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ゴリラ (1986年の映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ゴリラ
Raw Deal
監督 ジョン・アーヴィン
脚本 ゲイリー・M・デュヴォア
ノーマン・ウェクスラー
製作 マーサ・シューマッカー
製作総指揮 ディノ・デ・ラウレンティス
出演者 アーノルド・シュワルツェネッガー
キャスリン・ハロルド
ダーレン・マクギャヴィン
サム・ワナメイカー
ポール・シェナー
スティーヴン・ヒル
ジョー・レガルブート
ロバート・デヴィ
エド・ローター
音楽 トム・バーラー
撮影 アレックス・トムソン
編集 アン・V・コーツ
配給 アメリカ合衆国の旗 De Laurentiis Entertainment Group/Embassy Pictures
日本の旗 松竹富士
公開 アメリカ合衆国の旗 1986年6月6日
日本の旗 1986年9月6日
上映時間 106分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 $16,209,459[1]
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ゴリラ』(原題: Raw Deal)は、1986年公開のアメリカ合衆国アクション映画

原題の「Raw deal」の意味は、「不当な扱い」や「ひどい仕打ち」等である。

日本版のポスター等におけるキャッチコピーは、「ビー・パワー・ハードボイルド 炸裂連弾!」。

あらすじ

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行き過ぎた捜査活動により、FBIから地方の保安官へと左遷させられているカミンスキーは、FBI時代の友人ハリーから個人的に捜査の依頼を受ける。ハリーの息子の若い捜査官が、マフィアのボス、パトロヴィータの罪の重要証人を警護中、証人の抹殺に現れたマフィアの襲撃により殺害されたのだ。しかしFBI内にマフィアとの内通者が存在することに気付いたハリーは、正式な捜査ではパトロヴィータの罪を暴けないと判断し、息子の仇をとるべく、独自の捜査を頼んできたのであった。カミンスキーは自らの死を偽装して存在を抹消、別人を名乗りマフィアが闊歩する暗黒街へ潜入する。対立するマフィアを壊滅させ信頼を得ると、カミンスキーはパトロヴィータの組織に幹部として招き入れられる。同じく幹部のマックスからは疑念の目を向けられながらも、パトロヴィータに仕えながら潜入捜査を続けるカミンスキーだったが、正体に勘づいたパトロヴィータはカミンスキーに、目障りな警官が居るから始末するように指示を出す。カミンスキーはマックスらと共に、その警官の居る墓地に向かうが、標的であるその警官はハリーだった。

登場人物

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マーク・カミンスキー / ジョセフ・P・ブレナー
演 - アーノルド・シュワルツェネッガー
元FBI捜査官で、かつてのハリーの部下。行き過ぎた捜査活動により現在は田舎の保安官に左遷された。
モニーク
演 - キャスリン・ハロルド
パトロヴィータの賭博場に出入りしている女性。
ハリー・シャノン
演 - ダーレン・マクギャヴィン
勤続27年のベテランFBI捜査官。同じくFBI捜査官となった息子を殺され、仇を取るべくマークに協力を依頼する。
ルイジ・パトロヴィータ
演 - サム・ワナメイカー
マフィアのボス。ライバルをつぶしていき、今の地位を手に入れた。
パウロ・ロッカ
演 - ポール・シェナー
パトロヴィータの参謀で、感情的になりがちなパトロヴィータを宥めたりもする一方、殺しが趣味といわれるほどの冷酷な男。
マックス・ケラー
演 - ロバート・デヴィ
ロッカの右腕。
ベイカー
演 - エド・ローター
地元警察の人間。
マーヴィン・バクスター
演 - ジョー・レガルブート
検事。マークを失職に追い込んだ男。
マーティン・ラマンスキー
演 - スティーヴン・ヒル
パトロヴィータのライバルマフィアのボス。
エイミー・カミンスキー
演 - ブランチ・ベイカー
マークの妻。田舎暮らしに辟易しており、そのことでマークと喧嘩が絶えない。
ブレアー
演 - スティーブ・ホルト
ハリーの息子。マフィアに撃たれて死亡。

キャスト

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役名 俳優 日本語吹替
TBS テレビ朝日
(追加収録部分)
マーク・カミンスキー / ジョセフ・P・ブレナー アーノルド・シュワルツェネッガー 銀河万丈 玄田哲章
モニーク キャスリン・ハロルド 弥永和子 小山茉美
ルイジ・パトロヴィータ サム・ワナメイカー 宮内幸平 富田耕生
間宮康弘
パウロ・ロッカ ポール・シェナー 平林尚三 有川博
マックス・ケラー ロバート・デヴィ 千田光男 麦人
ベイカー エド・ローター 安田隆 池田勝
ハリー・シャノン ダーレン・マクギャヴィン 大塚周夫 加藤精三
山本兼平
マーヴィン・バクスター ジョー・レガルブート 有本欽隆 富山敬
マーティン・ラマンスキー スティーヴン・ヒル 飯塚昭三 青野武
多田野曜平
エイミー・カミンスキー ブランチ・ベイカー 高島雅羅 佐々木優子
その他 大山高男
喜多川拓郎
石塚運昇
伊井篤史
秋元羊介
宮本充
伊井篤史
堀之紀
秋元羊介
幹本雄之
小島敏彦
小川里永子
山口嘉三
瀬畑奈津子
中田和宏
星野充昭
長島雄一
鈴鹿千春
演出 蕨南勝之 壺井正
翻訳 入江敦子 平田勝茂
調整 高橋久義
効果 PAG
プロデューサー 上田正人
配給 東北新社
制作 東北新社
TBS
グロービジョン
解説 荻昌弘 淀川長治
初回放送 1988年4月5日
ザ・ロードショー
1991年8月18日
日曜洋画劇場
約92分[注釈 1]

※ テレビ朝日版は2021年5月8日にWOWOWで放送される際、地上波放送時にカットされた部分を追加録音した「吹替補完版」が放送。故人などの各声優の部分は別の声優が代役を務める[2]

地上波放送履歴

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回数 テレビ局 番組名 放送日 吹替版
初回 TBS ザ・ロードショー 1988年4月5日 TBS版
2回目 水曜ロードショー 1990年3月21日
3回目 テレビ朝日 日曜洋画劇場 1991年8月18日 テレビ朝日版
4回目 1993年8月15日
5回目 日本テレビ 金曜ロードショー 1995年2月3日
6回目 テレビ朝日 日曜洋画劇場 1996年7月7日
7回目 フジテレビ ゴールデン洋画劇場 1998年7月25日
8回目 ゴールデンシアター 2002年2月9日
9回目 テレビ東京 木曜洋画劇場 2003年7月10日
10回目 午後のロードショー 2020年5月8日[3]
11回目 2022年5月12日[4]

脚注

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注釈

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  1. ^ Blu-ray Disc収録

出典

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関連項目

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外部リンク

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