シノーラ (アルバム)
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『シノーラ』 | ||||
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ジョン・スコフィールド の ライブ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1981年12月12日-13日 ミュンヘン Vielharmonie[1] | |||
ジャンル | ジャズ、フュージョン | |||
時間 | ||||
レーベル | エンヤ・レコード | |||
プロデュース | ホルスト・ウェーバー、マティアス・ウィンケルマン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ジョン・スコフィールド アルバム 年表 | ||||
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『シノーラ』(Shinola)は、アメリカ合衆国のジャズ・ギタリスト、ジョン・スコフィールドが1981年12月に録音し、1982年に発表したライブ・アルバム。
解説
[編集]スコフィールドは1981年12月12日から14日まで、ミュンヘンのクラブ「Vielharmonie」で連続公演を行っており、本作には12日と13日、次作『アウト・ライク・ア・ライト』には14日のライブ音源が収録された[2]。なお、1987年には、これら2作を1枚のCDにまとめた日本企画のコンピレーション・アルバム『ライヴ'81』がキングレコードから発売されている[3]。
スコット・ヤナウはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「ここでのスコフィールドの演奏はロック的であることが多いが、ジャッキー・マクリーンの"Dr. Jackle"ではジャズ的な技巧を見せつけている」と評している[4]。また、トム・グリーンランドは2010年、All About Jazzのレビューで5点満点中4.5点を付け「ポスト・バップ的な傾向と実に無骨なリリシズムに、ロックやリズム・アンド・ブルースの要素を混ぜ合わせた、このギタリスト独特のスタイルは、キャリア初期に当たるこの時点においても、大いなる発展を遂げている」と評している[5]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はジョン・スコフィールド作曲。
- ホワイ・ドゥ・ユー・ドゥ・イット - "Why'd You Do It?" - 5:44
- ヨーン - "Yawn" - 9:14
- ドクター・ジャックル - "Dr. Jackle" (Jackie McLean) - 6:01
- ジーン・ザ・ビーン - "Jean the Bean" - 7:00
- ラグズ・トゥ・リッチズ - "Rags to Riches" - 6:41
- シノーラ - "Shinola" - 3:04
参加ミュージシャン
[編集]- ジョン・スコフィールド - エレクトリック・ギター
- スティーヴ・スワロウ - エレクトリックベース
- アダム・ナスバウム - ドラムス
脚注
[編集]- ^ John Scofield - Shinola (1982, Vinyl) - Discogs
- ^ 2008年再発CD (VQCT-10003)ライナーノーツ(石沢功治、2007年11月)
- ^ John Scofield, Steve Swallow, Adam Nussbaum - Live '81 (1987, CD) - Discogs
- ^ Yanow, Scott. “Shinola - John Scofield”. AllMusic. 2021年11月2日閲覧。
- ^ Greenland, Tom (2010年3月2日). “John Scofield: Shinola album review”. All About Jazz. 2021年11月2日閲覧。