ゴリラ (1986年の映画)
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ゴリラ | |
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Raw Deal | |
監督 | ジョン・アーヴィン |
脚本 |
ゲイリー・M・デュヴォア ノーマン・ウェクスラー |
製作 | マーサ・シューマッカー |
製作総指揮 | ディノ・デ・ラウレンティス |
出演者 |
アーノルド・シュワルツェネッガー キャスリン・ハロルド ダーレン・マクギャヴィン サム・ワナメイカー ポール・シェナー スティーヴン・ヒル ジョー・レガルブート ロバート・デヴィ エド・ローター |
音楽 | トム・バーラー |
撮影 | アレックス・トムソン |
編集 | アン・V・コーツ |
配給 |
De Laurentiis Entertainment Group/Embassy Pictures 松竹富士 |
公開 |
1986年6月6日 1986年9月6日 |
上映時間 | 106分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $16,209,459[1] |
『ゴリラ』(原題: Raw Deal)は、1986年公開のアメリカ合衆国のアクション映画。
原題の「Raw deal」の意味は、「不当な扱い」や「ひどい仕打ち」等である。
日本版のポスター等におけるキャッチコピーは、「ビー・パワー・ハードボイルド 炸裂連弾!」。
あらすじ
[編集]行き過ぎた捜査活動により、FBIから地方の保安官へと左遷させられているカミンスキーは、FBI時代の友人ハリーから個人的に捜査の依頼を受ける。ハリーの息子の若い捜査官が、マフィアのボス、パトロヴィータの罪の重要証人を警護中、証人の抹殺に現れたマフィアの襲撃により殺害されたのだ。しかしFBI内にマフィアとの内通者が存在することに気付いたハリーは、正式な捜査ではパトロヴィータの罪を暴けないと判断し、息子の仇をとるべく、独自の捜査を頼んできたのであった。カミンスキーは自らの死を偽装して存在を抹消、別人を名乗りマフィアが闊歩する暗黒街へ潜入する。対立するマフィアを壊滅させ信頼を得ると、カミンスキーはパトロヴィータの組織に幹部として招き入れられる。同じく幹部のマックスからは疑念の目を向けられながらも、パトロヴィータに仕えながら潜入捜査を続けるカミンスキーだったが、正体に勘づいたパトロヴィータはカミンスキーに、目障りな警官が居るから始末するように指示を出す。カミンスキーはマックスらと共に、その警官の居る墓地に向かうが、標的であるその警官はハリーだった。
登場人物
[編集]- マーク・カミンスキー / ジョセフ・P・ブレナー
- 演 - アーノルド・シュワルツェネッガー
- 元FBI捜査官で、かつてのハリーの部下。行き過ぎた捜査活動により現在は田舎の保安官に左遷された。
- モニーク
- 演 - キャスリン・ハロルド
- パトロヴィータの賭博場に出入りしている女性。
- ハリー・シャノン
- 演 - ダーレン・マクギャヴィン
- 勤続27年のベテランFBI捜査官。同じくFBI捜査官となった息子を殺され、仇を取るべくマークに協力を依頼する。
- ルイジ・パトロヴィータ
- 演 - サム・ワナメイカー
- マフィアのボス。ライバルをつぶしていき、今の地位を手に入れた。
- パウロ・ロッカ
- 演 - ポール・シェナー
- パトロヴィータの参謀で、感情的になりがちなパトロヴィータを宥めたりもする一方、殺しが趣味といわれるほどの冷酷な男。
- マックス・ケラー
- 演 - ロバート・デヴィ
- ロッカの右腕。
- ベイカー
- 演 - エド・ローター
- 地元警察の人間。
- マーヴィン・バクスター
- 演 - ジョー・レガルブート
- 検事。マークを失職に追い込んだ男。
- マーティン・ラマンスキー
- 演 - スティーヴン・ヒル
- パトロヴィータのライバルマフィアのボス。
- エイミー・カミンスキー
- 演 - ブランチ・ベイカー
- マークの妻。田舎暮らしに辟易しており、そのことでマークと喧嘩が絶えない。
- ブレアー
- 演 - スティーブ・ホルト
- ハリーの息子。マフィアに撃たれて死亡。
キャスト
[編集]役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
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TBS版 | テレビ朝日版 (追加収録部分) | ||
マーク・カミンスキー / ジョセフ・P・ブレナー | アーノルド・シュワルツェネッガー | 銀河万丈 | 玄田哲章 |
モニーク | キャスリン・ハロルド | 弥永和子 | 小山茉美 |
ルイジ・パトロヴィータ | サム・ワナメイカー | 宮内幸平 | 富田耕生 (間宮康弘) |
パウロ・ロッカ | ポール・シェナー | 平林尚三 | 有川博 |
マックス・ケラー | ロバート・デヴィ | 千田光男 | 麦人 |
ベイカー | エド・ローター | 安田隆 | 池田勝 |
ハリー・シャノン | ダーレン・マクギャヴィン | 大塚周夫 | 加藤精三 (山本兼平) |
マーヴィン・バクスター | ジョー・レガルブート | 有本欽隆 | 富山敬 |
マーティン・ラマンスキー | スティーヴン・ヒル | 飯塚昭三 | 青野武 (多田野曜平) |
エイミー・カミンスキー | ブランチ・ベイカー | 高島雅羅 | 佐々木優子 |
その他 | 大山高男 喜多川拓郎 石塚運昇 伊井篤史 秋元羊介 他 |
宮本充 伊井篤史 堀之紀 秋元羊介 幹本雄之 小島敏彦 小川里永子 山口嘉三 瀬畑奈津子 中田和宏 星野充昭 長島雄一 鈴鹿千春 | |
演出 | 蕨南勝之 | 壺井正 | |
翻訳 | 入江敦子 | 平田勝茂 | |
調整 | 高橋久義 | ||
効果 | PAG | ||
プロデューサー | 上田正人 | ||
配給 | 東北新社 | ||
制作 | 東北新社 TBS |
グロービジョン | |
解説 | 荻昌弘 | 淀川長治 | |
初回放送 | 1988年4月5日 『ザ・ロードショー』 |
1991年8月18日 『日曜洋画劇場』 約92分[注釈 1] |
※ テレビ朝日版は2021年5月8日にWOWOWで放送される際、地上波放送時にカットされた部分を追加録音した「吹替補完版」が放送。故人などの各声優の部分は別の声優が代役を務める[2]。
地上波放送履歴
[編集]回数 | テレビ局 | 番組名 | 放送日 | 吹替版 |
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初回 | TBS | ザ・ロードショー | 1988年4月5日 | TBS版 |
2回目 | 水曜ロードショー | 1990年3月21日 | ||
3回目 | テレビ朝日 | 日曜洋画劇場 | 1991年8月18日 | テレビ朝日版 |
4回目 | 1993年8月15日 | |||
5回目 | 日本テレビ | 金曜ロードショー | 1995年2月3日 | |
6回目 | テレビ朝日 | 日曜洋画劇場 | 1996年7月7日 | |
7回目 | フジテレビ | ゴールデン洋画劇場 | 1998年7月25日 | |
8回目 | ゴールデンシアター | 2002年2月9日 | ||
9回目 | テレビ東京 | 木曜洋画劇場 | 2003年7月10日 | |
10回目 | 午後のロードショー | 2020年5月8日[3] | ||
11回目 | 2022年5月12日[4] |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “Raw Deal”. Box Office Mojo. 2019年6月4日閲覧。
- ^ “ゴリラ[吹替補完版]”. 2021年3月27日閲覧。
- ^ 午後エンタ 午後ロード「ゴリラ」金曜はシュワちゃん!(外部リンク)
- ^ 午後エンタ 午後ロード「ゴリラ」シュワがシカゴの暗黒街へ潜入!(外部リンク)
関連項目
[編集]- サティスファクション - 劇中のアクションシーンで使用されている楽曲。