サイエンスの幽霊
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『サイエンスの幽霊』 | |||||
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平沢進 の スタジオ・アルバム | |||||
リリース | |||||
録音 |
1990年1月 - 3月 KEY-STONE STUDIO KITTY IZU STUDIO | ||||
ジャンル |
テクノポップ プログレッシブ・ロック | ||||
レーベル | ポリドール | ||||
プロデュース |
有島(神尾)明朗 平沢進 見城裕一 | ||||
平沢進 アルバム 年表 | |||||
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平沢進関連のアルバム 年表 | |||||
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『サイエンスの幽霊』収録のシングル | |||||
『サイエンスの幽霊』(さいえんすのゆうれい)は、平沢進の2枚目となる『平沢初期ソロ3部作』のソロ2作目アルバム。1990年5月25日にポリドールより発売された。2020年12月2日に180g重量盤アナログレコードが発売された[1]。
解説
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- 後に「初期3部作」と呼ばれる、「科学と祈りのはざま」にあるリアリティをテーマとしたアルバムの2作目で、マッド・サイエンティストをキーワードとしたコンセプト・アルバム。ソロ作品としてはテクノ・ポップ的要素が強いが、ノイズ、ストリングス、アンデス民謡、カントリー&ウエスタンといった様々なジャンルの手法が用いられている。前作「時空の水」から1年も経たず発売され、前作より参加ミュージシャンが大幅に増えた。
収録曲
[編集]全作詞・作曲:平沢進(特記除く)、全編曲:平沢進
- 世界タービン - World Turbine
- ロケット - Rocket
- 1994年のライブでは、テクノポップ風にアレンジされた「ROCKET TECH」が演奏された。
- 2008年に「PHONON2551」でアレンジされて演奏。
- 2023年に「HYBRID PHONON 2566」にてさらにアレンジされて演奏。
- 追加公演の「HYBRID PHONON 2566+」ではギターソロが追加された。
- フィッシュ・ソング - Fish Song
- カウボーイとインディアン - Cowboy and Indian
- QUIT
- アウトロが非常に長く、最後に勝田"Dr.Ochanomizu"久による大爆笑が入る。ライブでは夢みる機械の語りが入ることもあった。
- ラストナンバーとして演奏されることが多く、初期の曲が多く演奏された「PHONON2550」や、2020年のライブ「会然TREK 2k20▼02」、2024 年の「HYBRID PHONON 2566+」でも
- ラストに演奏された。ただしAMIGAボイスは入っておらず、アウトロも演奏のみ。
- アモール・バッファー - Amor Buffer
- 夢みる機械 - Dreaming Machine
- 1994年のAdios Jayを最後に長らく演奏されていなかったが、2008年以降テスラコイルをフィーチャーして再び頻繁に演奏されるようになった。
- 2010年に『変弦自在』でアコースティック・ギターを中心にリアレンジされた。この時平沢は曲名を夢見る機械としていたが、CD収録時には元の表記のままとなっていた(今敏の同名の映画に対しても同じ表記をしており、スタッフに指摘されていた)。
- テクノの娘 - Techno Girl
- OVAシリーズ「バブルガムクライシス」の外伝作品「A.D.POLICE」のテーマ曲として使用。サウンドトラックにも収録された。
- FGG
- 2004年に『SWITCHED-ON LOTUS』でリアレンジされた 2023年に「HYBRID PHONON 2566」大阪公演1日目にてアレンジされて演奏された。
リリース履歴
[編集]リリース日 | レーベル | 規格 | 規格品番 | 備考 |
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1990年5月25日 | ポリドール | CD | POCH-1009 | オリジナル盤 |
2014年9月24日 | ユニバーサルミュージック | SHM-CD | UPCY-6910 | 全曲リマスタリング |
2020年12月2日 | LP | UPJY-9153 |
参加ミュージシャン
[編集]- 平沢進 - ボーカル・ギター・シンセサイザー・フィッシュ・ソングのエレクトリックベース
- Tuan Chin Kuan - 声(「世界タービン」)
- 錦城薫 - ボーカル(「世界タービン」)
- 戸川純 - ボーカル・バックグラウンド・ボーカル(「ロケット」・「カウボーイとインディアン」)
- 秋元一秀 - コーラス(「ロケット」)・エレクトリックベース(「フィッシュ・ソング」)
- 秋山勝彦、大田裕司、見城裕一、竹内修、平沢裕一(平沢の兄)、古川正弘 - コーラス(「ロケット」)
- 友田真吾 - ドラムス(「フィッシュ・ソング」)
- 綾部綠、大沢真人、桐山なぎさ、栗丸かおり、船山嘉秋、宮田浩久、両角里香、山本裕樹 - 弦(「フィッシュ・ソング」・「テクノの娘」)
- 梅津和時 - サックス・ノイズ(「カウボーイとインディアン」)
- 菊池又衛(実在した日本兵) - ナレーション(「QUIT」)
- 勝田"Dr. Ochanomizu"久 - 笑い(「QUIT」)
- 松本かよ - ストリングス・アレンジ(「フィッシュ・ソング」)・声(「テクノの娘」)
- AMIGA2500 - ナレーション(「QUIT」)
脚注
[編集]- ^ Inc, Lawson Entertainment. “Virtual Rabbit” (英語). HMV&BOOKS online. 2021年12月23日閲覧。