カンホレンアルデヒド
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a-カンホレンアルデヒド a-campholenaldehyde[1] | |
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別称 2,2,3-トリメチル-3-シクロペンテン-1-アセトアルデヒド α-カンホレナール | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 4501-58-0 |
特性 | |
化学式 | C10H16O |
モル質量 | 152.23 g mol−1 |
外観 | 液体[1] |
匂い | 甘いウッディ香[1] |
沸点 |
112~160℃(533Pa) [1] |
危険性 | |
引火点 | 75 °C (167 °F; 348 K) [1] |
関連する物質 | |
関連する誘導体 | C10H16Oを参照 |
関連物質 | バクダノール サンダロール |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
α-カンホレンアルデヒド(英: α-campholenaldehyde)は、シクロペンテン環を持つアルデヒドの一種である。
香料
[編集]サンダルウッド香を持つ合成香料のサンダロールやバクダノール[3]の合成中間体となる。市販品の純度は約88%で、ビノカンホンなどが混在する[1]。
製法
[編集]α-ピネンに40%過酢酸を加え、塩化亜鉛と酢酸エチルを反応させることにより得られる。バッチ式より連続式反応の方が収率がよい。ゼオライトとギ酸を用いる方法や、液相接触反応による方法もある[1]。