adams (2020年11月20日). “Blue Jays Add 5 Players To 40-Man Roster” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年2月16日閲覧。

[2] Rosie DiManno (2021年4月10日). “‘Are you joking right now?’ Blue Jay Josh Palacios is still over the moon after his MLB debut” (英語). The TorontoStar. 2022年2月16日閲覧。

[3] Anthony Franco (2022年4月12日). “Blue Jays Place Danny Jansen On Injured List” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年5月8日閲覧。

[4] Steve Adams (2022年4月15日). “Nationals Claim Josh Palacios From Blue Jays” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年5月8日閲覧。

[MLBstats-5] MLB公式プロフィール参照。2023年6月18日閲覧。

[6] Jonathan Mayo (2022年12月7日). “2022 Rule 5 Draft results: Pick by pick” (英語). MLB.com. 2023年6月18日閲覧。

[7] Brian Murphy (2023年2月9日). “Bogaerts leads impressive Netherlands infield group” (英語). MLB.com. 2023年6月18日閲覧。

[8] Steve Adams (2023年5月9日). “Pirates To Designate Chase De Jong For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2023年6月18日閲覧。

[9] Katherine Fominyth (2018年6月6日). “Towson shortstop, Indians draftee Richie Palacios went the extra mile to carry on family legacy” (英語). The Baltimore Sun. 2022年2月16日閲覧。

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[4]

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表話編歴ピッツバーグ・パイレーツロースター
投手	67 ブラクストン・アッシュクラフト（英語版） 51 デビッド・ベッドナー 53 マイク・バロウズ（英語版） 26 ベイリー・ファルター 35 コリン・ホルダーマン 37 ジャレッド・ジョーンズ 23 ミッチ・ケラー 36 ダウリ・モレタ 50 カルメン・ムジンスキー 62 カイル・ニコラス（英語版） 48 ルイス・オルティス 24 ヨハン・オビエド 60 デニス・サンタナ 30 ポール・スキーンズ 63 ハンター・ストラットン（英語版） 34 ジョーイ・ウェンツ
捕手	14 ジョーイ・バート 32 ヘンリー・デービス 55 ジェイソン・デレイ（英語版） 25 エンディ・ロドリゲス
内野手	71 鄭宗哲 28 ビリー・クック（英語版） 15 オニール・クルーズ 39 ニック・ゴンザレス -- トリスタン・グレイ（英語版） 13 ケブライアン・ヘイズ 7 アイザイア・カイナー＝ファレファ 31 リオバー・ペゲーロ 19 ジャレッド・トリオロ 25 アリカ・ウィリアムズ 38 ニック・ヨーク
外野手	3 裴智桓 -- トレイ・キャベッジ 41 ブライアン・デラクルーズ 2 コナー・ジョー 77 ジョシュ・パラシオス 10 ブライアン・レイノルズ 65 ジャック・スウィンスキー
監督・コーチ	17 デレク・シェルトン（監督） 12 ドン・ケリー（ベンチコーチ） 49 アンディ・ハインズ（英語版）（打撃コーチ） 88 クリスチャン・マレーロ（打撃コーチ補佐） 47 オスカー・マリン（投手コーチ） 16 タリック・ブロック（英語版）（一塁コーチ） 58 マイク・ラベロ（三塁コーチ） 87 ジャスティン・メッケージ（英語版）（ブルペンコーチ） 96 メンディ・ロペス（英語版）（内野守備コーチ） 86 ラドリー・ハダッド（英語版）（戦略コーチ） 95 スティーブン・モラレス（コーチ兼通訳） 98 ジョニー・タッカー（コーチ） 82 ジョーダン・コマデナ（ブルペン捕手） 90 ラウル・ヘルナンデス（ブルペン捕手）
公式サイト（英語）より　40人ロースター　監督・コーチ一覧　2024年11月4日更新

表話編歴野球オランダ代表 - 2023 ワールド・ベースボール・クラシック
監督	31 ヘンスリー・ミューレンス
コーチ	ジャーク・スミーツ（英語版） (打撃コーチ) 28 バート・ブライレブン（投手コーチ）ジーン・キングセール (一塁ベースコーチ) 44 ベン・ティッセン（オランダ語版）(三塁ベースコーチ) 25 アンドリュー・ジョーンズ（ベンチコーチ）マイク・ハーキー (ブルペン) 15 スティーブ・ヤンセン（投手） 24 シドニー・デヨング（打撃） 34 ウィム・マルティヌス（一塁ベース） 44 ベン・テイセン（三塁ベースコーチ）エフェルトヤン・オーエン（オランダ語版）
投手	20 マイク・ボルセンブローク 30 デニス・ブルヘルスデイク（オランダ語版） 36 ジオゲニー・カシミリ（オランダ語版） 32 ジェイデン・エスタニスタ（オランダ語版） 51 ディラン・ファーレイ（オランダ語版） 99 ウェンデル・フロラヌス（オランダ語版） 17 アレイ・フランセン（オランダ語版） 16 ラルス・ハイアー（オランダ語版） 41 ライアン・ハンティントン（英語版） 74 ケンリー・ジャンセン 49 ジェイアー・ジャージェンス 58 アントワン・ケリー（オランダ語版） 33 ケビン・ケリー（英語版） 39 シャイロン・マルティス 29 エリック・メンデス（オランダ語版） 62 スコット・プリンス（オランダ語版） 46 ペドロ・ストロップ 45 フアン・カルロス・スルバラン 55 フランクリン・ファンフルプ 00 デレク・ウエスト（英語版） 37 トム・デブロック 66 アーロン・デグロート（オランダ語版）
捕手	26 シクナルフ・ループストック（オランダ語版） 21 ダシェンコ・リカルド 14 チャドウィック・トロンプ
内野手	2 ザンダー・ボガーツ 18 ディディ・グレゴリウス 3 リッチー・パラシオス 13 ジュレミ・プロファー（英語版） 7 ジョナサン・スコープ 15 シャーロン・スコープ 9 アンドレルトン・シモンズ 40 ザンダー・ウィール（英語版）
外野手	4 ウラディミール・バレンティン 50 ロジャー・バーナディーナ 11 レイパトリック・ディダー（英語版） 77 ジョシュ・パラシオス 10 ジュリクソン・プロファー

経歴