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シノーラ (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『シノーラ』
ジョン・スコフィールドライブ・アルバム
リリース
録音 1981年12月12日-13日 ミュンヘン Vielharmonie[1]
ジャンル ジャズフュージョン
時間
レーベル エンヤ・レコード英語版
プロデュース ホルスト・ウェーバー、マティアス・ウィンケルマン
専門評論家によるレビュー
ジョン・スコフィールド アルバム 年表
バー・トーク
(1980年)
シノーラ
(1982年)
アウト・ライク・ア・ライト
(1983年)
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シノーラ』(Shinola)は、アメリカ合衆国ジャズギタリストジョン・スコフィールド1981年12月に録音し、1982年に発表したライブ・アルバム

解説

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スコフィールドは1981年12月12日から14日まで、ミュンヘンのクラブ「Vielharmonie」で連続公演を行っており、本作には12日と13日、次作『アウト・ライク・ア・ライト』には14日のライブ音源が収録された[2]。なお、1987年には、これら2作を1枚のCDにまとめた日本企画のコンピレーション・アルバム『ライヴ'81』がキングレコードから発売されている[3]

スコット・ヤナウオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「ここでのスコフィールドの演奏はロック的であることが多いが、ジャッキー・マクリーンの"Dr. Jackle"ではジャズ的な技巧を見せつけている」と評している[4]。また、トム・グリーンランドは2010年、All About Jazzのレビューで5点満点中4.5点を付け「ポスト・バップ的な傾向と実に無骨なリリシズムに、ロックやリズム・アンド・ブルースの要素を混ぜ合わせた、このギタリスト独特のスタイルは、キャリア初期に当たるこの時点においても、大いなる発展を遂げている」と評している[5]

収録曲

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特記なき楽曲はジョン・スコフィールド作曲。

  1. ホワイ・ドゥ・ユー・ドゥ・イット - "Why'd You Do It?" - 5:44
  2. ヨーン - "Yawn" - 9:14
  3. ドクター・ジャックル - "Dr. Jackle" (Jackie McLean) - 6:01
  4. ジーン・ザ・ビーン - "Jean the Bean" - 7:00
  5. ラグズ・トゥ・リッチズ - "Rags to Riches" - 6:41
  6. シノーラ - "Shinola" - 3:04

参加ミュージシャン

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脚注

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  1. ^ John Scofield - Shinola (1982, Vinyl) - Discogs
  2. ^ 2008年再発CD (VQCT-10003)ライナーノーツ(石沢功治、2007年11月)
  3. ^ John Scofield, Steve Swallow, Adam Nussbaum - Live '81 (1987, CD) - Discogs
  4. ^ Yanow, Scott. “Shinola - John Scofield”. AllMusic. 2021年11月2日閲覧。
  5. ^ Greenland, Tom (2010年3月2日). “John Scofield: Shinola album review”. All About Jazz. 2021年11月2日閲覧。