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コヒョウモンモドキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コヒョウモンモドキ
コヒョウモンモドキ標本
保全状況評価
絶滅危惧IB類環境省レッドリスト
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: 鱗翅目(チョウ目) Lepidoptera
上科 : アゲハチョウ上科 Papilionoidea
: タテハチョウ科 Nymphalidae
: Mellicta
: M. ambigua
亜種 : コヒョウモンモドキ
M. a. ambigua
学名
Mellicta ambigua niphona Butler,1878)[1]
和名
コヒョウモンモドキ

コヒョウモンモドキは日本に分布するタテハチョウ科チョウ。コヒョウモンモドキの分類にかんしては議論があるが、本項では 松田 (1996) に従い、Mellicta ambigua亜種 Mellicta ambigua niphona とする。

本種は,種の保存法で,希少野生動植物種に追加指定(令和5年1月11日施行)され,全ての場所で採集が禁止されました。したがって,「あげる,売る,貸す/もらう,買う,借りる」なども,有償,無償を問わず原則として禁止で,違反した場合は,個人では,5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金,法人では,罰金1億円となります。

分布

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日本列島朝鮮半島および中国東北部に分布する[1]。日本では関東地方北部から中部地方に分布域があるが[2]絶滅した地域もある[3]。基亜種である ssp. ambiguaアムール川ウスリー川の流域に分布する[1]

生態

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幼虫の食草としてクガイソウが知られている[1]

脚注

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参考文献

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  • 高橋, 昭、田中, 蕃、若林, 守男『カラー自然ガイド 5) 日本の蝶 II』保育社、1973年。 
  • 松田, 真平 (1996). “日本産コヒョウモンモドキの分類学的地位”. 蝶と蛾 (日本鱗翅学会) 47 (1): 59-68. doi:10.18984/lepid.47.1_59. ISSN 0024-0974. NAID 110007630732. https://doi.org/10.18984/lepid.47.1_59. 
  • コヒョウモンモドキ”. 日本のレッドデータ検索システム. 野生生物調査協会 (2007-2021). 2021年9月11日閲覧。