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ジェフ・テイン・ワッツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジェフ・テイン・ワッツ
Jeff "Tain" Watts
ジェフ・テイン・ワッツ(2007年)
基本情報
出生名 Jeffrey Watts[1]
生誕 (1960-01-20) 1960年1月20日(64歳)[1]
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ペンシルベニア州ピッツバーグ
ジャンル ジャズ
職業 ミュージシャン、バンドリーダー、俳優
担当楽器 ドラム
レーベル Dark Key Music
共同作業者 ウィントン・マルサリスブランフォード・マルサリスケヴィン・ユーバンクス、ザ・トゥナイト・ショウ・バンド
公式サイト tainish.com

ジェフ・テイン・ワッツ[2]Jeff "Tain" Watts1960年1月20日[1] - )は、ウィントン・マルサリスブランフォード・マルサリスベティ・カーターマイケル・ブレッカーアリス・コルトレーンラヴィ・コルトレーンらと共演してきたジャズ・ドラマーである。

略歴

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ワッツは、フロリダ州でのツアー中にチーフテイン(Chieftain)のガソリン・スタンドを通り過ぎたとき、ケニー・カークランドから「テイン(Tain)」というニックネームをもらった[3]。2017年には作曲のグッゲンハイム・フェローを与えられた[4]。ワッツはバークリー音楽大学に通い、そこでコラボレーションを行うこととなるブランフォード・マルサリスと出会った[5]

ディスコグラフィ

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リーダー・アルバム

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  • Megawatts (1991年、Sunnyside)
  • 『シティズン・テイン』 - Citizen Tain (1999年、Columbia)
  • 『バー・トーク』 - Bar Talk (2002年、Columbia)
  • Detained at the Blue Note (2004年、Half Note)
  • Watts (2009年、Dark Key Music)
  • Family (2011年、Dark Key Music)
  • And to the Republic (2016年、Sunnyside) ※with ELEW
  • Detained in Amsterdam (2018年、Dark Key Music)

参加アルバム

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ポール・ボーレンバック

  • Double Gemini (1997年、Challenge)
  • Soul Grooves (1999年、Challenge)
  • Double Vision (2000年、Challenge)
  • Dreams (2001年、Challenge)

コンラッド・ハーウィッグ

  • Osteology (1998年、Criss Cross)
  • Unseen Universe (2000年、Criss Cross)
  • Land of Shadow (2002年、Criss Cross)
  • Reflections (2016年、Criss Cross)

デヴィッド・キコスキー

  • The Maze (1999年、Criss Cross)
  • Almost Twilight (2000年、Criss Cross)
  • Combinations (2001年、Criss Cross)
  • Surf's Up (2001年、Criss Cross)
  • 『ザ・ファイヴ』 - The Five (2002年、DIW)
  • Mostly Standards (2009年、Criss Cross)
  • Consequences (2012年、Criss Cross)

ブランフォード・マルサリス

  • 『シーンズ・イン・ザ・シティ』 - Scenes In The City (1984年、Columbia)
  • 『ロイヤル・ガーデン・ブルース』 - Royal Garden Blues (1986年、Columbia)
  • 『ランダム・アブストラクト』 - Random Abstract (1988年、Sony)
  • 『トリオ・ジェピー』 - Trio Jeepy (1989年、Sony)
  • 『クレイジー・ピープル・ミュージック』 - Crazy People Music (1990年、Sony)
  • モ'・ベター・ブルース』サウンドトラック - Mo' Better Blues (1990年、Sony)
  • 『ザ・ビューティフル・ワンズ・アー・ノット・イエット・ボーン』 - The Beautyful Ones Are Not Yet Born (1991年、Columbia)
  • 『ブルース・ウォーク』 - I Heard You Twice The First Time (1992年、Sony)
  • 『ブルーミングトン』 - Bloomington (1993年、Columbia)
  • 『ザ・ダーク・キーズ』 - The Dark Keys (1996年、Columbia)
  • レクイエム〜ケニー・カークランドに捧ぐ』 - Requiem (1999年、Sony)
  • コンテンポラリー・ジャズ』 - Contemporary Jazz (2000年、Sony)
  • 『フットステップス』 - Footsteps of our Fathers (2002年、Marsalis Music)
  • 『ロメール・ベアデン・リヴィールド(ロメール・ベアデンに捧ぐ)』 - Romare Bearden Revealed (2003年、Marsalis Music)
  • A Love Supreme Live (2004年、Rounder/Marsalis Music) ※DVD&CD
  • 『エターナル』 - Eternal (2004年、Marsalis Music)
  • ブラッグタウン』 - Braggtown (2006年、Marsalis Music)
  • 『メタモルフォーゼン』 - Metamorphosen (2008年、Marsalis Music)

ウィントン・マルサリス

  • 『ウィントン・マルサリスの肖像』 - Wynton Marsalis (1982年、Columbia)
  • 『シンク・オブ・ワン』 - Think of One (1983年、CBS)
  • 『スターダスト』 - Hot House Flowers (1984年、Columbia)
  • 『ブラック・コーズ』 - Black Codes (From the Underground) (1985年、Columbia)
  • 『J MOOD』 - J Mood (1986年、Columbia)
  • 『スタンダード・タイム Vol.1』 - Marsalis Standard Time, Vol. 1 (1987年、Columbia)
  • 『ライブ・アット・ブルース・アレイ』 - Live at Blues Alley (1987年、Columbia)
  • 『スタンダード・タイム Vol.2:四月の想い出』 - Standard Time, Vol. 2: Intimacy Calling (1991年、Columbia)
  • 『ソウル・ジェスチャーズ・イン・サザン・ブルー Vol.1:シック・イン・ザ・サウス』 - Thick in the South: Soul Gestures in Southern Blue, Vol. 1 (1991年、Columbia)

コートニー・パイン

  • 『ヴィジョンズ・テイル』 - The Vision's Tale (1989年、Antilles)
  • 『レルムス・オブ・アワ・ドリームス』 - Within The Realms of Our Dreams (1991年、Antilles)
  • 『アンダーグラウンド』 - Underground (1997年、Talkin' Loud)

その他

脚注

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  1. ^ a b c Jeff "Tain" Watts | Discography | Discogs
  2. ^ ジェフ"テイン"ワッツ」「ジェフ・ワッツ」の表記もある。
  3. ^ From an interview with Kevin Le Gendre for Jazz On 3 on BBC Radio 3.
  4. ^ 2017 Guggenheim Fellow
  5. ^ Milkowski, Bill. “Jeff "Tain" Watts: The Reign of "Tain"” (英語). JazzTimes. 2020年7月3日閲覧。

外部リンク

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