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プロジェクト:地理座標

ジオハックから転送)
ウィキプロジェクト 地理座標 へようこそ

ウィキペディアンであれば、誰でもプロジェクトに参加できます。このウィキプロジェクトの基本的な目的は、ウィキペディアの記事に地理座標情報を与え、それによりウィキペディアの百科事典としての有用性を向上させていくことです(地理情報システムジオタギングジオ・リファレンシング英語版)。

このページは必要に応じて編集・加筆してください。Wikipedia:ページの編集は大胆に

NASA World Windでの表示。ウィキペディアの座標が黄色の点で表示されている。他、こうしたサービスの例として[1][2][3]などの例がある。詳しくは#対応サイトを参照。
ウィキペディアは全言語版総計で、135万6290点の地理座標情報を持ちます(2010年5月現在)。詳しくは#ウィキペディア・ワールドの節を参照
クイック解説
記事の右上に 北緯57度18分22.5秒 西経4度27分32.7秒 / 北緯57.306250度 西経4.459083度 / 57.306250; -4.459083 と加えたい場合

○度○分○秒形式のデータを持っている場合は次のように記入します

{{Coord|57|18|22.5|N|4|27|32.7|W|display=title}}

10進数形式のデータを持っている場合は

{{Coord|57.30625|-4.459083|format=dms|display=title}}

と記入します。場所は記事の最後、デフォルトソートのすぐ上に記入します。

なお、既に座標情報がウィキデータに登録されている場合、すべての引数を省略できます。

{{Coord|display=title}}

座標オプションを付加できます。アンダースコア ("_")で区切ります。
  • dim: dim:N (表示範囲を直径(単位:メートル)で指定)
  • region: region:R (地域をISO 3166-1 alpha-2またはISO 3166-2で指定)
  • type: type:T (種別を指定、landmarkcity(30,000) など)
  • scale: scale:S (縮尺を指定、500、50000 など)

他のオプションも付加できます。パイプ ("|")で区切ります。

  • display
    display=inline (デフォルト) 本文内に座標を表示
    display=title 記事の右上に座標を表示
    display=inline,title 本文内と記事の右上、両方に座標を表示
    右上座標指定が複数あると、「{{#coordinates:}}: 各ページで primary のタグは複数指定できません」エラーとなります。
  • name
    name=X 地図上での表示名を指定 (デフォルトはPAGENAME)

これら各種オプションを指定すると以下のようになります。

{{Coord|57|18|22.5|N|4|27|32.7|W|dim:30_region:US-WI_type:event

|display=inline,title|name=事故現場}}
以下の解説が利用できます

プロジェクト名

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ウィキプロジェクト 地理座標

上位プロジェクト

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関連ウィキプロジェクト

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座標リンクが使われることのあるプロジェクトです。

GeoHackは太陽系の一部の惑星および衛星の座標に対応しています。現在日本語版で利用できるのは月を含むいくつかの#星だけです。

参加者

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ログインしている人なら誰でもプロジェクトに参加できます。# ~~~(チルダ3つ)などで署名してください。

  1. Was a bee
  2. ウース
  3. Fractale
  4. Ultratomio
  5. さかおり
  6. 紫煙
  7. アイーダ会話
  8. Challemoni会話
  9. PCCompletion
  10. Round watch会話
  11. Ef3会話
  12. ポトリ会話
  13. ともはま
  14. 20041027 tatsu会話
  15. 固定砲台 むさし会話
  16. ネイ会話
  17. 水戸特快会話

オプション

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パラメータ

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各座標にはいくつかのパラメータが設定できます。これらのパラメータは各編集者が勝手にテンプレートで設定したものではなく、#ジオハックの仕様に依存して決定されています(つまり仕様外のパラメータを設定してもジオハックは認識できない)。

タイプ

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タイプ・パラメータは、対象地点の種別を選びます。いくつかのサイトは、このタイプ指定に応じて、地図上でのアイコンの絵柄が変化します(例1)。

また次に説明する縮尺パラメータが設定されていない場合、このタイプ・パラメータに従って自動で縮尺が設定されます(表の一番右の欄)。

タイプ 内容 縮尺
country 1:10,000,000
satellite geo-stationary satellites 1:10,000,000
adm1st 行政単位第1位 (47都道府県) 1:1,000,000
adm2nd 行政単位第2位 (28支庁、19政令指定都市) 1:300,000
adm3rd 行政単位第3位 (1750市町村、東京都23特別区、政令市行政区) 1:100,000
city(人口) 行政単位第4位(大字、字、町、丁目)以下、あるいはその単位に当てはまらない都市・地域・地区など。カッコ内には人口を半角数値で入れる。city(30000)など。
数値中のカンマは無視される。スペースは入れずに書きこむ。
1:30,000 ... 1:300,000
city 行政単位第4位(大字、字、町、丁目)以下。人口が分からないときなど、やむを得ない場合を除き、極力上記「city(人口)」を使用してください。 1:100,000
airport 空港、空軍基地... 1:30,000
mountain 山、丘陵、山脈... 1:100,000
isle 島、島嶼... 1:100,000
waterbody 水系 (海、湖沼、滝...) 1:100,000
forest 森、林など 1:50,000
river 川、運河など 1:100,000
glacier 氷河、氷床など 1:50,000
event 事件、出来事、イベントなど 1:50,000
edu 学校、大学など教育機関 1:10,000
pass 1:10,000
railwaystation 鉄道の駅 1:10,000
landmark ランドマーク (遺跡、建物、公園...) 1:10,000
無記入の場合(デフォルト) 1:300,000
タイプ 記述 表示
waterbody {{coord|46|43|N|7|58|E|type:waterbody}} 北緯46度43分 東経7度58分 / 北緯46.717度 東経7.967度 / 46.717; 7.967

縮尺

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scale: パラメータは地図の縮尺を決定します。1:N の、Nの部分の数値を指定します。#タイプオプションでの縮尺設定より、こちらが優先されます。

#ジオハックは、72dpiのモニターを想定して、縮尺を取り扱っています。

またもし、パラメータとして縮尺もタイプも直径も与えられなかった場合、ジオハックは 1:300,000 をデフォルトの縮尺として使用します。

場所 縮尺 入力 出力
ビッグ・ベン 1:500 {{coord|51.500611|N|0.124611|W|scale:500}} 北緯51度30分02秒 西経0度07分29秒 / 北緯51.500611度 西経0.124611度 / 51.500611; -0.124611
ウェストミンスター宮殿 1:5,000 {{coord|51.5006|N|0.1246|W|scale:5000}} 北緯51度30分02秒 西経0度07分29秒 / 北緯51.5006度 西経0.1246度 / 51.5006; -0.1246
シティ・オブ・ウェストミンスター 1:50,000 {{coord|51.501|N|0.125|W|scale:50000}} 北緯51度30分04秒 西経0度07分30秒 / 北緯51.501度 西経0.125度 / 51.501; -0.125
グレーター・ロンドン 1:500,000 {{coord|51.50|N|0.12|W|scale:500000}} 北緯51度30分 西経0度07分 / 北緯51.50度 西経0.12度 / 51.50; -0.12

直径

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dim:20000 このパラメータは座標を中心とする直径を指定します。直径を指定することで、表示される地図の範囲を指定できます。デフォルトで単位はメートルですが、km をつけてキロメートルで指定することも可能です。

#ジオハックdim: パラメータを、72 dpiのモニターにおいて、指定した円が、およそ10cmの大きさになるよう、扱います。タイプ、直径、縮尺、いずれのパラメータも指定されてない場合、ジオハックは直径30kmの円をこのパラメータとして設定します。

場所 直径 入力 出力
西半球 10000km {{coord|0|N|90|W|dim:10000km}} 北緯0度 西経90度 / 北緯0度 西経90度 / 0; -90
オハイオ州 400km {{coord|40.5|-82.5|dim:400km}} 北緯40度30分 西経82度30分 / 北緯40.5度 西経82.5度 / 40.5; -82.5
ドレスデン 20000m {{coord|51.033|13.73|dim:20000}} 北緯51度01分59秒 東経13度43分48秒 / 北緯51.033度 東経13.73度 / 51.033; 13.73
自由の女神 100m {{coord|40.6892|-74.0445|dim:100}} 北緯40度41分21秒 西経74度02分40秒 / 北緯40.6892度 西経74.0445度 / 40.6892; -74.0445

地域

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地域コードは対象地点の国・地域を表します。これは主に#ジオハックで、各地域ごとの地図サイトを表示させるために使われています。

地域コードはISO 3166-1 alpha-2国名コード、またはISO 3166-2地域コードで指定します。

これらコードは、国や地域を表すアルファベット二字を単位とするコードで、例えば日本は「JP」、アメリカは「US」などとなります。また国名を表すコードの後にハイフンに続けて、地域を指定するコードも付加できます。例えば宮城県は「JP-04」、ニューヨーク州は「US-NY」となります。

以下、ISO 3166-1 alpha-2コードの例です。

以下、ISO 3166-2コードの例です。

加えて、以下の二つのコードが使われます。

  • XZ 公海上または公海中の対象 (UN/LOCODE と似たもの).
  • ZZ サンプル表示の際に使われる
地域 地域コード 入力 出力
スイス CH  {{coord|46.9524|N|7.4396|E|region:CH}}  北緯46度57分09秒 東経7度26分23秒 / 北緯46.9524度 東経7.4396度 / 46.9524; 7.4396
ドイツ、ベルリン DE-BE  {{coord|52.5164|N|13.3775|E|region:DE-BE}}  北緯52度30分59秒 東経13度22分39秒 / 北緯52.5164度 東経13.3775度 / 52.5164; 13.3775

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#ジオハックでは地球以外のいくつかの惑星準惑星衛星を指定できます。何も指定しなければ地球です。

  • "globe:moon"
  • 火星 "globe:mars"
  • 金星 "globe:venus"
ここにジオハックで対応している星の一覧が隠れています。表示させたい場合は右側の「表示」をクリックしてください →
globe: ローカルテンプレート(日本語版) ローカルテンプレート(英語版)
水星 mercury Template:GeoTemplate/mercury 南緯0.5度0分0秒 西経20度0分0秒 / 南緯0.50000度 西経20.00000度 / -0.50000; -20.00000 en:Template:GeoTemplate/mercury
金星 venus Template:GeoTemplate/venus 北緯7度30分0秒 東経303度0分0秒 / 北緯7.50000度 東経303.00000度 / 7.50000; 303.00000 en:Template:GeoTemplate/venus
地球 デフォルト Template:GeoTemplate 北緯35度39分31秒 東経139度44分44秒 / 北緯35.65861度 東経139.74556度 / 35.65861; 139.74556 en:Template:GeoTemplate
moon Template:GeoTemplate/moon 北緯0度40分26.69秒 東経23度28分22.69秒 / 北緯0.6740806度 東経23.4729694度 / 0.6740806; 23.4729694 en:Template:GeoTemplate/moon
火星 mars Template:GeoTemplate/mars 北緯0度40分26.69秒 東経23度28分22.69秒 / 北緯0.6740806度 東経23.4729694度 / 0.6740806; 23.4729694 en:Template:GeoTemplate/mars
フォボス(火星の衛星) phobos Template:GeoTemplate/phobos en:Template:GeoTemplate/phobos
ダイモス(火星の衛星) deimos Template:GeoTemplate/deimos en:Template:GeoTemplate/deimos
ケレス (準惑星) ceres Template:GeoTemplate/ceres en:Template:GeoTemplate/ceres
木星 なし なし なし
ガニメデ(木星の衛星) ganymede Template:GeoTemplate/ganymede en:Template:GeoTemplate/ganymede
カリスト(木星の衛星) callisto Template:GeoTemplate/callisto en:Template:GeoTemplate/callisto
イオ(木星の衛星) io Template:GeoTemplate/io en:Template:GeoTemplate/io
エウロパ(木星の衛星) europa Template:GeoTemplate/europa en:Template:GeoTemplate/europa
土星 なし なし なし
ミマス(土星の衛星) mimas Template:GeoTemplate/mimas en:Template:GeoTemplate/mimas
エンケラドゥス(土星の衛星) enceladus Template:GeoTemplate/enceladus en:Template:GeoTemplate/enceladus
テティス(土星の衛星) tethys Template:GeoTemplate/tethys en:Template:GeoTemplate/tethys
ディオネ(土星の衛星) dione Template:GeoTemplate/dione en:Template:GeoTemplate/dione
レア(土星の衛星) rhea Template:GeoTemplate/rhea en:Template:GeoTemplate/rhea
タイタン(土星の衛星) titan Template:GeoTemplate/titan 南緯10度20分0秒 西経164度6分0秒 / 南緯10.33333度 西経164.10000度 / -10.33333; -164.10000 en:Template:GeoTemplate/titan
ヒペリオン(土星の衛星) hyperion Template:GeoTemplate/hyperion en:Template:GeoTemplate/hyperion
イアペトゥス(土星の衛星) iapetus Template:GeoTemplate/iapetus en:Template:GeoTemplate/iapetus
フェーベ(土星の衛星) phoebe Template:GeoTemplate/phoebe en:Template:GeoTemplate/phoebe
天王星 なし なし なし
ミランダ(天王星の衛星) miranda Template:GeoTemplate/miranda en:Template:GeoTemplate/miranda
アリエル(天王星の衛星) ariel Template:GeoTemplate/ariel en:Template:GeoTemplate/ariel
ウンブリエル(天王星の衛星) umbriel Template:GeoTemplate/umbriel en:Template:GeoTemplate/umbriel
チタニア(天王星の衛星) titania Template:GeoTemplate/titania en:Template:GeoTemplate/titania
オベロン(天王星の衛星) oberon Template:GeoTemplate/oberon en:Template:GeoTemplate/oberon
海王星 なし なし なし
トリトン(海王星の衛星) triton Template:GeoTemplate/triton en:Template:GeoTemplate/triton
冥王星 (準惑星) pluto Template:GeoTemplate/pluto en:Template:GeoTemplate/pluto

※以下の部分は訳してみたものの、あまり意味が分かってないです。

{{ウィキ座標}}や{{coord}}はWGS84という地球向けの座標系を前提として造られています。地球以外の星について特化した機能を持っているわけではありません。これらテンプレートは東経が前提になっていますので、西向きに経度を測る星では、|W| 西の方向を確かめないといけません。

また2010年7月時点で、座標のマッピングが行われているのは月と火星だけです。他の星はまだです。 天球座標系に対しては、{{Sky}} テンプレートを使用してください。

ソース

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source: パラメータは情報の出所を表示するパラメータです。これは座標追加作業を行うボットの利用を想定して設定されているパラメータです。ある言語版からある言語版へ、座標をコピーし続けることが、いつまでもループするのを避ける、などの目的で設定されます。

例:

  • 他言語版からコピーした座標:ドイツ語版から "source:dewiki"、日本語版から "source:jawiki"
  • その他、自由に利用出来る外部の公開座標データベースから
  • Ordnance Survey National Grid Reference から取ったデータ"source:enwiki-osgb36(NM435355)"
  • GeoNet Names Server から取ったデータ "source:GNS"
  • GNIS データベース "source:GNIS"

その他のオプション

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名前

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|name=戦艦大和の沈没地点

記事中に複数の座標がある場合、また記事のタイトルと座標地点の関係が直接的なものでない場合などに使用します。name属性が指定されていないと、地図上の座標は全て記事タイトルで表示されます。name属性が指定されていると、#ウィキ・ミニ・アトラスなどのサイトではそのnameで指定された表示が優先されます。

また{{座標一覧}}などのテンプレートを使って、座標の一覧を作る時にも使用します。

表示オプション

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一番左はテンプレートの追加場所(赤)。右3つはオプションによる表示の違い。
(a) display=inline (デフォルト) テンプレートを追加した場所に座標を表示する
(b) display=title 記事の右上に座標を表示する
(c) display=inline,title テンプレートを追加した場所と記事の右上、両方に座標を表示する

表示オプション(display)を指定することで、座標の表示位置を調整できます。無指定であればテンプレートを追加した場所にそのまま座標が表示されます。

他のオプションを指定すると、記事のトップに、または記事のトップと文中の二ヶ所に、座標が表示されます(右図参照)

inline
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display=inlineを指定するとテンプレートを挿入した場所に座標が表示されます。ほとんどのテンプレートは無指定であれば、このインラインがデフォルトとして使用されています。

title
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display=titleを指定するとページの一番右上に座標が表示されます。テンプレートを追加した場所には何も表示されません。そのためこのオプションを指定した場合は、他の人が見つけやすいように、テンプレートは記事の一番下、デフォルトソートのすぐ上の部分に記入するのがひとつの慣例となっています(英語版などでは記事の一番先頭に書き込まれていることも時々あります)。ページ内でトップに表示できる座標はひとつだけです(二つ以上指定すると、重なって見えなくなってしまいます)。

inline,title
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display=inline,titleを指定するとテンプレートを挿入した場所とページの一番右上の二ヶ所に同じ座標が表示されます。記事内で文中用と右上用の二つテンプレートを使用するのに比べ、数字が食い違う心配などがありません。しかしテンプレートの仕組みを知らない人にとっては、どこの数字がどこに書き込まれているのか、最初は少し分かりにくい部分もあるかもしれません。

フォーマット

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以下は{{Coord}}系テンプレートのみ対応しています。{{ウィキ座標}}系テンプレートでは利用できません。

10進数表示と60進数表示を指定できます。

別名表示

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以下は{{ウィキ座標}}のみ対応しており、入力必須になっています。{{Coord}}系テンプレートでは利用できません。

|alt=属性を指定することで表示が変わります。リンク先は変わりません。

略語

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座標関連のテンプレート、解説、ソースコード中などでよく見られる略語をアルファベット順に列挙します。必ずしも下記の意味で用いられてるとは限りません。

  • coor : coordinate(コーディネイト) 座標系
  • coord : coordinate(コーディネイト) 同上
  • d : degree(ディグリー)decimal(デシマル)10進法での座標表示
  • deg : degree(ディグリー)
  • dec : decimal(デシマル)10進法での座標表示
  • dim : diameter(ダイアメター)直径
  • dms : degree minute second(ディグリー・ミニッツ・セコンド)度分秒。60進法での座標表示
  • E : East(イースト)
  • EW : East West(イースト・ウェスト)東西
  • h : height(ハイト)標高
  • lat : latitude(ラティテュード) 緯度
  • ll : latitude longitude(ラティテュード・ロンディテュード) 緯度・経度
  • lon : longitude(ロンディテュード) 経度
  • m : minute(ミニッツ)map(マップ)地図
  • min : minute(ミニッツ)分
  • N : North(ノース)
  • NS : North South(ノース・サウス)南北
  • pop : population(ポピュレーション)人口
  • r : radius(レイディアス)半径
  • s : second(セコンド)span(スパン)範囲、scale(スケール)縮尺
  • S : South(サウス)
  • sec : second(セコンド)秒
  • span : span(スパン)範囲
  • W : West(ウェスト)西
  • z : zoom(ズーム)拡大率、縮尺
  • その他 大文字のアルファベット2字は#地域コードである可能性があります

座標の調べ方

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座標取得用のツールがいくつかあります。2010年7月現在、日本語で利用できるものは以下の3つです。

上のものほど高機能、下のものほどシンプルです。

座標の指定の精度は、下の色のついているあたりの精度をおおよその目安とすると良いでしょう。これより二桁以上高い精度で指定を行っても(つまりミリ単位)、多くの場合それほど意味はないでしょう。なお、下表は、着目している地点付近における緯度ごとの平行圏弧長(緯線方向の弧長)を示しているに過ぎず、緯度差0.000001度に相当する子午線弧長(経線方向の弧長)は着目している地点付近における緯度の値に関わらず11 cm超となります。

度分秒 表記
赤道上での差 緯度30度 緯度45度 緯度60度
1度 111 km (約100 km) 96 km 79 km 56 km
1分 1.85 km (約2 km) 1.6 km 1.3 km 0.93 km
0.1分 185 m 0.16 km 0.13 km 93 m
0.01分 19 m 16 m 13 m 9.3 m
1秒 31 m (約30 m) 27 m 22 m 15 m
0.1秒 3.1 m (約3 m) 2.7 m 2.2 m 1.5 m
0.01秒 31 cm (約30 cm)
(約1フィート)
27 cm 22 cm 15 cm
10進表記
赤道上での差 緯度30度 緯度45度 緯度60度
1度 111 km (約100 km) 96 km 79 km 56 km
0.1度 11 km (約10 km) 9.6 km 7.9 km 5.6 km
0.01度 1.1 km (約1 km) 0.96 km 0.79 km 0.56 km
0.001度 110 m (約100 m) 96 m 79 m 56 m
0.0001度 11 m (約10 m) 9.6 m 7.9 m 5.6 m
0.00001度 1.1 m (約1 m) 96 cm 79 cm 56 cm
0.000001度 11 cm (約10 cm)
(約4インチ)
9.6 cm 7.9 cm 5.6 cm

ジオハック

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記事に貼られている座標リンクをクリックすると、GeoHack(ジオ・ハック、意味:地球をハックする)の画面に飛びます(例:北緯35度39分31秒 東経139度44分44秒 / 北緯35.65861度 東経139.74556度 / 35.65861; 139.74556)。この画面では様々な地図サイト・サービスへのリンクが貼られています。そしてその中から自由にサイトを選んでリンク先へ飛ぶことができます。これは書籍サイトへのリンクを一覧表示するISBN用の特殊ページ特別:文献資料/4003362411などと同種のものです。

表示されるページはツールサーバで生成されます。https://geohack.toolforge.org/geohack.php

ツールサーバに対してはURLを通じて、緯度・経度、縮尺、地域情報などを渡します。

表示されるページは、雛形となるローカルテンプレート(Template:GeoTemplate)とローカルのJavaScriptコード(MediaWiki:GeoHack.js)をツールサーバが読み込み、その中に含まれる一部の変数を、ツールサーバがURLを通じて受け取ったパラメータで置換することで生成されます。

ローカルテンプレートの編集を行ってから、その変更が実際の表示に反映されるまで、最長で約4日ほどかかります(更新のタイミングがあるようです)。

ローカルテンプレートでは条件文や複雑なテンプレートなどが使用できません。使用しても、ツールサーバで置換処理を行ったとき、それらの複雑なコードは無視されます。単純なウィキテキストのみが、ツールサーバの処理を経た後も綺麗に表示されます。

もしあなたが、座標を使ってリンクできるよいサイトを何か知っていたら、ノートへご一報下さい。特に日本語で利用できるページが少ないため、そうした情報が待ち望まれています。

ウィキペディアに対応している地図サイト

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いくつかの地図サイト(およびソフト)は地図上にウィキペディアへのリンクを表示する機能を持ちます。ウィキペディアの記事に座標を貼り付けると、地図の対応する場所にアイコンが表示されるようになります。なお、Google マップにおいては建築物などの一部テンプレートで採用されている「入れ込み座標」による座標指定には現在対応しておらず反映されません。この場合、「入れ込み座標」の代わりにウィキ座標系テンプレートによる座標指定を行うことにより反映されます。(詳細は「プロジェクト‐ノート:地理座標#Googleマップ上での反映」参照)

  • 入れ込み座標記述例(Google マップに反映されない)
| 緯度度 = 12 |緯度分 = 34 |緯度秒 = 56 |N(北緯)及びS(南緯) = N
| 経度度 = 12 |経度分 = 34 |経度秒 = 56 |E(東経)及びW(西経) = E
| 地図国コード = 
  • 直接座標記述例(Google マップに反映される)
|座標 = {{Coord|12|34|56|N|12|34|56|E|type:landmark_region:JP|display=inline,title}}
  • 「座標」の部分は「位置」や「位置情報」の場合もあるほか、直接記述に対応していないテンプレートもある。詳細は各テンプレートのソースを参照(解説では入れ込み座標しか記述されていない場合が多い)。

追加・修正した座標データが、地図に反映されるまでにはある程度、月日がかかります。更新頻度はマチマチですが、だいたいのサイトが数カ月に一回の更新頻度になっています。

日本語版の記事に座標が貼られていないのに地図上でアイコンが表示される場合、それは言語間リンク経由で他言語版の記事にある座標データが使用されているためです。座標が貼られていることが多いのは英語版、ドイツ語版などです。詳しくは言語版別 座標数ランキングをご覧ください。

サイト名 更新頻度 最終更新 特記事項 リンク
Google マップ 数ヶ月に一度? 2012年4月 英語版記事の座標が優先される(英語版記事に誤りがあると表示されない)
Wikipedia-World 3〜6ヶ月に一度程度? 2012年10月 ドイツ語版の統計ページで最新の更新状況が確認できる 例1, 例2
WikiMiniAtlas 不明 不明
Geonames 不明 不明 表示記事数が少ない(Googleの1-2割ほど)
Bing Maps 不明 不明 表示記事が英語版ウィキペディアのみ
Google Earth 不明 (Googleマップとはずれている) 不明 画面左下->レイヤ->その他->ウィキペディア で有効化 ダウンロード

Google マップでの応用例

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{{座標一覧}}テンプレートを利用した複数座標指定がある記事において、{{ウィキ座標}}系テンプレートの記述方法によって当該記事をGoogleマップへ反映させる/させないの選択ができます(Googleマップの座標解析ロジック?を利用)。なお、Googleマップに反映させる場合、基本的には最初に記述された座標へとリンクされます。

  • Google マップへ反映させる座標記述例
1. {{ウィキ座標}}系テンプレートおよび別名表示("alt="あり)を指定
{{ウィキ座標|12|34|56|N|12|34|56|E|type:landmark_region:JP|alt=地図|name=座標1}}
2. {{Coord}}系テンプレート(別名表示なし)
{{Coord|12|34|56|N|12|34|56|E|type:landmark_region:JP|name=座標1}}
  • Google マップへ反映させない座標記述例
1. {{ウィキ座標}}テンプレートおよび別名表示("alt="なし)を指定
{{ウィキ座標|12|34|56|N|12|34|56|E|type:landmark_region:JP|東京駅|name=座標1}}

なお、{{座標一覧}}対象の座標とは別の座標を当該記事の座標として反映させる場合、座標一覧対象の座標より先に記述する必要があります。できれば、座標を扱ったテンプレートを利用して、記事の冒頭に座標を記述するのがベターでしょう。また、必要に応じて{{座標一覧|節=節名}}にて座標一覧対象からその座標を対象外としてください。

ウィキ・ミニ・アトラス

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WikiMiniAtlas 日本語版

WikiMiniAtlas(ウィキ・ミニ・アトラス)は、JavaScriptを利用した拡張機能です。導入すると座標リンクの横に、小さい地球儀 が表示され、それをクリックすると地図が表示できるようになります。2021年7月現在、ウィキペディア日本語版ではガジェットとして導入されています。登録利用者は個人設定でオンオフを設定できます。IP利用者はオフにできません。実例は、東京タワーなどを確認して下さい。

より詳細な説明はメタにある解説をご覧ください。

ウィキペディア・ワールド

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135万6290点にのぼるウィキペディア全言語版の座標データの位置(ウィキペディア・ワールドより)

ドイツ語版の座標プロジェクトウィキペディア・ワールドでは、ウィキペディアのすべての言語版の座標を収集し、データベース化しています。

2015年11月現在、ウィキペディア全体で415万4174点の地点がマークされています。詳細は言語版別 座標データ統計をご覧ください。

制作したデータベースは無償で配布・公開されています。ファイルフォーマットはSQL形式です。

To Do

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決まっていないこと

  • #タイプパラメータの行政区分の割り当て。現在、暫定的に adm1st (県)、 adm2nd (区、市)、 adm3rd (町、村...) としてあります。
  • {{ウィキ座標}}、{{Coord}}など多くあるテンプレートを使い分けるか、整理するか
  • 対象物が拡がりを持つ場合に、座標を与えるとすると、どこを指定するか。長いもの(川、線路、道路など)、広いもの(国、海、湖など)

技術

ユーザーボックス

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この利用者はウィキプロジェクト 地理座標に参加しています。

ユーザーボックスが利用できます。{{User WikiProject Geo}}または{{User WP Geo}}と貼り付けることで右のように表示されます。

場所はノート

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新しい話題についての議論、また質問などは、当ページのノートで行います。