サンダロール

サンダロール sandalore
別称 3-メチル-5-(2,2,3-トリメチルシクロペンタ-3-エン-1-イル)ペンタン-2-オール
識別情報
CAS登録番号	65113-99-7
SMILES CC(O)C(C)CCC1CC=C(C)C1(C)C
InChI InChI=1S/C14H26O/c1-10(12(3)15)6-8-13-9-7-11(2)14(13,4)5/h7,10,12-13,15H,6,8-9H2,1-5H3 Key: NGYMOTOXXHCHOC-UHFFFAOYSA-N
特性
化学式	C14H26O
モル質量	210.36 g mol−1
外観	無色ないし淡黄色の液体
匂い	強いサンダルウッド香
沸点	103～106℃（133Pa）
水への溶解度	不溶
溶媒への溶解度	アルコール、油類に可溶
危険性
引火点	＞100℃
関連する物質
関連する誘導体	C14H26Oを参照
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

サンダロール（英: sandalore）はシクロペンテン環を持つ第2級アルコールの一種。主に香料として使用される。

香料

カンホレンアルデヒドから合成される。サンダルウッド（ビャクダン）の香りを持ち、保留効果と石鹸や洗剤に使用した際の安定性に優れることから、ウッディ系の調合香料をはじめとして広く用いられる。ジボダン社のスペシャリティ香料で、通常は40%以下程度生じる副生物の6-(2,2,3-トリメチルシクロペンタ-3-エン-1-イル)ヘキサン-3-オールを含む。副生物は弱いムスク、ウッディ香を持ち、混入しても製品の香気には影響しない。光学異性体の存在が考えられるが、これまでに精査されていない。