サークル (アモルフィスのアルバム)
『サークル』 | ||||
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アモルフィス の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 2012年9月 - 10月 ホロラ ペトラックス・スタジオ、ヘルシンキ 5Kスタジオ[1] | |||
ジャンル | ヘヴィメタル、メロディックデスメタル、フォーク・メタル | |||
レーベル | ニュークリア・ブラスト | |||
プロデュース | ピーター・テクレン、アモルフィス | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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アモルフィス アルバム 年表 | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「The Wanderer」 - YouTube 「Hopeless Days」 - YouTube |
『サークル』(Circle)は、フィンランドのヘヴィメタル・バンド、アモルフィスが2013年に発表した11作目のスタジオ・アルバム。
背景
[編集]アモルフィスの過去のアルバムは、フィンランドの民族叙事詩『カレワラ』に基づく内容だったが、本作は作詞家のペッカ・カイヌライネンが書き下ろしたオリジナル・ストーリーとなった[11]。エサ・ホロパイネンによれば、バンドはカイヌライネンに本作の歌詞を依頼する際「フィンランドの神話や物語を表しつつ、あなたなりの独自のストーリーにして欲しい」と話したという[12]。
ヒポクリシーやペインのメンバーとして知られるピーター・テクレンが、プロデュース及びミキシングを手掛けた[13]。ニクラス・エテレヴォリは、リハーサルではダウン・チューニングの4弦ベースを弾いていたが、レコーディングではテクレンのアドバイスに基づいてダウン・チューニングの5弦ベースを使用し、「俺が思うには、ベース音を低くしたことで、他の楽器にも更なるスペースを与えることができたし、アルバム全体のサウンドも風通しが良くなった」とコメントしている[11]。
ボーカリストのトミ・ヨーツセンは、ジャケットに描かれた人物に関して「このキャラクターは、アルバムの主人公が人生の新たな道を見出すのを助けるために、別の時代からやって来た」と説明している[13]。
反響・評価
[編集]母国フィンランドでは、先行シングル「ホープレス・デイズ」が2013年第10週のシングル・チャートで19位を記録し[14]、本作は2013年第17週のアルバム・チャートで初登場1位となり、4週連続でトップ10入りした[2]。ドイツのアルバム・チャートでは最高13位を記録し、前作『ザ・ビギニング・オブ・タイムズ』(2011年)に続く2度目のトップ20入りを果たした[3]。アメリカでは、総合アルバム・チャートのBillboard 200入りは逃したが、『ビルボード』のトップ・ヒートシーカーズでは11位を記録した[15]。
Dom Lawsonは『ガーディアン』紙のレビューで5点満点中4点を付け「彼らのここ何作かのアルバムと同様、『サークル』は彼らの初期の作品よりも親しみやすく、実験色は薄い」と評している[16]。
収録曲
[編集]全曲とも作詞はペッカ・カイヌライネンによる。
- シェイズ・オブ・グレイ - Shades of Gray – 5:28
- 作曲:エサ・ホロパイネン
- ミッション - Mission – 4:33
- 作曲:エサ・ホロパイネン
- ザ・ワンダラー - The Wanderer – 4:44
- 作曲:サンテリ・カリオ
- ナロウ・パス - Narrow Path – 4:23
- 作曲:サンテリ・カリオ
- ホープレス・デイズ - Hopeless Days – 5:09
- 作曲:エサ・ホロパイネン
- ナイトバーズ・ソング - Nightbird's Song – 5:01
- 作曲:トミ・コイヴサーリ
- イントゥ・ジ・アビス - Into the Abyss – 5:37
- 作曲:サンテリ・カリオ
- エンチャンテッド・バイ・ザ・ムーン - Enchanted by the Moon – 5:32
- 作曲:エサ・ホロパイネン
- ア・ニュー・デイ - A New Day – 6:00
- 作曲:エサ・ホロパイネン
日本盤ボーナス・トラック
[編集]デラックス・エディション盤(VIZP-115)には下記2曲とも収録され、通常盤(VICP-65139)及び2016年再発盤(VICP-65368)には「デッド・マンズ・ドリーム」のみ収録。
- デッド・マンズ・ドリーム - Dead Man's Dream
- 作曲:サンテリ・カリオ
- ニュー・ソング - New Song
- 作曲:エサ・ホロパイネン
デラックス・エディション盤ボーナスDVD
[編集]- サ・メイキング・オブ・サークル
- ナイトバーズ・ソング(ビデオ・クリップ)
- フォト・ギャラリー
参加ミュージシャン
[編集]- トミ・ヨーツセン - ボーカル
- エサ・ホロパイネン - リードギター
- トミ・コイヴサーリ - リズムギター
- サンテリ・カリオ - キーボード
- ニクラス・エテレヴォリ - ベース
- ヤン・レックベルガー - ドラムス
アディショナル・ミュージシャン
脚注・出典
[編集]- ^ Amorphis - Circle (CD, Album) at Discogs
- ^ a b finnishcharts.com - Amorphis - Circle
- ^ a b Amorphis | Longplay-Chartverfolgung - musicline.de
- ^ Amorphis - Circle - austriancharts.at
- ^ swedishcharts.com - Amorphis - Circle
- ^ ORICON STYLE
- ^ Amorphis - Circle - hitparade.ch
- ^ lescharts.com - Amorphis - Circle
- ^ ultratop.be - Amorphis - Circle
- ^ ultratop.be - Amorphis - Circle
- ^ a b Moody, Jon (2013年4月9日). “Interview - Niclas Etelävuori from Amorphis”. Seymour Duncan. 2016年6月22日閲覧。
- ^ 日本盤CD (VICP-65139)ライナーノーツ(伊藤政則、2013年3月11日)
- ^ a b “Amorphis: 'Circle' Album Audio Snippets, Track-By-Track Commentary”. Blabbermouth.net (2013年4月10日). 2016年6月22日閲覧。
- ^ finnishcharts.com - Amorphis - Circle
- ^ Amorphis | Awards | AllMusic
- ^ Lawson, Dom (2013年4月18日). “Amorphis: Circle - Review”. The Guardian. Guardian News and Media. 2016年6月22日閲覧。